総説・解説記事等 - 藤井 佳世
件数 20 件-
中西さやか著『ドイツの幼児教育におけるビルドゥングーー子どもにとっての学びを問い直す』(書評)
藤井佳世
教育学研究 91 ( 1 ) 126 - 129 2024年3月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 単著
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丸橋静香著『討議倫理学と教育ーアーペル、ヨナス、ハーバーマスのあいだ』(書評)
藤井佳世
図書新聞 ( 3624 ) 2024年1月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 単著
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教育実践と教育学研究の未来について考える(第70回大会シンポジウム報告)
上坂保仁・藤井佳世・神林寿幸・神田正美・山西優二
関東教育学会紀要 50 77 - 89 2023年10月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 共著
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人間形成・自己形成・アイデンティティ形成ー人間形成論的ビオグラフィー研究の来し方行く末を見据えてー
鳥光美緒子,野平慎二,藤井佳世,溝上慎一.山田浩之
教育哲学研究 127 111 - 118 2023年5月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 共著
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討議倫理学から見る道徳教育の展望と課題
藤井佳世
「星野君の二塁打」の総合的研究(令和2年度〜令和4年度科学研究費補助金研究成果報告書) 85 - 93 2023年3月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 単著
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未来社会に向けた複合型教育理論
藤井佳世
教育哲学研究 126 44 - 46 2022年11月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 単著
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ガート・ビースタ著、田中智志・小玉重夫監訳『教育の美しい危うさ』(図書紹介)
藤井佳世
教育哲学研究 125 132 - 134 2022年5月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 単著
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人間形成概念の再検討ー理論と経験をつなぐには
野平慎二,藤井佳世,伊藤敦広, 平田仁胤, 鳥光美緒子
教育哲学研究 123 107 - 113 2021年5月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 共著
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白銀夏樹著『アドルノの教育思想ー「アウシュヴイッツ以後」の啓蒙』(書評)
藤井佳世
近代教育フォーラム 29 214 - 217 2020年9月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 出版者・発行元:教育思想史学会 単著
アドルノの教育思想から導き出される回避の教育は、言語に回収されない人間形成を考える上では欠かすことのできない重要な側面であるが、コミュニケーションの多様さと社会形成の視点を取り入れた市民的公共圏を想定することや啓蒙と学校教育の語り直しなど、学校と社会の結びつきをより十分に論じる必要があったのではないかと指摘した。
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ガート・ビースタ著、上野正道監訳『教えることの再発見』(図書紹介)
藤井佳世
教育学研究 86 ( 2 ) 165 - 166 2019年6月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 単著
主体化と教えることを結びつけるビースタの著書の内容を整理し、社会化や資格化とは異なる教育の考え方について紹介した。
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巻頭言
藤井佳世
近代教育フォーラム 27 2018年9月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:教育思想史学会 単著
高等教育における教育思想史の役割について、教育と研究の両方の視点から述べた。主に、国際学会を通したネットワーク化による研究の拡大、これまでの教育思想史研究の知の蓄積をもとにした初学者向けの取り組み、教員養成における実践と結びつく教育思想史の可能性について論じた。
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人間形成論的ビオグラフィー研究の進め方ーインタビューから解読まで
鳥光美緒子, 藤井佳世, 野平慎二
近代教育フォーラム 27 134 - 135 2018年9月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:教育思想史学会 共著
ドイツで進められている人間形成論に方向づけられたビオグラフィ研究に倣い、インタビューを行い、その事例を実際に解釈した報告であり、その報告について指定討論者とフロアの参加者と議論した内容についてまとめたものである。インタビューの相互性を解釈に取り入れるかどうかなど、インタビューの解釈方法は、今後の課題であることを示した。
