石川 正弘 (イシカワ マサヒロ)

ISHIKAWA Masahiro

所属組織

大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門

職名

教授

生年

1967年

研究キーワード

南極、地質学、人新世、都市科学、岩石物性、地球科学

メールアドレス

メールアドレス

関連SDGs




ORCID  https://orcid.org/0000-0003-1628-3116

写真a

代表的な業績 【 表示 / 非表示

直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示

  • 【論文】 Nd isotopic evolution of Archean tonalitic-granodioritic rocks of the Napier Complex, East Antarctica(Journal of Mineralogical and Petrological Sciences)   2023年

    【論文】 Zircon geochronology of high-grade metamorphic rocks from outcrops along the Prince Olav Coast, East Antarctica: Implications for multi-thermal events and regional correlations(Journal of Mineralogical and Petrological Sciences)  2023年

    【著書】 令和2年度日本海地震津波調査プロジェクト報告書  2021年10月

    【著書】 平成31年度日本海地震津波調査プロジェクト報告書  2021年02月

    【著書】 活断層の評価に関する調査研究「断層帯深部形状の評価に関する活断層調査研究」令和元年度報告書:3.4断層帯周辺の岩石物性に基づく地震発生層推定  2020年03月

学歴 【 表示 / 非表示

  • 1991年4月
    -
    1995年3月

    東北大学   理学研究科   地学専攻   博士課程   修了

  • 1989年4月
    -
    1991年3月

    東北大学   理学研究科   地学専攻   修士課程(博士前期課程)   修了

  • 1985年4月
    -
    1989年3月

    東北大学   理学部   地学科   卒業

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(理学) - 東北大学

学内所属歴 【 表示 / 非表示

  • 2012年7月
    -
    現在

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   教授  

  • 2007年4月
    -
    2012年6月

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   准教授  

  • 2001年4月
    -
    2007年3月

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   助教授  

  • 1999年4月
    -
    2001年3月

    専任   横浜国立大学   教育人間科学部   助教授  

  • 1997年10月
    -
    1999年3月

    専任   横浜国立大学   教育学部   講師  

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 2018年7月
    -
    2019年3月

      第60次日本南極地域観測隊   先遣隊員

  • 2009年7月
    -
    2010年3月

      第51次日本南極地域観測隊   地圏隊員

  • 1996年7月
    -
    1997年3月

      第38次日本南極地域観測隊   地学隊員

  • 1992年7月
    -
    1993年3月

      第34次日本南極地域観測隊   地学隊員

  • 1991年7月
    -
    1992年3月

      第33次日本南極地域観測隊   地学隊員

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 1988年12月
    -
    現在
     

    日本地質学会

  • 2007年9月
    -
    現在
     

    日本鉱物科学会会員

  • 2009年1月
    -
    現在
     

    日本地球惑星科学連合

  • 2004年
    -
    現在
     

    アメリカ地球物理連合

  • 1993年10月
    -
    2007年9月
     

    岩石鉱物鉱床学会

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 自然科学一般 / 固体地球科学

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 日本海東縁ひずみ集中帯の地殻構造の岩石学的イメージング

    科学研究費補助金  

    研究期間:

  • 地殻流体:その実態と沈み込み変動への役割

    科学研究費補助金(学術創成研究費)  

    研究期間:

  • 極域から探る固体地球ダイナミクス:南極セールロンダーネ山地の地質学的研究

    その他の研究制度  

    研究期間:

  • 南極大陸の岩石物性に関する研究

    研究期間:

  • マダガスカル中央東部の地質学的研究

    研究期間:

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著書 【 表示 / 非表示

  • 都市科学事典

    横浜国立大学都市科学部 (編集)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 6-4-2 プレートテクトニクスと地震)

    春風社  2021年3月   [査読有り]

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    総ページ数:1026   担当ページ:564-565   記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

  • 都市を複眼的に思考する : 第5回都市科学シンポジウム : 報告書

    横浜国立大学都市科学部, 藤掛 洋子, 石川 正弘, 三浦 倫平 ( 担当: 単著)

    横浜国立大学都市科学部  2022年 

    CiNii

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • 地質・水循環と水源地の地球科学的リスク-地球科学

    有馬眞, 石川正弘( 担当: 共著)

    佐土原聡編集, 『時空間情報プラットフォーム: 環境情報の可視化と協働』,p.56-73,東京大学出版  2010年 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • Laboratory measurements of ultrasonic wave velocities of crustal rocks at high pressures and temperatures: petrological structure of Izu-Bonin-Mariana Arc crust.

