小池 文人 (コイケ フミト)

KOIKE Fumito

所属組織

大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門

職名

教授

生年

1959年

研究分野・キーワード

群集,個体群,景観,保全,外来生物,環境

メールアドレス

メールアドレス

ホームページ

http://vege1.kan.ynu.ac.jp



写真a

出身学校 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1982年

    千葉大学   理学部   生物学科  

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1988年

    京都大学  理学研究科  植物学   

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士 -  京都大学

  • 理学修士 -  京都大学

  • 理学士 -  千葉大学

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 1995年10月
    -
    1998年09月

      島根大学   生物資源科学部生物科学科   講師

  • 1994年04月
    -
    1995年09月

      島根大学   理学部生物学科   講師

  • 1988年04月
    -
    1994年03月

      島根大学   理学部生物学科   助手

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 2010年
    -
    継続中
     

    日本雑草学会

  • 2010年
    -
    継続中
     

    日本造園学会

  • 2008年
    -
    継続中
     

    日本哺乳類学会

  • 2003年
    -
    継続中
     

    アメリカ生態学会(Ecological Sciety of America)

  • 1998年
    -
    継続中
     

    日本オペレーションズリサーチ学会

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専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 生態・環境

  • 自然共生システム

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 普通自動車免許(一種)

  • 潜水士

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 都市近郊の生態学的景観内での多様性保全

    その他の研究制度  

    研究期間:  - 

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    景観生態学を発展させ,多様性を保全できる景観を設計する

  • 外来生物リスクの評価と管理

    その他の研究制度  

    研究期間:  - 

     概要を見る

    外来生物の導入前のリスク評価を行う

  • アセンブリー・ルールによる群集予測

    その他の研究制度  

    研究期間:  - 

     概要を見る

    植物や動物の群集の予測を行う

  • 森林群集の研究

    その他の研究制度  

    研究期間:  - 

     概要を見る

    森林群集(種組成と優占度)の予測を行う

著書 【 表示 / 非表示

  • 生態系の暮らし方 ―アジア視点の環境リスクマネジメント―

    小池文人,金子信博,松田裕之,茂岡忠義 (担当: 共編者 , 担当範囲: 責任編集者 )

    東海大学出版会  2012年03月 ISBN: 978-4-486-019

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    人も他の生きものと同じように、自然の中で進化した、生態系の一員であ る。都会に暮らしていても、自然の恵みを離れて生きることはできない。 数十年後の未来に人と生態系の関わり方のあるべき姿を示す

  • Assessment and Control of Biological Invasion Risks

    Clout, M. N., Kawamichi, M., De Poorter, M. and Iwatsuki, K. (担当: 共編者 , 担当範囲: 責任編集者 )

    SHOUKADOH Book Sellers and IUCN  2006年 ISBN: 978-487974604

     概要を見る

    Biological invasion, an issue of growing importance due to the significant increase in international transportation and trade, can disturb the balance of local ecosystems and even destroy them. This collection of papers presented at the International Conference on Assessment and Control of Biological Invasion Risks held in August 2004 at Yokohama National University discusses risk assessment, risk management and eradication. It also includes contributions reporting on the current status of invasion and the properties of alien species in East Asia.

  • 地域創造論vol.2ブックレット

    小池文人 (担当: 単著 , 担当範囲: まちづくりと自然環境 )

    横浜国立大学 地域実践教育研究センター   2018年05月

  • 生態学の視点から:都市近郊の里山の生態系と管理.pp.105-117. 武内和彦・佐土原聡(編)「持続可能性とリスクマネジメント 地球環境・防災を融和したアプローチ」

    小池文人 (担当: 共著 )

    国際書院  2012年12月 ISBN: 978-4-87791-2

  • 里山創生~神奈川・横浜の挑戦~

    佐土原聡,小池文人,嘉田良平,佐藤裕一 (担当: 共編者 , 担当範囲: 共同編集と分担執筆 )

    創森社  2011年11月 ISBN: 978-4-88340-2

     概要を見る

    都市近郊の里山地域の歴史と未来

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学位論文 【 表示 / 非表示

  • Foliage density distribution in tree and forest canopies and crown-to-crown interaction in evergreen broad-leaved trees.

