科研費(文科省・学振)獲得実績 - 藤山 知加子
件数 10 件-
砂利とコンクリートの耐荷機構に着目した砂利化抵抗性の高い橋梁床版の開発
研究課題/領域番号:22020 2023年4月 - 2028年3月
基盤研究(B)
代表者:藤山知加子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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持続可能社会実現に貢献する縮重合反応を基本とする新しいアルカリ活性材料の開発
2022年4月 - 2026年3月
基盤研究(A)
代表者:一宮 一夫
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
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広帯域環境下にあるセメント系複合材料の耐久性力学と構造性能評価
2020年4月 - 2023年3月
基盤研究(A)
代表者:前川宏一
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
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NDTと構造解析とのデータ同化による道路床版の余寿命評価システムの研究開発
2018年4月 - 現在
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:田中泰司
資金種別:競争的資金
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地盤の液状化メカニズムに立脚したコンクリート砂利化機構の解明
2016年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:藤山知加子
資金種別:競争的資金
湿潤状態で繰返し作用をうける我が国の道路橋鉄筋コンクリート床版で多くみられるコンクリートの「砂利化」と言われる現象について,その原因のひとつがコンクリート細孔中の凝縮水の水圧上昇によるコンクリート骨格の破壊であるという仮説を,地盤の液状化発生メカニズムに立脚した実験と理論から検証することが,本研究の目的である.
このため,昨年に引き続き,コンクリートのマトリックスにおける微細ひび割れの発生と水圧の上昇を想定した繰返し圧縮試験と,ひび割れへの水の浸入とすり磨きを想定した繰返し一面せん断試験を行った。
水圧試験では,繰返し圧縮力より,ひび割れがある中で水圧が発生する方がひび割れ密度が大きくなる傾向であった。また,ひび割れ密度は,圧縮力の繰り返し回数の多少より,載荷重の影響が大きかった。ひび割れを通じて水圧が供試体全体に作用しモルタル部を粉砕するのと同時に間隙水圧上昇が損傷を促進したと考えられた。よって,比較的大きなひび割れが発生したコンクリートに対して,圧縮応力と水圧が作用した状態で,砂利化が進行すると考えられた。
一面せん断試験では,ひび割れ面には砂利化の兆候を示す粉体が確認され,その量は水浸供試体のほうが多いことを示した。粉体質量は水平変位両振幅および垂直変位(沈下量)が大きくなると増加し,正の相関が見られた。繰返しせん断中は,沈下と膨張を繰返しながら,沈下が進行していくことがわかった。この傾向は,緩い砂の繰返しせん断に伴う体積収縮挙動,すなわち液状化と類似することを示した。 -
実物モデルを用いた性能評価に基づく高耐久コンクリート床版の開発と実装
2015年4月 - 2017年3月
科学研究費補助金 基盤研究(A)
代表者:岩城一郎
資金種別:競争的資金
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細孔内自由水の移動によるコンクリート粘性発現機構の解明と支配的空隙スケールの特定
2014年4月 - 2016年3月
科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究
代表者:藤山知加子
資金種別:競争的資金
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コンクリート細孔に存在する凝縮水の圧力変動と移動による構造物動的応答の変化
2012年4月 - 2016年3月
科学研究費補助金 若手研究(A)
代表者:藤山知加子
資金種別:競争的資金
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頑健な繊維補強セメント系複合材料の実用化のための施工から構造性能までの統合評価
2012年4月 - 2014年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:長井 宏平
資金種別:競争的資金
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繰返し荷重を受けるコンクリート構造物のひび割れ間に介在する水の動態特性
2012年4月 - 2013年3月
科学研究費補助金 研究活動スタート支援
代表者:藤山知加子
資金種別:競争的資金