著書 - 金光 真理子
件数 6 件-
未来につなげるESD 持続可能な社会を里山から考える
倉田薫子 編( 担当: 単著)
大修館書店 2024年8月 ( ISBN:9784469291186 )
総ページ数:136 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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よくわかる音楽教育学
小川昌文、田邊裕子、戸谷登貴子、田中路、清水稔編著( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「楽譜」、「楽器」、「学校外の音楽教育」、「諸外国の音楽」、「西洋芸術音楽」)
ミネルヴァ書房 2023年2月 ( ISBN:9784623094899 ) [査読有り]
総ページ数:252 担当ページ:10 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
音楽教育学の入門書において、民族音楽学の知見をふまえて、「楽譜」(pp.18~19)、「楽器」(pp.22~23)、「音楽教育と民族」(pp.36~37)、「学校外の音楽教育」pp.54~55)、「諸外国の音楽」(pp.156~157)、「西洋芸術音楽」(pp.158~159)を執筆した。
「楽譜」では、表音譜と奏法譜の2種類を実例と共に示し、日本の伝統音楽の楽譜(唱歌)について解説した。「楽器」では、楽器による音律と音楽の秩序の学び、楽器の象徴性にみる文化の学びについて解説した。「音楽教育と民族」では、共同体意識を高める音楽の力と、音楽教育によるナショナル・アイデンティティ形成について日本および現代のカザフスタンを例に解説した。「学校外の音楽教育」では、歴史的に宗教や政治の場と結びついてきた音楽の専門教育と趣味・教養としての音楽教育について解説した。「諸外国の音楽」では、音楽科の教材として諸外国の音楽を学ぶ意義が価値観の相対化にあり、音楽を通した共感が異文化理解への扉を開くことを解説した。「西洋芸術音楽」では、クラシック音楽と呼ばれる音楽の特徴として調性と機能和声に基づくこと、作曲家による「作品」としての音楽であることを解説した。 -
「2 音楽と舞踊」「コラム:舞踊の記譜と分析法」『民族音楽学12の視点』
徳丸吉彦監修、増野亜子編( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 「2 音楽と舞踊」、「コラム:舞踊の記譜と分析法」)
音楽之友社 2016年4月 ( ISBN:4276135109 ) [査読有り]
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
新しい民族音楽学の入門書において、「2音楽と舞踊」(pp.22~32)と「コラム:舞踊の記譜と分析法」(pp.33~35)を執筆した。
音楽と舞踊では、民族舞踊学について概説し、大別して、ヨーロッパ系の民俗学的アプローチ、アメリカ系の文化人類学的アプローチ、民族学的アプローチの3つの舞踊研究の歴史と特徴を明らかにし、サルデーニャ舞踊を例に、音楽と舞踊を相関的に研究する方法を示した。コラムでは代表的な舞踊の記譜・分析法として、R.ラバンによるラバノーテーションを概説した。 -
「カント――イタリア民謡」『イタリア文化事典』
イタリア文化事典編集委員会編( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「カントーーイタリア民謡」pp.406-7)
丸善出版 2011年12月 ( ISBN:9784621084298 ) [査読有り]
担当ページ:2 記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書
日本のイタリア学の成果に基づくイタリア文化に関する事典において「カント―イタリア民謡」(pp.406~407)を執筆し、北部・南部・島嶼部で異なる発声や様式を紹介した。
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音楽の都ルッカとオペラの天才プッチーニ
レンツォ・クレスティ(著)、吉田由香子・金光真理子(編訳)( 担当: 共訳)
一藝社 2011年3月 ( ISBN:978-4-86359-0 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
イタリアオペラを代表する作曲家の一人ジャコモ・プッチーニの故郷ルッカと彼の生涯・作品に関するイタリア語の原書を共訳した。
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アートXポリティクスXナショナル・アイデンティティ(埼玉大学教養学部 リベラル・アーツ叢書1)
シモナ・チュピチ;リディヤ・メレニク( 担当: 共訳 , 範囲: ヨーロッパと/あるいはナショナル・アイデンティティ-1900年の万国博覧会におけるセルビア王国のパヴィリオンとその後)
埼玉大学教養学部・文化科学研究科 2010年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 著書種別:学術書
担当章「ヨーロッパと/あるいはナショナル・アイデンティティ―1900年の万国博覧会におけるセルビア王国のパヴィリオンとその後」(pp.11~32)
埼玉大学教養学部のリベラル・アーツ叢書として出版された、ユーゴスラヴィアの近代美術に関する書籍において、1900年の万国博覧会におけるセルビア王国の政治戦略を絵画資料から読み解いた論考を英語から翻訳した。