    Fumito Koike

      1988年05月

    未設定   単著

  • 林冠における葉群分布とその動態に関する研究

    小池文人

      1984年03月

    未設定   単著

論文 【 表示 / 非表示

  • Supervised forecasting of the range expansion of novel non-indigenous organisms: alien pest organisms and the 2009 H1N1 flu pandemic

    Fumito Koike, Nobuo Morimoto

    Global Ecology and Biogeography ( Wiley )  27   991 - 1000   2018年  [査読有り]

    共著

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    We propose a simple supervised method for forecasting the expansion of the geographical range of non‐indigenous species without any detailed information on the pathway mechanisms. The models currently used, such as metapopulation models, population dynamics [e.g., the susceptible‐infected‐recovered (SIR) model] with diffusion process, and models using individual‐based mechanisms, require specific parameters according to the assumed mechanisms. These parameters are difficult to obtain immediately after the first infestation is detected, although subsequent pandemics of novel pathogens and non‐indigenous pest organisms can be fatal to humans and damage agriculture and native ecosystems.

    DOI

  • Synoptic scale mammal density index map based on roadkill records

    Takafumi Tatewaki, Fumito Koike

    Ecological Indicators ( Elsevier )  85   468 - 478   2018年  [査読有り]

    共著

     概要を見る

    A method estimating synoptic scale mammal density index is proposed. Roadkill records accumulated by municipalities were used for source information. Animal density model is constructed to exclude biases in estimating density index. The model considered environments, regional factors, and road traffic types. Regional factors depicted range expansion of alien and regionally extinct species.

    DOI

  • 社会における研究者のニッチと「保全生態学研究」

    小池 文人

    保全生態学研究 ( 一般社団法人 日本生態学会 )  23 ( 1 ) 1 - 3   2018年

    単著

    DOI CiNii

  • アンケート調査によって明らかになった日本の市区町村のロードキル記録の現状

    立脇隆文・小池文人

    野生生物と社会 ( 「野生生物と社会」学会 )  3   15 - 28   2016年  [査読有り]

    共著

     概要を見る

    市町村における野生動物の交通事故遺体情報の蓄積状況をとりまとめた.担当課は道路関係から環境関係まで多岐にわたり,担当課の性格により蓄積された情報に違いが見られた.

    DOI CiNii

  • Trait-dependent changes in assemblages of mid-sized and large mammals along an Asian urban gradient.

    Saito, M.U. and Koike, F.

    Acta Oecologica ( GAUTHIER-VILLARS/EDITIONS ELSEVIER )  67   34 - 39   2015年  [査読有り]

    共著

     概要を見る

    山地から都市に至る哺乳類群集の変化を決定する,哺乳類側の種特性を解析した.

    Web of Science DOI

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 神奈川県のアライグマの対応戦略:分布予測シミュレーションから国家レベルの大規模な対策を練ろう

    自然保護   493   12 - 14   2006年

    総説・解説(その他)   単著

  • 林冠研究の方法と意義

    小池文人,日浦勉

    日本生態学会誌   50   57 - 59   2000年

    総説・解説(学術雑誌)   共著

  • 樹冠と林冠の構造と動態

    森林科学   20   8 - 13   1997年

    総説・解説(学術雑誌)   単著

  • 葉群やシュート集団の動態からみた樹冠と林冠

    日本生態学会誌   46   93 - 95   1996年

    総説・解説(学術雑誌)   単著

  • 森林群集の多様性研究における分子系統樹利用の可能性

    種生物学研究   19   33 - 37   1995年

    総説・解説(学術雑誌)   単著

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作品・芸術・データベース等 【 表示 / 非表示

  • 教育・研究・市民アセスメント用空間情報システム「みんなでGIS」

    小池文人  コンピュータソフト 

    2001年
    -
    継続中
     

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 外来生物除去後に目指すべき群集の推定方法-小笠原の外来植物の例-

    基盤研究(C)

    研究期間:  2013年04月  -  2018年03月  代表者:  小池 文人

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    研究目的(概要)※ 当該研究計画の目的について、簡潔にまとめて記述してください。  侵略的外来生物の本格的な防除事業が行われるようになり,保全対象の在来生物が回復し始めているケースも多い.しかし最終的に復元すべき目標生態系(各在来種の優占度など)は不明なままであり,また一つの外来種を除去した後で他の外来種が優占する現象の予測もできていない.  小笠原諸島母島ではアカギが増え続け,純林状となった地域も多い.陸上生態系は地形・立地の影響を強く受けるが,回復目標の潜在生態系が戦前の開発で不明の地域もある.そこで,植物種の生態特性(最大高など)の地形による変化を調査し,アセンブリールールを用いて,復元目標生態系における種の優占度を計算し,具体的な復元目標生態系を明らかにする.また1つの外来種を除去したあと他の外来種が優占する現象も多く,そのようなケースの出現予測も行う.

