小池 文人 (コイケ フミト)

KOIKE Fumito

所属組織

大学院環境情報研究院 自然環境と情報部門

職名

教授

生年

1959年

研究キーワード

外来生物、環境、群集、景観、個体群、保全

メールアドレス

メールアドレス

ホームページ

http://vege1.kan.ynu.ac.jp

関連SDGs




ORCID  https://orcid.org/0000-0002-6588-6485

写真a

代表的な業績 【 表示 / 非表示

直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1988年

    京都大学   理学研究科   植物学

  •  
    -
    1982年

    千葉大学   理学部   生物学科

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士 - 京都大学

  • 理学修士 - 京都大学

学内所属歴 【 表示 / 非表示

  • 2008年9月
    -
    現在

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   教授  

  • 2007年4月
    -
    2008年9月

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   准教授  

  • 2001年4月
    -
    2007年3月

    専任   横浜国立大学   大学院環境情報研究院   自然環境と情報部門   助教授  

  • 1998年10月
    -
    2001年3月

    専任   横浜国立大学   環境科学研究センター   助教授  

  • 2021年4月
    -
    現在

    併任   横浜国立大学   大学院先進実践学環   教授  

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 1995年10月
    -
    1998年9月

      島根大学   生物資源科学部生物科学科   講師

  • 1994年4月
    -
    1995年9月

      島根大学   理学部生物学科   講師

  • 1988年4月
    -
    1994年3月

      島根大学   理学部生物学科   助手

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 1982年
    -
    現在
     

    日本生態学会

  • 1983年
    -
    現在
     

    イギリス生態学会(British Ecological Society)

  • 2003年
    -
    現在
     

    アメリカ生態学会(Ecological Sciety of America)

  • 2010年
    -
    現在
     

    日本雑草学会

  • 2010年
    -
    現在
     

    日本造園学会

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 生態学、環境学

  • 環境・農学 / 自然共生システム

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 普通自動車免許(一種)

  • 潜水士

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 都市近郊の生態学的景観内での多様性保全

    その他の研究制度  

    研究期間:

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    景観生態学を発展させ,多様性を保全できる景観を設計する

  • 外来生物リスクの評価と管理

    その他の研究制度  

    研究期間:

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    外来生物の導入前のリスク評価を行う

  • アセンブリー・ルールによる群集予測

    その他の研究制度  

    研究期間:

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    植物や動物の群集の予測を行う

  • 森林群集の研究

    その他の研究制度  

    研究期間:

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    森林群集(種組成と優占度)の予測を行う

著書 【 表示 / 非表示

  • 生態系の暮らし方 ―アジア視点の環境リスクマネジメント―

    小池文人,金子信博,松田裕之,茂岡忠義( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 責任編集者)

    東海大学出版会  2012年3月  ( ISBN:978-4-486-019

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

    人も他の生きものと同じように、自然の中で進化した、生態系の一員であ
    る。都会に暮らしていても、自然の恵みを離れて生きることはできない。
    数十年後の未来に人と生態系の関わり方のあるべき姿を示す

  • Assessment and Control of Biological Invasion Risks

    Clout, M. N., Kawamichi, M., De Poorter, M. and Iwatsuki, K.( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 責任編集者)

    SHOUKADOH Book Sellers and IUCN  2006年  ( ISBN:978-487974604

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    記述言語:英語 著書種別:学術書

    Biological invasion, an issue of growing importance due to the significant increase in international transportation and trade, can disturb the balance of local ecosystems and even destroy them. This collection of papers presented at the International Conference on Assessment and Control of Biological Invasion Risks held in August 2004 at Yokohama National University discusses risk assessment, risk management and eradication. It also includes contributions reporting on the current status of invasion and the properties of alien species in East Asia.