    Masahiro Ishikawa, Makoto Arima( 担当: 共著)

    Springer-Verlag New York  2009年  ( ISBN:978-1-4419-03

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    記述言語:英語 著書種別:学術書

  • 丹沢変成岩類 丹沢深成岩類

    石川正弘, 有馬眞( 担当: 共著)

    日本地方地質誌〈4〉中部地方 朝倉書店  2006年 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

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学位論文 【 表示 / 非表示

  • Structural and metamorphic evolution of granulite to amphibolite-facies terrane along Lützow-Holm Bay and Prince Olav Coast, East Antarctica: implications for deep crustal deformation and uplift

    Masahiro Ishikawa

    1995年3月

    学位論文(博士)   単著  

論文 【 表示 / 非表示

  • Nd isotopic evolution of Archean tonalitic-granodioritic rocks of the Napier Complex, East Antarctica

    Satoko SUZUKI, Tomokazu HOKADA, Masahiro ISHIKAWA, Takuji HAMAMOTO

    Journal of Mineralogical and Petrological Sciences   118   2023年  [査読有り]

    DOI

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   単著  

  • Zircon geochronology of high-grade metamorphic rocks from outcrops along the Prince Olav Coast, East Antarctica: Implications for multi-thermal events and regional correlations

    Ippei Kitano, Tomokazu Hokada, Sotaro Baba, Atsushi Kamei, Yoichi Motoyoshi, Prayath Nantasin, Nugr … 全著者表示

    Journal of Mineralogical and Petrological Sciences   2023年  [査読有り]

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   単著  

  • Brine Infiltration in the Middle to Lower Crust in a Collision Zone: Mass Transfer and Microtexture Development Through Wet Grain–Boundary Diffusion

    Higashino, F., Kawakami, T., Tsuchiya, N., Satish-Kumar, M., Ishikawa, M., Grantham, G.H., Sakata, … 全著者表示

    Journal of Petrology   60   329 - 358   2019年2月  [査読有り]

    DOI

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著  

    Brine-induced microtexture formation in upper amphibolite to granulite facies lower crust is investigated using a garnet–hornblende (Grt-Hbl) selvage developed along a planar crack discordantly cutting the gneissic structure of an orthopyroxene-bearing gneiss (central Sør Rondane Mountains, East Antarctica). The Cl contents of hornblende and biotite, K contents of hornblende and the thickness of relatively Na-rich rims of plagioclase decrease with distance from the center of the Grt–Hbl selvage (inferred position of the crack). Biotite and hornblende arrangement defining the gneissic structure can be traced into the selvage, suggesting that the wall-rock was overprinted by the selvage formation. Addition and loss of elements to the wall-rock was examined using Zr as an immobile element. Trace elements that tend to be mobile in brines rather than in melts are added to the wall-rock, indicating that the Grt–Hbl selvage was formed by the advection of NaCl–KCl brine into a thin crack. Plagioclase in the wall-rock shows a discontinuous drop of anorthite content at the rim, indicating that coupled dissolution–reprecipitation took place and the grain boundaries were once wet. Trace element concentrations in the wall-rock minerals decrease with distance from the crack, and, in most cases show exponentially decreasing/increasing profiles depending on the elements. These profiles are best modelled by a diffusion equation, suggesting that the wet grain–boundary diffusion in the wall-rock minerals controlled the observed mass transfer and resulted in dissolution–reprecipitation of mineral rims.

