所属組織 |
大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門 |
職名 |
教授 |
生年 |
1959年 |
研究キーワード |
外来生物、環境、群集、景観、個体群、保全 |
メールアドレス |
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ホームページ |
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関連SDGs |
小池 文人 (コイケ フミト)
KOIKE Fumito
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代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【著書】 生態系の暮らし方 ―アジア視点の環境リスクマネジメント― 2012年
【論文】 里山に生育する植物種のフェノロジーを基にした生物学的季節区分(植物地理・分類研究) 2010年
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 都市の公園における在来耐陰性植物の欠落と樹冠下の生態系サービスの低下(保全生態学研究) 2024年
【論文】 犬の散歩ルートと都市の緑地環境:ヒトの行動を用いた生態系の価値評価 2020年
【論文】 メソスケールにおけるイノシシの掘り起こし跡の分布調査 2021年
【論文】 都市近郊の海岸生態系に対する市民による需要 2021年
【論文】 生態学はどこで使われているか:協働のためのオープンアクセスジャーナル(保全生態学研究) 2020年05月
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2008年9月-現在
専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門 教授
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2007年4月-2008年9月
専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門 准教授
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2001年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門 助教授
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1998年10月-2001年3月
専任 横浜国立大学 環境科学研究センター 助教授
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2021年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院先進実践学環 教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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1995年10月-1998年9月
島根大学 生物資源科学部生物科学科 講師
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1994年4月-1995年9月
島根大学 理学部生物学科 講師
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1988年4月-1994年3月
島根大学 理学部生物学科 助手
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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1982年-現在
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1983年-現在
イギリス生態学会(British Ecological Society)
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2003年-現在
アメリカ生態学会(Ecological Sciety of America)
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2010年-現在
日本雑草学会
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2010年-現在
日本造園学会
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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都市近郊の生態学的景観内での多様性保全
その他の研究制度
研究期間:
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外来生物リスクの評価と管理
その他の研究制度
研究期間:
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アセンブリー・ルールによる群集予測
その他の研究制度
研究期間:
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森林群集の研究
その他の研究制度
研究期間:
著書 【 表示 / 非表示 】
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生態系の暮らし方 ―アジア視点の環境リスクマネジメント―
小池文人,金子信博,松田裕之,茂岡忠義( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 責任編集者)
東海大学出版会 2012年3月 ( ISBN:978-4-486-019 )
記述言語:日本語 著書種別:学術書
人も他の生きものと同じように、自然の中で進化した、生態系の一員であ
る。都会に暮らしていても、自然の恵みを離れて生きることはできない。
数十年後の未来に人と生態系の関わり方のあるべき姿を示す -
Assessment and Control of Biological Invasion Risks
Clout, M. N., Kawamichi, M., De Poorter, M. and Iwatsuki, K.( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 責任編集者)
SHOUKADOH Book Sellers and IUCN 2006年 ( ISBN:978-487974604 )
記述言語:英語 著書種別:学術書
Biological invasion, an issue of growing importance due to the significant increase in international transportation and trade, can disturb the balance of local ecosystems and even destroy them. This collection of papers presented at the International Conference on Assessment and Control of Biological Invasion Risks held in August 2004 at Yokohama National University discusses risk assessment, risk management and eradication. It also includes contributions reporting on the current status of invasion and the properties of alien species in East Asia.
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小池文人( 担当: 単著 , 範囲: まちづくりと自然環境)
横浜国立大学 地域実践教育研究センター 2018年5月
総ページ数:187 担当ページ:14-25 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
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生態学の視点から:都市近郊の里山の生態系と管理.pp.105-117. 武内和彦・佐土原聡(編)「持続可能性とリスクマネジメント 地球環境・防災を融和したアプローチ」
小池文人( 担当: 共著)
国際書院 2012年12月 ( ISBN:978-4-87791-2 )
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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里山創生~神奈川・横浜の挑戦~
佐土原聡,小池文人,嘉田良平,佐藤裕一( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 共同編集と分担執筆)
創森社 2011年11月 ( ISBN:978-4-88340-2 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
都市近郊の里山地域の歴史と未来
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Foliage density distribution in tree and forest canopies and crown-to-crown interaction in evergreen broad-leaved trees.