  • アセンブリー・ルールによる植物群集の予測:ニホンジカによる被食下の極相植生

    基盤研究(C)

    研究期間:  2009年  -  2012年  代表者:  小池文人

     概要を見る

    ニホンジカの増加により,北海道から九州までの奥山から里山に至るさまざまな地域で植生が変化しつつある.シカが少ない状態でも好まれて食害される植物と,被食圧が高まった場合のみ被食される種が存在する.このような選択的な被食は植物の種どうしの競争関係に影響を与え植生が変化する.この研究ではシカの嗜好性も植物種の種特性のひとつとして取り入れることにより,極相の植物群集をアセンブリールールで予測した.

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 亜熱帯海洋島への過去の種の移入順序

    小池文人

    日本生態学会大会  (神戸)  2019年03月   日本生態学会

     概要を見る

    亜熱帯海洋島である小笠原諸島には固有種が多いが,外来種の影響で存続が困難になりつつある種も少なくない.他方で外来種でなく在来植物の繁茂で実生の加入が困難になっているように見える固有種もある.人間の影響がない時代においても,多くの新たな種が移入を続けて継続的に島の生態系が変化し,そのような変化を続ける生態系の中で多くの固有種が分化してきたと考えられる.アゼトウナ属の低木や(ユズリハワダン,ヘラナレン,コヘラナレン),クロキ属,トベラ属などは単系統であるため1回のみの移入と考えることもできるが(初期に複数回の移入があって交雑した可能性もあるが,少なくとも最近の移入はない),フヨウ属では固有種テリハハマボウの祖先であるオオハマボウが移入して分化したあと,再度オオハマボウが移入し,2回の移入が起きたと考えられる.Ito(1998)はアゼトウナ属やクロキ属,トベラ属が本土・琉球・台湾などの集団から分かれたのが200万年~300万年前で, 10万年から50万年くらい前に島内の種どうしが分かれたと推定した.固有種であるホルトノキ属やタブノキ属,エノキ属のほか,広域分布種のモクタチバナやツルダコ,アカテツなども含めて本土・琉球・台湾などの集団との分岐年代がわかれば,小笠原に森林生態系が成立してきたころの様子を再現できるかもしれない.この研究では種の生態特性から群集を再現する方法により,島への移入シナリオに沿った群集の組成や優占度と地形的な分布パターンの時代的な推移の再現を試みる.

  • 犬の散歩ルートと緑地環境

    黒瀬智也, 小池文人

    日本生態学会大会  (神戸)  2019年03月   日本生態学会

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    都市の自然は人に対して健康面や精神面などの様々な面で影響を与えうるリソースとして認知されてきており、人々の行動と自然環境の間の関係を利用することで、より好ましい都市をデザイン出来ると考えられる。本研究では、現代の主要な屋外活動の一つである、犬の散歩と緑地環境の関係性を調査し、人が犬の散歩ルートを選択する場合に自然環境は影響するのか、どのような自然環境が好まれるのかを調査した。 神奈川県内の都市から農村地域に至る景観傾度において、市街地と緑地環境の両方を含む8か所で9探索ルート(探索ルート長は平均2.66km±1.21km,のべ探索距離 192.2km)を設定した。野外調査では探索ルート上を繰り返し歩き犬の散歩をしている人を発見した地点を地図上に記録するとともに,散歩者にアンケートを行って普段の散歩ルートを地図上に記入していただいた。 このアンケート結果を利用して,散歩ルートが通過した土地利用(100mバッファー)と、地域全体における土地利用(上記のさらに500mバッファー)を比較し、犬の散歩で好まれる土地利用を明らかにした。地域全体をランダムに通過する場合と比較して、緑地を市街地の何倍多く通過すると散歩ルート上での緑地比と等しくなるか、を求めて緑地の嗜好度とした。市街地の嗜好度を1.0として、それに対する相対的な値としてオープンな緑地と森林の嗜好度を求めた。統計検定では散歩ルートごとに得られた嗜好度の平均値を比較した。 オープンな緑地の嗜好度は3.08、森林の嗜好度は2.03となり、犬の散歩者は市街地より緑地を好む傾向があった。

  • 都市緑地で樹木個体群は持続しているのか?