  • 地域創造論vol.2ブックレット

    小池文人( 担当: 単著 ,  範囲: まちづくりと自然環境)

    横浜国立大学 地域実践教育研究センター   2018年5月 

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    総ページ数:187   担当ページ:14-25   記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 生態学の視点から:都市近郊の里山の生態系と管理.pp.105-117. 武内和彦・佐土原聡(編)「持続可能性とリスクマネジメント 地球環境・防災を融和したアプローチ」

    小池文人( 担当: 共著)

    国際書院  2012年12月  ( ISBN:978-4-87791-2

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • 里山創生~神奈川・横浜の挑戦~

    佐土原聡,小池文人,嘉田良平,佐藤裕一( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 共同編集と分担執筆)

    創森社  2011年11月  ( ISBN:978-4-88340-2

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    記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書

    都市近郊の里山地域の歴史と未来

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学位論文 【 表示 / 非表示

  • Foliage density distribution in tree and forest canopies and crown-to-crown interaction in evergreen broad-leaved trees.

    Fumito Koike

    1988年5月

    未設定   単著  

  • 林冠における葉群分布とその動態に関する研究

    小池文人

    1984年3月

    未設定   単著  

論文 【 表示 / 非表示

  • 英語は大学教育のどこで使われているのか

    小池文人

    ときわの杜論叢   9   73 - 78   2022年  [査読有り]

    DOI

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)   単著  

  • オープンアクセスの現状

    小池 文人

    保全生態学研究   26 ( 1 )   n/a   2021年5月

    DOI CiNii Research

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会   単著  

    <p>世界的に学術雑誌のオープンアクセス化が進んでいる。「保全生態学研究」も誰でも論文を読むことができるようになったが、 2020年 4月の投稿規定からは著作権を著者自身が持ち、 CC BY 4.0のライセンスを遵守すれば許諾を得ずに、自由に図表等をオンライン授業や講義、不特定多数の市民向け公開講座などの資料として配布して利用することができるようになった。同時に掲載料を有料とすることで、会員以外にもひろがる生態学の関連分野の専門家や実務家の投稿を可能とした。ただし筆頭著者が生態学会会員であれば一定のページ数まで出版料を免除することで会員サービスは従来と同等である。保全生態学研究では「読者にとって知る価値のある情報であるか」を中心的な指標として新しい生態学論文のスタイルを開発してゆきたい。</p>

  • 都市近郊の海岸生態系に対する市民による需要

    諸住 健, 小池 文人

    保全生態学研究   26 ( 1 )   n/a   2021年  [査読有り]

    DOI CiNii Research

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会   共著  

    <p>自然に接することを求める需要に応えるため様々なツーリズムが発達している。日本では海に接する大都市が多く、海岸の生態系は都市生活者にとって身近な自然となり得る。都市において、現在は市民によるアクセスが制限されている護岸などを適切に開発、開放することができれば都市住民の生活の質の向上が見込まれる。本研究では、東京都市圏の都心から郊外を経て農村に至る景観傾度に沿った海岸で、砂浜海岸や岩場海岸、コンクリート護岸、親水石積み護岸などの様々な海岸生態系に対する市民の利用の状況をルートセンサスによる直接観察で調査し、利用人数に影響する要因を統計的に検出した。調査の結果から、利用者数は魚釣り、遊び(砂遊びや水遊び)、生物採集の順に多く、魚釣りと生物採集の利用者数は全体の 53%と半数を超えることがわかった。このことから、市民による海岸生態系の利用には生態系の直接的な利用と関わりが深い需要が多いことが示唆された。最も利用者の多かった魚釣りは、秋にコンクリート護岸で利用者密度が高く成人男性の利用が多かった。遊びでは、初夏に砂浜海岸で利用者密度が高く、性比に偏りは見られなかったが、他の海岸利用と比較して子どもが多かった。生物採集は、初夏に岩場海岸が利用され、遊びについで女性や子どもの利用も多かった。今回の結果から、未開放のコンクリート護岸に対しては魚釣りの潜在的な需要があることや、親水石積み護岸の造成は垂直護岸よりも生物採集が行いやすいため、都市の子どもに自然と接する機会を提供しうることが示された。今回の結果は、都市の人工護岸を未利用の自然資源として開発する際に目的とする利用タイプと利用者属性を定めた計画策定が可能であることを示唆している。</p>

    その他リンク: https://ci.nii.ac.jp/naid/130008027857

  • メソスケールにおけるイノシシの掘り起こし跡の分布調査

    後藤 然也, 小池 文人

    保全生態学研究   26 ( 1 )   n/a   2021年  [査読有り]

