Grant-in-Aid for Scientific Research -
about 7-
海色リモートセンシングによる沿岸域のための固有光学特性推定法の開発
Grant number:22H05716 2022.6 - 2024.3
横浜国立大学
Investigator(s):比嘉紘士
Authorship:Principal investigator
本研究では,高い生物生産性と生物多様性を有する沿岸環境を対象として,植物プランクトン種組成推定の基礎パラメーターとなる水中の固有光学特性(IOP)に着目し,光環境が複雑な沿岸域において高精度に汎用的にIOPsを推定する新しいアルゴリズムを開発する.また,ハイパースペクトルセンサーを含む最新の高分解能の海色衛星データを使用し,沿岸域においてIOPsの広域推定を試みる.本計画の達成のため,本研究では,沿岸域において水質・光学観測を実施すると共に,既存の全球及び複数の沿岸域の光学・水質実測値を使用し,光学的特性に基づく水塊分類手法を組み合わせ,従来のIOPs推定の適用限界の拡張を目指す.
-
降雨特性を反映した都市沿岸域の雨天時越流水に伴う糞便汚染の類型化と低減策の評価
Grant number:23H01542 2023.4 - 2026.3
Grant-in-Aid for Scientific Research(B)
Investigator(s):古米弘明
Authorship:Coinvestigator(s) Grant type:Competitive
都市沿岸域の水辺空間で快適に水遊びを行うためには、合流式下水道雨天時越流水起因の糞便汚染に伴う健康リスクを管理することが重要である。本研究では、夏季の連日採水調査をお台場海浜公園で実施するとともに、沿岸域における糞便汚染状況を再現可能な開発済みの3次元流動水質モデルを用いて、降雨特性に基づいて類型化された降雨タイプごとに、大腸菌等の濃度変化データベース構築を行う。そして、降雨特性と発生降雨時の潮汐条件を考慮して海水浴の可否を判断できる予報システムの開発を行う。さらに、合流改善対策として導入された雨水滞水池、高速ろ過処理施設や市街地における雨水流出抑制施設による汚染低減効果を定量的に評価する。
-
画像解析によるマングローブ水域おけるプラスチック汚染実態把握と生態系への影響評価
2020.10 - 2023.3
科学研究費補助金 Fostering Joint International Research (B)
Investigator(s):古米弘明
Grant type:Competitive
プラスチックゴミ問題を抱えるマレーシアの沿岸域におけるマングローブ林に焦点を当てて、プラスチックゴミの主発生源となる市街地から流出、河川を通じた流下と流下過程での変換、マングローブへの輸送・蓄積、マイクロプラスチック(MPs)による毒性影響評価に関する研究を実施する。その際、定点観測カメラやUAV空撮による画像に加えて衛星画像を取得して、プラスチックごみの輸送や存在状況を把握するモニタリング技術の開発を試みる。また、マングローブ生態系における二枚貝の環境浄化機能、MPs付着の薬剤耐性細菌群集解析,MPs汚染による毒性影響評価、太陽光を利用する光触媒作用による効果的な環境修復処理技術も検討する。
-
水色リモートセンシングによる沿岸域・湖沼に特化した大気補正及び水質推定手法の提案
2020.4
科学研究費補助金 Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
Investigator(s):比嘉紘士
Grant type:Competitive
-
沿岸域における陸域と水域を網羅的に捉えるリモートセンシング手法の開発
2017.10
科学研究費補助金
Investigator(s):比嘉紘士
Grant type:Competitive
-
閉鎖性水域における干潟・藻場生態系に対する貧酸素・青潮影響の解析
2015.4 - 2016.3
科学研究費補助金 Grant-in-Aid for JSPS Fellows
Investigator(s):比嘉紘士
Grant type:Competitive
-
衛星リモートセンシングを用いた内湾におけるクロロフィル・SS同時推定法の提案
2012.4 - 2015.3
科学研究費補助金 Grant-in-Aid for JSPS Fellows
Investigator(s):比嘉紘士
Grant type:Competitive