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変容としての人間形成ー理論と経験の間ー
野平慎二, 藤井佳世, 鳥光美緒子
教育哲学研究 117 119 - 125 2018年5月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:教育哲学会 共著
ドイツにおける人間形成論に方向づけられたビオグラフィ研究の代表的研究者であるコラーによる変容としての人間形成過程について検討したものである。コラーの理論は、漸進的な変容過程として人間形成を描いており、劇的な変容をとりあげているわけではないことを確認した。今後は、日本においても事例と方法論とを往還させながら進めていく必要を述べた。
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第20回研究集会「『特別の教科 道徳』への対応を検討する」に参加して
藤井佳世
「特別の教科 道徳」への対応を検討する(日本教育方法学会第20回研究集会報告書) 31 - 31 2017年10月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:教育方法学会研究推進委員会編 単著
「特別の教科 道徳」においては、シティズンシップにつながるような道徳的意味の多様性と衝突を前提にする道徳理解が必要であること、学校における道徳授業の内容項目を相対化するための道徳マップの必要性について述べた。また、道徳におけるケアと連帯の関係について考えていく必要を述べた。
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「特別の教科 道徳」に向けた話し合い活動を中心とする授業の方法と課題
藤井佳世
平成28年度 総合的な教師力向上のための調査研究事業成果報告書 65 - 80 2017年3月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 単著
中学校における「特別の教科 道徳」の話し合い活動の方法と課題について考察したものである。考える道徳、議論する道徳としての授業では、生徒が考えたいと思う内容であることや他者の考えを聴いてみたいという気持ちが湧いてくるプロセスをデザインすること、他者と自己の意見の違いについて視覚を通して確認できることが鍵となると述べた。
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ガート・ビースタ著, 藤井啓之・玉木博章訳『よい教育とはなにか』(書評)
藤井佳世
図書新聞 ( 3258 ) 2016年6月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等 単著
測定時代においてよい教育が追求される中、ビースタは教育理念の重要性と測定からこぼれ落ちる教育の側面を論じつつ、ドイツ教育思想と対峙している点を指摘した。
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ガート・ビースタ著, 上野正道・藤井佳世・中村(新井)清二訳『民主主義を学習する-教育・生涯学習・シティズンシップ』(自著紹介)
藤井佳世
近代教育フォーラム 24 193 - 193 2015年9月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:教育思想史学会 単著
『民主主義を学習する』の理論的背景と枠組みについて説明したものである。現代思想を積極的にとりいれるだけではなく、大陸思想と英米思想を結びつけ、オリジナルな理論を提案しているビースタは、民主主義の学習と政治的な主体について議論している。また、翻訳書の表紙は原著の表紙と同じ写真を使用しており、そこには内容と関わる象徴的意味があることも述べた。
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討議倫理学が拓く道徳教育の新しい可能性-ハーバーマス『道徳意識とコミュニケーション行為』を中心に
藤井佳世, 上地完治
日本教育学会大會研究発表要項72 98 - 99 2013年8月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議) 共著
教育と道徳教育の研究領域において、ハーバーマスの討議倫理学がどのように捉えられており、その課題や限界と共に可能性について考察を行なった。とりわけ、ハーバーマスの道徳理論における形式的特徴と普遍的特徴について吟味した。このことは、討議倫理学における規範と価値の分離につながる問題であり、生活実践をどのように解釈するかという課題があることを述べた。
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教育・公共・学校の三重奏
藤井佳世
公共的良識人 ( 238 ) 4 - 4 2011年9月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 単著
生の領域における「教育の公共世界」について述べたものである。キティの思想を手がかりに、学ぶことと生きることは誰かの手をかりなければ成立しないという観点から、依存関係をベースにだれもが参加できる世界を構想することを提案した。
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補償 歴代理事・編集委員一覧とその社会的活動
岡部美香,小林万里子,日暮トモ子,藤井佳世
教育哲学研究100号記念特別号 377 - 389 2009年11月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 共著
教育哲学会の創設(1957年)から2007年までの歴代理事と編集委員を資料化し、さらに、中央教育審議会のメンバーとの重なりについても調べ、教育哲学の制度的位置づけを意識しながら一覧資料を作成した。