    DOI CiNii Research

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会   共著  

    <p>農業被害などの人間との軋轢や豚熱 CSFの感染拡大が問題となっているイノシシ Sus scrofaの管理には、広域において利用でき持続的かつ容易に利用可能な密度指標が必要であるが、適切な手法が確立されていない。本研究では関東地方西部の 90 km×92 kmの地域に 18 km×23 kmの調査メッシュを 18個設定し、各メッシュにさまざまな植生や地形を通過する約 10 kmの調査ラインを設定してラインセンサスによりイノシシの堀跡密度(堀跡数 /km)の分布を調べた。地形や植生などの局所的環境の選好性の影響を除去するため、堀跡地点とともに調査ライン上の定間隔点をバックグラウンド地点として植生や地形などの環境を調査し、メッシュ固有の効果を含むロジスティック回帰分析を行なうことで、環境の影響を補正した堀跡密度(堀跡数 /km)を得た。別の方法により検証するため一部のメッシュにカメラトラップを設置し撮影頻度(撮影回数 /カメラ・日)を調査した。ここでもポアソン回帰で局所環境の影響を除いたメッシュごとのカメラによる撮影頻度(撮影回数 /カメラ・日)を求めた。野外調査で得られた堀跡密度は関東山地の人里周辺や海沿いで高く、三浦半島の生息地では中程度で、イノシシ個体群の生息情報がほとんどない平地では低く、従来の分布情報とおおむね一致していた。堀跡密度とカメラトラップの撮影頻度は正の相関を示したが、局所環境により補正したものは調査地点数が限られることもあり本研究では統計的に有意でなかった。イノシシは多様な環境を含む景観を利用し、掘り起こし場所の環境に強い嗜好性を持っていたが、このことは堀跡調査で個体群密度を評価するには個体の行動域を超える大きな空間スケールで調査を行い、統計モデルで局所環境の影響を補正する必要を示唆する。今後はカメラトラップによる絶対密度推定法などを用いて、堀跡を用いた密度指標を検証することが望まれる。</p>

    その他リンク: https://ci.nii.ac.jp/naid/130008027856

  • Co-occurrence of invasive and native carnivorans affects occupancy patterns across environmental gradients

    Kass Jamie M., Tingley Morgan W., Tetsuya Tatsuyuki, Koike Fumito

    BIOLOGICAL INVASIONS   22 ( 7 )   2251 - 2266   2020年7月  [査読有り]

    DOI Web of Science

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Springer Science and Business Media {LLC}   共著  

    その他リンク: https://doi.org/10.1007/s10530-020-02254-0

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総説・解説記事等 【 表示 / 非表示

  • オープンアクセスの現状

    小池文人

    保全生態学研究   26 ( 1 )   1 - 2   2022年5月  [依頼有り]

    DOI

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   単著  

  • 生態学はどこで使われているか:協働のためのオープンアクセスジャーナル

    小池 文人

    保全生態学研究   25 ( 1 )   2020年  [依頼有り]

    DOI

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会   単著  

    <p>生態学に関わる応用分野は、環境省や農林水産省、国土交通省をはじめ、さまざまな省庁に分散し、鳥獣保護管理法や都市緑地法など自然に関わる法律も各省庁への所管が決まっている。これに応じて省庁から都道府県を経て市町村の担当課に至る行政の系列が形成されている。系列間では国から市町村に至るまでそれぞれのレベルでの連携が望まれるが連絡は必ずしも良くない。ここでは行政系列に対応する伝統的な大学教育のカリキュラムを解析することで、各系列における基本的な生態学的知識のレベルを調査し、未来に向けた生態学的技術の提供と系列間の協働を促進するためのアプローチを検討した。個体以上のレベルを扱うマクロ生物学である生態学に固有な技術的資源には、生物の数の増減を予測する個体群の技術と、種間の相互作用の結果を予測する群集の技術、物理・化学的な環境を予測する狭義の生態系の技術、実際の地域の複雑な景観をあつかう技術に加えて、生物の種ごとに違う生活史や、自然の状態に関する知識ベースがある。教育課程の中では医師養成と建築技術者養成、土木技術者養成で生態学に関する授業が少なく、獣医師養成と農業技術者養成は中程度で、森林技術者養成と水産技術者養成では多くの授業が行われていた。個体群に関する授業は水産技術者養成で特に多かった。個体群技術は新興感染症の伝播制御と緊急防除や生物であるヒトの少子化対策を含むが、医師養成や建築技術者養成などではあまり扱われていなかった。都市の森林や河川、海岸を主管する行政系列の人材を育成する建築技術者養成と土木技術者養成では生活史や群集が扱われていなかった。系列間の連携の手がかりとして基礎的な生態学の授業がこれらの伝統的な大学教育プログラムに組み込まれることが望ましいが、出身者がヒトを含めた生態系管理の主担当となるのはカリキュラム面で困難であり、生態学の技術と知識の教育を受けた人材が計画を立てる中央省庁だけでなく現場の作業に関わる市町村にも入る仕組みの構築が必要である。行政系列どうしの縦割りの弊害の解消にはアカデミック・セクターが主導して現場担当者のレベルで勉強会や情報交換会を開くと効果的であり、保全生態学研究誌はさまざまな応用分野が集うことができる共通のプラットフォーム構築のためオープンアクセス化を進めている。</p>