Fumito Koike
1988年5月
未設定 単著
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林冠における葉群分布とその動態に関する研究
小池文人
1984年3月
未設定 単著
論文 【 表示 / 非表示 】
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都市の公園における在来耐陰性植物の欠落と樹冠下の生態系サービスの低下
岩下 大輔, 小池 文人
保全生態学研究 advpub ( 0 ) 2024年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会 共著
<p>要旨:都市の公園における地表植生は裸地化を防ぐことで地面に座る場所を提供し、雨天直後にも泥濘化せず、また乾燥時の砂ぼこりや土壌の侵食を防ぎ、雨水を浸透させて洪水を防ぐなどの生態系サービスを提供する。都市内には歴史的な背景により種組成が異なるさまざまな緑地が存在することが知られており、埋立地などに新しく造成された公園では里山の林床に生育する耐陰性種などが種プールから欠落している可能性があるため、林縁や林床における生態系サービスの低下が危惧される。この研究では、首都圏の都市域にあるさまざまな公園において種プールの生態特性(耐陰性および踏圧耐性)を調査し、生態系サービスと関連が深い地表植生の葉面積指数への影響を解析した。公園における葉面積指数は光環境のみでなく踏圧の影響も受けるため、土壌貫入抵抗値を用いて踏圧の影響を考慮した。種プールの種組成における耐陰性種の欠落は、公園の林縁や林床における葉面積指数の低下につながっていた。本研究で検出された耐陰性種はドクダミ、ジャノヒゲ、チヂミザサ、ヘクソカズラ、アズマネザサ、スゲ属などの在来種であり、近世の里山が残存している公園の種プールにはこれらの耐陰性種を含む傾向がみられた。公園内の樹冠下における生態系サービスを向上させるためには耐陰性が高い在来種を含む種プールが重要であり、公園のリノベーションや造成に当たっては、在来の耐陰性種が消失しないよう園内の歴史的里山を保全する対応が望ましい。</p>
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英語は大学教育のどこで使われているのか
小池文人
ときわの杜論叢 9 73 - 78 2022年 [査読有り]
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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オープンアクセスの現状
小池 文人
保全生態学研究 26 ( 1 ) n/a 2021年5月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会 単著
<p>世界的に学術雑誌のオープンアクセス化が進んでいる。「保全生態学研究」も誰でも論文を読むことができるようになったが、 2020年 4月の投稿規定からは著作権を著者自身が持ち、 CC BY 4.0のライセンスを遵守すれば許諾を得ずに、自由に図表等をオンライン授業や講義、不特定多数の市民向け公開講座などの資料として配布して利用することができるようになった。同時に掲載料を有料とすることで、会員以外にもひろがる生態学の関連分野の専門家や実務家の投稿を可能とした。ただし筆頭著者が生態学会会員であれば一定のページ数まで出版料を免除することで会員サービスは従来と同等である。保全生態学研究では「読者にとって知る価値のある情報であるか」を中心的な指標として新しい生態学論文のスタイルを開発してゆきたい。</p>
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諸住 健, 小池 文人
保全生態学研究 26 ( 1 ) n/a 2021年 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会 共著
<p>自然に接することを求める需要に応えるため様々なツーリズムが発達している。日本では海に接する大都市が多く、海岸の生態系は都市生活者にとって身近な自然となり得る。都市において、現在は市民によるアクセスが制限されている護岸などを適切に開発、開放することができれば都市住民の生活の質の向上が見込まれる。本研究では、東京都市圏の都心から郊外を経て農村に至る景観傾度に沿った海岸で、砂浜海岸や岩場海岸、コンクリート護岸、親水石積み護岸などの様々な海岸生態系に対する市民の利用の状況をルートセンサスによる直接観察で調査し、利用人数に影響する要因を統計的に検出した。調査の結果から、利用者数は魚釣り、遊び(砂遊びや水遊び)、生物採集の順に多く、魚釣りと生物採集の利用者数は全体の 53%と半数を超えることがわかった。このことから、市民による海岸生態系の利用には生態系の直接的な利用と関わりが深い需要が多いことが示唆された。最も利用者の多かった魚釣りは、秋にコンクリート護岸で利用者密度が高く成人男性の利用が多かった。遊びでは、初夏に砂浜海岸で利用者密度が高く、性比に偏りは見られなかったが、他の海岸利用と比較して子どもが多かった。生物採集は、初夏に岩場海岸が利用され、遊びについで女性や子どもの利用も多かった。今回の結果から、未開放のコンクリート護岸に対しては魚釣りの潜在的な需要があることや、親水石積み護岸の造成は垂直護岸よりも生物採集が行いやすいため、都市の子どもに自然と接する機会を提供しうることが示された。今回の結果は、都市の人工護岸を未利用の自然資源として開発する際に目的とする利用タイプと利用者属性を定めた計画策定が可能であることを示唆している。</p>