    樋口桃子, 小池文人

    日本生態学会大会  (神戸)  2019年03月   日本生態学会

     概要を見る

    都市の公園に植栽された樹木は個体レベルで管理され,個体群として把握されることはなかった。しかし、植栽した外来樹木が都市公園内で再生産して個体群を維持・発達させた場合は侵略的外来種となり得るし(トウネズミモチなど),逆に残存して来た在来種の個体群が絶滅する恐れもある(都内のアカガシなど)。よって、質の高い都市緑地を維持するには、樹木の野生個体群管理が必要である。個体群パラメータは多数の個体の長期継続調査の結果をもとに推定されることが多いが,都市公園では絶対的な個体数が少なく,管理の面では短期的で簡易な調査法が求められる。本研究では1回の少個体数の調査から個体群の存続可能性を評価することを試みた。今回は,実生と幼樹において生育段階分布ごとの生存率を推定し,極端に低い生育段階が存在すれば個体群としての存続が難しいと判断した。強度の管理が行われている東京都心の2つの公園と,管理強度が比較的低い公園的な景観の緑地として横浜国立大学常盤台キャンパスを調査地とした。試行調査対象種は保全や防除の必要性も考慮し、外来種のトウネズミモチ、クスノキ、イチョウ、在来種のスダジイ、アカガシの5種を選択した。樹高による生育段階ごとの個体数分布と、年枝長として実生・稚樹の1年間の樹高成長速度を測定し,生育段階分布と当年実生の加入が1年間で変化しないと仮定して、生育段階ごとの生存率を求めた。その結果,外来種のトウネズミモチは都心を含む全ての公園・緑地で存続可能性が高く、蔓延防止対策が必要であると考えられた。クスノキは、管理強度の高い都心の公園では存続できないが,管理強度が低い都市緑地では存続可能であり、緑地によっては防除が必要であるとの結果になった。イチョウは、実生はみられるが死亡率が高いため野生個体群としての存続は困難で,都市緑地における在来種のスダジイも実生や稚樹が少ないため、存続は困難と考えられた。

  • 都市部における倒木・落枝リスク

    片山滉平, 小池文人

    日本生態学会大会  (神戸)  2019年03月   日本生態学会

     概要を見る

    高度経済成長期に植栽された樹木の倒木リスクが懸念されている。他方で樹木や樹林は地域の気候を緩和し心理的ストレスを和らげる効果を持つため,リスクを客観的に評価し、バランスよく樹木と共生する方法を考える必要がある。この研究では力学計算による倒木リスクの算出と、実際の台風による倒木の状況調査を行った.力学計算による倒木リスクの算出では横浜国立大学構内の環境保全林を構成する樹木の胸高直径,樹幹の長さ,傾き,樹冠投影図を測定した.樹木は長さが樹幹長で太さが胸高直径の円柱を仮定し,樹幹を一定長さごとに細分した部分について重力を回転(倒木)方向の力と幹に沿って根元に向かう力(圧縮)に分解して幹断面における圧縮と引張の応力を計算した.この仮定では根元で最大となるため根元の断面の中での最大の応力値と材の強度を比較して,負荷率=材にかかる最大の力/破壊される限界の力を計算し,これを倒木リスクとした.植物体の重さはパイプモデルにより長さ方向に均一と仮定した.なお樹幹には樹木の自重に加えて樹冠に均一に30cmの積雪(横浜の最大)による力がかかるとの仮定も行ったが,雪の負荷は樹冠のひろがりの重心で幹に作用すると仮定した.調査した樹林の外れにはアラカシが分布し,胸高直径と樹幹長ともに小さかったが,外に張り出して傾斜角度が大きな個体もあった.樹林の内部には樹幹長が長く傾斜角が小さなクスノキが分布していた.倒木リスク(負荷率)は自重のみの計算では十分小さかったが,30cmの積雪では倒木する個体が現れた。ただし個体により差があり樹林内部の細長い個体の倒木リスクが高く,樹木の傾きはそれほど重要でなかった.台風による倒木の調査では,幹折れは環境保全林の内部の直立する細長い個体でみられ,上記の力学計算と一致していた.台風による強風では,ほとんどの樹木が風になびき風を遮らないため単木での計算と一致していたと考えられる