    その他リンク: https://ci.nii.ac.jp/naid/130007866052

  • 学術雑誌における電子出版と購読者の行動

    小池 文人

    保全生態学研究   24 ( 1 )   1 - 9   2019年  [依頼有り]

    DOI

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本生態学会   単著  

    本学術雑誌の印刷冊子から電子媒体への移行を検討するため、本誌の購読者と非購読の生態学会会員に対して、様々な形態で提供されている学術雑誌の利用状況に関するアンケートを行った。最も多く利用されていたのは利用者個人の手続きなしで利用できる雑誌であり(機関契約のセット購読やオープンアクセスジャーナル等)、次に利用されていたのは印刷冊子であった。多くの学会で行われているような個人のパスワードでアクセスする雑誌の利用は3誌以下で全く利用しない回答者も多く、都度払いのpay per viewはほとんど利用されていなかった。本誌の移行に関しては、だれでも自由にアクセスできる形態か多数の雑誌のセット購読など、利用者個人の手続きなしで利用できる形態が最も望ましく、次は現在と同じく印刷媒体での提供であり、個人のパスワードでアクセスする形態はサーキュレーションの低下をもたらす可能性がある

  • 社会における研究者のニッチと「保全生態学研究」

    小池 文人

    保全生態学研究   23 ( 1 )   1 - 3   2018年  [依頼有り]

    DOI

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本生態学会   単著  

    その他リンク: https://doi.org/10.18960/hozen.23.1_1

  • 神奈川県のアライグマの対応戦略:分布予測シミュレーションから国家レベルの大規模な対策を練ろう

    自然保護   493   12 - 14   2006年

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   単著  

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作品・芸術・データベース等 【 表示 / 非表示

  • 教育・研究・市民アセスメント用空間情報システム「みんなでGIS」

    小池文人

    2001年 - 現在

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    作品分類:ソフトウェア  

受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本生態学会ポスター賞

    2023年03月   日本生態学会   外来植物駆除で植生は回復するのか?小笠原諸島兄島の事例  

    受賞者:瀬戸智大(横浜国立大学大学院, 日本森林技術協会), 小池文人(横浜国立大学大学院)

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 外来生物除去後に目指すべき群集の推定方法-小笠原の外来植物の例-

    2013年4月 - 2018年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    代表者:小池 文人

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    資金種別:競争的資金

    研究目的(概要)※ 当該研究計画の目的について、簡潔にまとめて記述してください。
     侵略的外来生物の本格的な防除事業が行われるようになり,保全対象の在来生物が回復し始めているケースも多い.しかし最終的に復元すべき目標生態系(各在来種の優占度など)は不明なままであり,また一つの外来種を除去した後で他の外来種が優占する現象の予測もできていない.
     小笠原諸島母島ではアカギが増え続け,純林状となった地域も多い.陸上生態系は地形・立地の影響を強く受けるが,回復目標の潜在生態系が戦前の開発で不明の地域もある.そこで,植物種の生態特性(最大高など)の地形による変化を調査し,アセンブリールールを用いて,復元目標生態系における種の優占度を計算し,具体的な復元目標生態系を明らかにする.また1つの外来種を除去したあと他の外来種が優占する現象も多く,そのようなケースの出現予測も行う.