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後藤 然也, 小池 文人
保全生態学研究 26 ( 1 ) n/a 2021年 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会 共著
<p>農業被害などの人間との軋轢や豚熱 CSFの感染拡大が問題となっているイノシシ Sus scrofaの管理には、広域において利用でき持続的かつ容易に利用可能な密度指標が必要であるが、適切な手法が確立されていない。本研究では関東地方西部の 90 km×92 kmの地域に 18 km×23 kmの調査メッシュを 18個設定し、各メッシュにさまざまな植生や地形を通過する約 10 kmの調査ラインを設定してラインセンサスによりイノシシの堀跡密度(堀跡数 /km)の分布を調べた。地形や植生などの局所的環境の選好性の影響を除去するため、堀跡地点とともに調査ライン上の定間隔点をバックグラウンド地点として植生や地形などの環境を調査し、メッシュ固有の効果を含むロジスティック回帰分析を行なうことで、環境の影響を補正した堀跡密度(堀跡数 /km)を得た。別の方法により検証するため一部のメッシュにカメラトラップを設置し撮影頻度(撮影回数 /カメラ・日)を調査した。ここでもポアソン回帰で局所環境の影響を除いたメッシュごとのカメラによる撮影頻度(撮影回数 /カメラ・日)を求めた。野外調査で得られた堀跡密度は関東山地の人里周辺や海沿いで高く、三浦半島の生息地では中程度で、イノシシ個体群の生息情報がほとんどない平地では低く、従来の分布情報とおおむね一致していた。堀跡密度とカメラトラップの撮影頻度は正の相関を示したが、局所環境により補正したものは調査地点数が限られることもあり本研究では統計的に有意でなかった。イノシシは多様な環境を含む景観を利用し、掘り起こし場所の環境に強い嗜好性を持っていたが、このことは堀跡調査で個体群密度を評価するには個体の行動域を超える大きな空間スケールで調査を行い、統計モデルで局所環境の影響を補正する必要を示唆する。今後はカメラトラップによる絶対密度推定法などを用いて、堀跡を用いた密度指標を検証することが望まれる。</p>
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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オープンアクセスの現状
小池文人
保全生態学研究 26 ( 1 ) 1 - 2 2022年5月 [依頼有り]
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 単著
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生態学はどこで使われているか:協働のためのオープンアクセスジャーナル
小池 文人
保全生態学研究 25 ( 1 ) 2020年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会 単著
<p>生態学に関わる応用分野は、環境省や農林水産省、国土交通省をはじめ、さまざまな省庁に分散し、鳥獣保護管理法や都市緑地法など自然に関わる法律も各省庁への所管が決まっている。これに応じて省庁から都道府県を経て市町村の担当課に至る行政の系列が形成されている。系列間では国から市町村に至るまでそれぞれのレベルでの連携が望まれるが連絡は必ずしも良くない。ここでは行政系列に対応する伝統的な大学教育のカリキュラムを解析することで、各系列における基本的な生態学的知識のレベルを調査し、未来に向けた生態学的技術の提供と系列間の協働を促進するためのアプローチを検討した。個体以上のレベルを扱うマクロ生物学である生態学に固有な技術的資源には、生物の数の増減を予測する個体群の技術と、種間の相互作用の結果を予測する群集の技術、物理・化学的な環境を予測する狭義の生態系の技術、実際の地域の複雑な景観をあつかう技術に加えて、生物の種ごとに違う生活史や、自然の状態に関する知識ベースがある。教育課程の中では医師養成と建築技術者養成、土木技術者養成で生態学に関する授業が少なく、獣医師養成と農業技術者養成は中程度で、森林技術者養成と水産技術者養成では多くの授業が行われていた。個体群に関する授業は水産技術者養成で特に多かった。個体群技術は新興感染症の伝播制御と緊急防除や生物であるヒトの少子化対策を含むが、医師養成や建築技術者養成などではあまり扱われていなかった。都市の森林や河川、海岸を主管する行政系列の人材を育成する建築技術者養成と土木技術者養成では生活史や群集が扱われていなかった。系列間の連携の手がかりとして基礎的な生態学の授業がこれらの伝統的な大学教育プログラムに組み込まれることが望ましいが、出身者がヒトを含めた生態系管理の主担当となるのはカリキュラム面で困難であり、生態学の技術と知識の教育を受けた人材が計画を立てる中央省庁だけでなく現場の作業に関わる市町村にも入る仕組みの構築が必要である。行政系列どうしの縦割りの弊害の解消にはアカデミック・セクターが主導して現場担当者のレベルで勉強会や情報交換会を開くと効果的であり、保全生態学研究誌はさまざまな応用分野が集うことができる共通のプラットフォーム構築のためオープンアクセス化を進めている。</p>