  • 様々な海岸生態系に対する市民による需要

    諸住健, 小池文人

    日本生態学会大会  (神戸)  2019年03月   日本生態学会

     概要を見る

    都市や近郊において海岸には砂浜海岸や岩場海岸、コンクリート護岸、親水石積み護岸などの多様な海岸と対応した生物群集が存在し、市民によってそれぞれの群集に適した利用が行われている。都市部において、現在市民がアクセス困難な海岸を適切に開発、開放することができれば都市住民の生活向上が見込まれる。本研究では、様々な海岸生態系に対する市民の利用についてルートセンサスにより調査し、市民による海岸生態系利用の需要を把握する。調査は、東京都市圏の中央部から西部において、都心から郊外を経て農村に至る景観傾度に沿った海岸で行った。その結果、魚釣り、遊び(砂遊びや水遊び)、生物採集の順に利用者が多く、魚釣りと生物採集の利用者は全体の53%に及ぶことから、海岸生態系への需要が大きいことが明らかとなった。最も利用者の多かった魚釣りでは、秋季にコンクリート護岸を多く利用する傾向が示され、特に高齢の男性による利用が多かった。遊びでは、初夏に砂浜海岸での利用者密度が高く、他の海岸利用と比較して女性や子供の利用が多かった。生物採集では、初夏に岩場海岸や親水石積み護岸を利用され、遊びに次いで女性や子供の利用も多かった。今回観察された傾向からは、高齢の男性の利用を促進するためには魚釣りに向いたコンクリート護岸が効果的で、女性や子供の利用を促進するには、遊びや生物採集に向いた砂浜海岸や親水石積み護岸が適当であると考えられる。今回の結果は、海岸を開発する際に目的とする利用タイプと利用者属性を定めて護岸を造成することが可能であることを示唆している。

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学会誌・論文誌編集等 【 表示 / 非表示

  • 保全生態学研究

    編集委員長 

    1996年
    -
    継続中
     

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 生物多様性保全に有効な景観の設計

共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示

  • 兄島グリーンアノールの根絶事業における分布拡大予測

    提供機関: 自然環境研究センター  企業等からの受託研究  

    研究期間: 2016年04月  -  2018年03月 

  • 統計数理研究所「リモートセンシングデータの解析とその植物生態学への応用」

    国内共同研究  

    研究期間: 2003年  -  2005年 

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 大学院環境情報学府  外来生物マネジメント論演習

  • 大学院環境情報学府  外来生物マネジメント論

  • 大学院環境情報学府  環境リスクマネジメントワークショップⅡ

  • 大学院環境情報学府  生態学特別講義

  • 大学院環境情報学府  外来生物問題を解決するモデルと社会

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学外審議会・委員会等 【 表示 / 非表示

  • 日本生態学会全国委員

    2006年01月
    -
    2007年12月

    その他   全国委員

  • 環境審議会

    2003年11月
    -
    2005年10月

    その他   委員

社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示

  • 人類の福利に貢献する生態系をまもりそだてる

    (横浜) 

    2010年10月
     
     

  • 特定外来生物の分布状況2010

    (東京) 

    2010年03月
     
     

  • 外来植物の「リスク」を調べて蔓延を防止する―これまでの研究成果と今後重要と

    独立行政法人農業環境技術研究所  (東京国際フォーラム) 

    2006年12月
     
     

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    議論のまとめとして「外来植物から日本の生態系を守るため にどうすべきか-可能性と限界-」を講演

  • 生物侵入リスクの評価と管理

    横浜国立大学21世紀COEプログラム「生物・生態環境リスクマネジメント」  (横浜国立大学) 

    2005年03月
     
     

     概要を見る

    第4回「生物・生態環境リスクマネジメント」シンポジウム‐持続可能な生態環境保全に向けて‐

  • 外来種の侵入リスク評価

    生物多様性JAPAN  (東京都(文京シビックセンター)) 

    2005年02月
     
     

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    外来種のもたらすリスクと生物多様性保全

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