    その他リンク: https://academic.oup.com/petrology/article-abstract/60/2/329/5253185?redirectedFrom=fulltext

  • 高温変成作用下における塩水流入時の物質移動・鉱物組成変化プロセス

    東野 文子, 河上 哲生, 土屋 範芳, サティシュ クマール, 石川 正弘, グランサム ジェフ, 坂田 周平, 平田 岳史

    日本地質学会学術大会講演要旨   2018 ( 0 )   2018年

    DOI

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本地質学会   共著  

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

    その他リンク: https://ci.nii.ac.jp/naid/130007690610

  • 最大1.0GPa、800℃条件下における曹灰長石多結晶体の弾性波速度測定

    本多 聡子, 石川 正弘

    日本鉱物科学会年会講演要旨集   2018 ( 0 )   2018年

    DOI

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人日本鉱物科学会   共著  

    Plagioclase is a major constituent mineral in the Earth's crust. We prepared the samples of polycrystalline labradorite and measured compressional wave velocities (Vp) and shear (Vs) wave velocities. Ultrasonic measurements on these samples were conducted up to 1.0 GPa in a temperature range of 25-800°C in a piston cylinder apparatus.

    その他リンク: https://ci.nii.ac.jp/naid/130007786200

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作品・芸術・データベース等 【 表示 / 非表示

  • 南極大陸リュツォホルム湾における地質調査研究

    石川正弘

    2018年11月 - 2019年2月

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    作品分類:その他  

  • オマーン国、アハダル山脈に分布するオマーンオフィオライトに関する地質調査

    2012年12月

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    作品分類:その他  

  • オマーン国、アハダル山脈に分布するオマーンオフィオライトに関する地質調査

    2012年1月

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    作品分類:その他  

  • オマーン国、アハダル山脈に分布するオマーンオフィオライトに関する地質調査

    2011年11月

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    作品分類:その他  

  • 南極大陸セールロンダーネ山地における地質調査研究

    2009年11月 - 2010年2月

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    作品分類:その他  

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 南極地域観測功労者表彰

    2010年04月    

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • グラファイトのマントル粘性への影響―初期地球リソスフェア軟化の解明―

    2018年4月 - 2021年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    代表者:石川正弘

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    資金種別:競争的資金

  • 地殻流体の実態と島弧ダイナミクスに対する役割の解明

    2014年7月 - 2019年3月

    科学研究費補助金  新学術領域研究

    代表者:飯尾能久

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    資金種別:競争的資金

  • 日本海東縁ひずみ集中帯の地殻構造の岩石学的イメージング

    2011年4月 - 2014年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    代表者:石川正弘

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    資金種別:競争的資金

  • 地震波で診る地殻流体

    2011年 - 2013年3月

    科学研究費補助金  新学術領域研究

    代表者:松澤 暢

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    資金種別:競争的資金

  • 地殻部分融解域のポアソン比に関する高温高圧測定実験

    2007年4月 - 2010年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

    代表者:有馬 眞

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    資金種別:競争的資金

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 島弧地殻深部岩石と温度構造

    石川 正弘、松本 拓己

    日本地球惑星科学連合 

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    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 人新世のリスク:環境・都市・社会

    石川 正弘、板垣 春香、才畑 真子、関戸 一樹

    日本地球惑星科学連合 

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    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • プラネタリー・バウンダリーと社会