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小池 文人
保全生態学研究 24 ( 1 ) 1 - 9 2019年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本生態学会 単著
本学術雑誌の印刷冊子から電子媒体への移行を検討するため、本誌の購読者と非購読の生態学会会員に対して、様々な形態で提供されている学術雑誌の利用状況に関するアンケートを行った。最も多く利用されていたのは利用者個人の手続きなしで利用できる雑誌であり(機関契約のセット購読やオープンアクセスジャーナル等)、次に利用されていたのは印刷冊子であった。多くの学会で行われているような個人のパスワードでアクセスする雑誌の利用は3誌以下で全く利用しない回答者も多く、都度払いのpay per viewはほとんど利用されていなかった。本誌の移行に関しては、だれでも自由にアクセスできる形態か多数の雑誌のセット購読など、利用者個人の手続きなしで利用できる形態が最も望ましく、次は現在と同じく印刷媒体での提供であり、個人のパスワードでアクセスする形態はサーキュレーションの低下をもたらす可能性がある
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小池 文人
保全生態学研究 23 ( 1 ) 1 - 3 2018年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本生態学会 単著
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神奈川県のアライグマの対応戦略:分布予測シミュレーションから国家レベルの大規模な対策を練ろう
自然保護 493 12 - 14 2006年
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 単著
受賞 【 表示 / 非表示 】
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日本生態学会ポスター賞
2023年03月 日本生態学会 外来植物駆除で植生は回復するのか?小笠原諸島兄島の事例
受賞者:瀬戸智大(横浜国立大学大学院, 日本森林技術協会), 小池文人(横浜国立大学大学院)
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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外来生物除去後に目指すべき群集の推定方法-小笠原の外来植物の例-
2013年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:小池 文人
資金種別:競争的資金
研究目的(概要)※ 当該研究計画の目的について、簡潔にまとめて記述してください。
侵略的外来生物の本格的な防除事業が行われるようになり,保全対象の在来生物が回復し始めているケースも多い.しかし最終的に復元すべき目標生態系(各在来種の優占度など)は不明なままであり,また一つの外来種を除去した後で他の外来種が優占する現象の予測もできていない.
小笠原諸島母島ではアカギが増え続け,純林状となった地域も多い.陸上生態系は地形・立地の影響を強く受けるが,回復目標の潜在生態系が戦前の開発で不明の地域もある.そこで,植物種の生態特性(最大高など)の地形による変化を調査し,アセンブリールールを用いて,復元目標生態系における種の優占度を計算し,具体的な復元目標生態系を明らかにする.また1つの外来種を除去したあと他の外来種が優占する現象も多く,そのようなケースの出現予測も行う. -
アセンブリー・ルールによる植物群集の予測:ニホンジカによる被食下の極相植生
2009年 - 2012年
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:小池文人
資金種別:競争的資金
ニホンジカの増加により,北海道から九州までの奥山から里山に至るさまざまな地域で植生が変化しつつある.シカが少ない状態でも好まれて食害される植物と,被食圧が高まった場合のみ被食される種が存在する.このような選択的な被食は植物の種どうしの競争関係に影響を与え植生が変化する.この研究ではシカの嗜好性も植物種の種特性のひとつとして取り入れることにより,極相の植物群集をアセンブリールールで予測した.