    石川 正弘

    日本地質学会学術大会講演要旨  2022年9月  一般社団法人 日本地質学会

    DOI CiNii Research

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語   会議種別:その他  

    <p>現代は都市が地球上で急激に拡大する時代であり、経済活動のグローバル化によってグローバルサウスにおける労働力と地球環境の搾取が急拡大する時代でもある。 Rockström et al. (2009)はプラネタリー・バウンダリーという概念を導入し、地球環境を9つの項目(気候変動、海洋酸性化、成層圏オゾンの破壊、窒素・リン循環、淡水利用、土地利用変化、生物多様性損失、大気エアロゾル負荷、化学物質汚染)に区分して、それぞれの臨界点の具体的な評価を行った。ミレニアム開発目標(MDGs)にロックストロームらの唱えたプラネタリー・バウンダリーの概念を取り込んだものが、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)である。人類が抱える都市・社会・環境に関する様々な問題やリスクは、グローバル・ローカルな問題でもあり、世代間格差の問題でもあり、多面的である。問題解決のためには分野の枠を超えて、都市・社会・環境などの複眼的に視点から思考することが求められている。 O’Neillほか(2018)は“A good life for all within planetary boundaries”という論文において社会的課題11項目(人生の満足度、平均余命、栄養、衛生、所得貧困、エネルギーへのアクセス、教育、ソーシャルサポート、民主的な品質、平等、雇用)と地球環境課題7項目(二酸化炭素の排出、リンによる環境負荷、窒素による環境負荷、淡水資源(水資源)、土地利用変化、エコロジカルフットプリント、マテリアルフットプリント)を国別に評価している。この評価についてはUniversity of LeedsのA Good Life For All Within Planetary Boundariesのホームページ(https://goodlife.leeds.ac.uk/)にて参照可能である。社会的課題11項目の達成数と地球環境課題7項目の違反項目をそれぞれ縦軸と横軸にプトットした結果は大変興味深い。社会的課題の解決項目が多く豊かな社会を築いている国々(米国、日本など)は地球環境課題の違反項目が多い。つまり、地球環境を過剰に搾取した国だけが、国民の人生の満足度が高く、健康的な生活を送り、栄養も十分摂取でき、衛生レベルも高く、所得が高く、電気エネルギーを簡単に利用でき、教育水準も高く、ソーシャルサポートも十分であり、民主的・平等な社会であり、雇用の機会が十分にあるような社会を構築できている。対照的に、社会的課題の解決項目が少ない国(例えば、フィリピン)は地球環境課題の違反項目が少ない(地球環境の搾取が非常に小さい)。地球環境課題の違反項目が多いにもかかわらず、社会的課題があまり解決されていない国も多く存在する(例えば、パラグアイ)。このタイプの国は地球環境の搾取で得られるはずのベネフィットが自国民に還元されておらず、他国のために地球環境を搾取していることになる。まさに、経済活動のグローバル化によってグローバルサウスにおける労働力と地球環境の搾取が行われている例であろう。持続可能性という視点から唯一希望的な国家がベトナムである。地球環境課題の違反項目が少ないにもかかわらず、国家として社会的課題の解決に積極的に取り組んでいる。社会的課題の解決項目が少ない国にとってベトナムはモデルケースとなると期待される。 人新世における人類の活動は急激に増大しており、経済活動のグローバル化に伴って、地球環境に及ぼす影響は広範囲かつ回復不可能な領域に達しいる可能性が高くなっている。地球環境のレジリエンス(回復力)の限界を超えることが危惧される。プラネタリー・バウンダリーを超えないように、つまり、人類にとっての壊滅的な環境リスクを回避しつつ、社会的課題を解決するためには、どうしたらよいであろうか?分野横断かつ文理融合の知の統合的研究を押しすすめる必要性を感じる。</p><p></p><p>引用文献</p><p>O’Neill, D.W., Fanning, A.L., Lamb, W.F. <i>et al.</i> A good life for all within planetary boundaries. <i>Nat Sustain</i> <b>1, </b>88–95 (2018). https://doi.org/10.1038/s41893-018-0021-4</p><p>Rockström, J., Steffen, W., Noone, K. <i>et al.</i> A safe operating space for humanity. <i>Nature</i> <b>461, </b>472–475 (2009). https://doi.org/10.1038/461472a</p>

  • 未来へのリスク移転

    石川正弘

    日本地球惑星科学連合2022年大会  2022年5月  日本地球惑星科学連合

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    開催年月日: 2022年5月 - 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:千葉県千葉市幕張メッセ  

  • グローバルサウスにおける都市ヒートアイランド

    才畑 真子、石川 正弘

    日本地球惑星科学連合2022年大会  2022年5月  日本地球惑星科学連合

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    開催年月日: 2022年5月 - 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉県千葉市幕張メッセ  

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学会誌・論文誌編集等 【 表示 / 非表示

  • Island Arc

    Associate Editor 

    2012年1月
    -
    2019月12日
     

  • 国立極地研究所編集委員会

    編集委員 

    2011年4月
    -
    現在
     

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 南極大陸の固体地球科学に関する研究

  • 日本列島の地殻構成岩石に関する研究

  • マダガスカルの地球科学分野

共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示

  • 日本海地震・津波調査プロジェクト

    提供機関: 東京大学地震研究所  国内共同研究  

    研究期間: 2013年  -  2021年3月 

  • 断層帯深部形状の評価に関する活断層調査研究

    提供機関: 東京大学地震研究所  国内共同研究  

    研究期間: 2017年  -  2019年3月 

  • 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト

    提供機関: 東京大学地震研究所  国内共同研究  

    研究期間: 2012年  -  2016年 

  • 極域から探る固体地球ダイナミクス

    提供機関: 大学共同利用機関法人,情報・システム研究機構,国立極地研究所  国内共同研究  

    研究期間: 2010年07月  -  2019年 

  • 高温高圧下における弾性波速度測定実験による地殻マントル構造の研究

    提供機関: 独立行政法人海洋研究開発機構  国内共同研究  

    研究期間: 2007年05月  -  2011年3月 

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2024年度   地球システム科学Ⅱ

    大学院先進実践学環

  • 2024年度   地球システム科学Ⅰ

    大学院先進実践学環

  • 2024年度   地殻ダイナミクス演習

    大学院環境情報学府

  • 2024年度   地殻ダイナミクス

    大学院環境情報学府

  • 2024年度   地球科学特別実験

    大学院環境情報学府

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その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2019年09月
     
     
    鉱物科学会学生論文賞   (学生の学会賞等の受賞実績)

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    論文掲載当時、指導学生だった坪川祐美子氏が筆頭著者としてJournal of Mineralogical and Petrological Sciences に投稿した論文が、同誌の2018年度日本鉱物科学会学生論文賞(第8回)を受賞した。 Pressure–temperature–time path of a metapelite from Mefjell, Sør Rondane Mountains, East Antarctica Yumiko TSUBOKAWA, Masahiro ISHIKAWA, Tetsuo KAWAKAMI, Tomokazu HOKADA, M. SATISH–KUMAR, Noriyoshi TSUCHIYA, Geoffrey H. GRANTHAM

 

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 日本地質学会代議員会

    2022年04月 - 2024年3月  代議員

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    委員区分:学協会 

  • 日本学術会議 地球惑星科学委員会IUGS分科会International Lithosphere Program (ILP) 小委員会

    2020年08月 - 2023年  委員長

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    委員区分:学協会 

  • 日本学術会議 地球惑星科学委員会IUGS分科会International Lithosphere Program (ILP) 小委員会

    2018年 - 2020年8月  副委員長

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    委員区分:学協会 

  • 日本海地震・津波調査プロジェクト運営委員会

    2013年 - 2021年3月  運営委員

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    委員区分:その他 

  • 日本地質学会代議員会

    2012年05月 - 2020年3月  代議員

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    委員区分:その他 

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社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示

  • 第5回都市科学シンポジウム

    役割:パネリスト, 司会, 企画, 運営参加・支援, 報告書執筆

    横浜国立大学都市科学部  2021年7月 - 2022年3月

  • サイエンスカフェ

    横浜国立大学  横浜国立大学  2012年3月

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    種別:その他

    横浜国立大学サイエンスカフェ第31回「南極大陸:極限のフィールド調査~剥き出しの地球を探る~」講師

  • 末は博士か― 大学院の授業を受けてみよう ―

    環境情報研究院  横浜国立大学 中央図書館 メディアホール  2006年5月

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    種別:公開講座

    地球システムのGIS分析

  • COEシンポジウム「生態環境リスクマネジメントへのアプローチ-丹沢山系から相模湾まで-」

    21世紀COE「生物・生態環境リスクマネジメント」事務局  横浜国立大学  2006年3月

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    種別:講演会

    丹沢山系における斜面崩壊と環境リスク

 

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 2019年04月
    -
    現在
      付属臨海環境センター運営委員会委員   (部局内委員会)

  • 2019年04月
    -
    2020年3月
      環境情報学府環境生命学専攻長   (全学委員会)

  • 2018年04月
    -
    2020年3月
      環境情報学府自然環境専攻長   (部局内委員会)

  • 2018年04月
    -
    2020年3月
      公開講座委員会   (全学委員会)

  • 2018年04月
    -
    2020年3月
      企画調整会議・代議員会   (部局内委員会)

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