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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丸石河原の消長と水位変動 河原植物の生育可能地の予測に向けて
Yasuhiro NOYA, Fumito KOIKE
日本生態学会大会 2024年3月 日本生態学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:横浜 国名:日本国
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Misa BABA, Fumito Koike
日本生態学会大会 2024年3月 日本生態学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:横浜 国名:日本国
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鉄道の生物多様性への貢献:都市近郊の線路に残存するススキクラス表徴種
Gamu KAWAMOTO, Fumito Koike
日本生態学会大会 2024年3月 日本生態学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:横浜 国名:日本国
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UAVを用いた小笠原諸島の撹乱地に生育する植生と保全価値の把握
瀬戸智大, 小池文人
日本生態学会大会 2024年3月 日本生態学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:横浜 国名:日本国
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Prevalence of Insect and Fungal Parasitism in Wild Plant Communities: Implications for Community Assembly
WANG XI, KOIKE FUMITO, HIRATSUKA KAZUYUKI
日本植物病理学会大会 2024年3月 日本植物病理学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:仙台 国名:日本国
共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示 】
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兄島グリーンアノールの根絶事業における分布拡大予測
提供機関: 自然環境研究センター 企業等からの受託研究
研究期間: 2016年04月 - 2018年3月
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統計数理研究所「リモートセンシングデータの解析とその植物生態学への応用」
国内共同研究
研究期間: 2003年 - 2005年
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 MAB/SDGsグローバル化演習II
都市科学部
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2024年度 MAB/SDGsグローバル化演習I
都市科学部
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2024年度 環境リスク情報処理
都市科学部
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2024年度 自然環境リスク共生概論B(生物と環境)
都市科学部
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2024年度 社会環境リスク共生概論A(都市環境)
都市科学部
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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2023年03月
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2018年04月-2024年03月さくらサイエンスプログラム受け入れの企画と実施 (その他特記事項)
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2017年04月-2024年03月JASSO協定派遣の企画引率 (教育方法・実践に関する発表、講演)
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2017年03月
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2009年08月
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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日本生態学会横浜大会
2024年03月 - 2024年3月 大会長
委員区分:学協会
参加者2452名
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J-STAGE運営アドバイザリー委員会ポリシー分科会
2023年04月 - 2024年3月 委員
委員区分:政府
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科研費・挑戦的研究部会第64小委員会 環境保全対策およびその関連分野
2020年11月 - 2021年10月 委員
委員区分:政府
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日本生態学会全国委員
2006年01月 - 2007年12月 全国委員
委員区分:その他
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茅ヶ崎市環境審議会
2003年11月 - 2023年5月 委員(2016年より会長)
委員区分:自治体
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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SPARC Japanセミナー2023「即時OAに備えて:論文・データを「つかってもらう」ためのライセンス再入門」コメンテーター
役割:コメンテーター
情報・システム研究機構 国立情報学研究所 SPARC Japanセミナー2023 2023年11月
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J-STAGEセミナー「国内外の動向を踏まえたジャーナルのオープンアクセス化:オープンアクセスジャーナルへの転換」講師
役割:講師
JST(科学技術振興機構) 第1回J-STAGEセミナー「国内外の動向を踏まえたジャーナルのオープンアクセス化:オープンアクセスジャーナルへの転換」 2023年8月
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2022年図書館総合展「JPCOAR2022:ダイヤモンドOAと機関リポジトリ」講師
役割:講師
オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR ) 2022年図書館総合展「JPCOAR2022:ダイヤモンドOAと機関リポジトリ」 2022年11月
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役割:司会, 企画
横浜国立大学 横浜市内 2018年4月 - 現在
対象: 中学生, 高校生
種別:公開講座
都市の自然を知り,日常的に親しむライフスタイルを開発して普及する
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人類の福利に貢献する生態系をまもりそだてる
横浜 2010年10月
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2021年04月-2023年3月都市科学部副学部長 (部局内委員会)
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2021年04月-2023年3月国際戦略推進機構基盤教育部門長 (全学委員会)
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2020年04月-2021年3月都市科学部入試委員長 (部局内委員会)
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2018年04月-2019年3月地域実践教育研究センター長 (全学委員会)
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2011年04月-2015年3月理工学部建築都市環境計学科地球生態学EP代表 (部局内委員会)