  • アセンブリー・ルールによる植物群集の予測:ニホンジカによる被食下の極相植生

    2009年 - 2012年

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    代表者:小池文人

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    資金種別:競争的資金

    ニホンジカの増加により,北海道から九州までの奥山から里山に至るさまざまな地域で植生が変化しつつある.シカが少ない状態でも好まれて食害される植物と,被食圧が高まった場合のみ被食される種が存在する.このような選択的な被食は植物の種どうしの競争関係に影響を与え植生が変化する.この研究ではシカの嗜好性も植物種の種特性のひとつとして取り入れることにより,極相の植物群集をアセンブリールールで予測した.

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 外来生物の動態:不均一な環境でのミクロとマクロの現象

    小池文人, Thiri AUNG

    日本生態学会大会  2023年3月  日本生態学会

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 空間構造としての植生境界は植物の多様性に貢献するか

    新田紗也, 小池文人(横浜国立大学)

    日本生態学会大会  2023年3月  日本生態学会

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 千葉県周辺におけるエナガ(Aegithalos caudatus)の頭部白化個体群の分布について

    昆泰要, 小池文人

    日本生態学会大会  2023年3月  日本生態学会

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 都市鉄道敷の生物多様性への貢献-ススキクラス表徴種

    川本我夢, 小池文人

    日本生態学会大会  2023年3月  日本生態学会

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 外来植物駆除で植生は回復するのか?小笠原諸島兄島の事例

    瀬戸智大(横浜国立大学大学院, 日本森林技術協会), 小池文人(横浜国立大学大学院)

    日本生態学会全国大会  2023年3月  日本生態学会

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

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学会誌・論文誌編集等 【 表示 / 非表示

  • 保全生態学研究

    編集委員(2018-2023 編集委員長) 

    1996年
    -
    現在
     

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 生物多様性保全に有効な景観の設計

共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示

  • 兄島グリーンアノールの根絶事業における分布拡大予測

    提供機関: 自然環境研究センター  企業等からの受託研究  

    研究期間: 2016年04月  -  2018年3月 

  • 統計数理研究所「リモートセンシングデータの解析とその植物生態学への応用」

    国内共同研究  

    研究期間: 2003年  -  2005年 

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2023年度   MAB/SDGsグローバル化演習Ⅱ

    教養教育科目

  • 2023年度   MAB/SDGsグローバル化演習Ⅰ

    教養教育科目

  • 2023年度   自然生態系設計学Ⅱ

    大学院環境情報学府

  • 2023年度   生態系計画学

    都市科学部

  • 2023年度   生物群集とリスクⅡ

    都市科学部

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その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2023年03月
     
     
    日本生態学会ポスター賞   (教育方法・実践に関する発表、講演)
  • 2018年04月
    -
    2024年03月
    さくらサイエンスプログラム受け入れの企画と実施   (その他特記事項)
  • 2017年04月
    -
    2024年03月
    JASSO協定派遣の企画引率   (教育方法・実践に関する発表、講演)
  • 2017年03月
     
     
    日本生態学会大会ポスター賞   (学生の学会賞等の受賞実績)

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    受賞区分:博士前期・修士 組織:横浜国立大学 大学院環境情報学府 環境リスクマネジメント専攻 生命環境マネジメントコース 組織名(和): 組織名(英): 主たる指導教員:有

  • 2009年08月
     
     
    The importance of past and present landscape for Japanese hares Lepus brachyurus along a rural-urban gradient   (学会等における学生の発表実績)

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    発表区分:博士後期 組織:横浜国立大学 大学院環境情報学府 環境リスクマネジメント専攻 組織名(和): 組織名(英): 主たる指導教員:有 発表学会等名(和): 発表学会等名(英):The 10th International Congress of Ecology, INTECOL The importance of past and present landscape for Japanese hares Lepus brachyurus along a rural-urban gradient Masayuki SAITO and Fumito KOIKE 国際/国内の別:国際 開催地:Brisbane, Australia 主たる経費:その他外部資金

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 日本生態学会全国委員

    2006年01月 - 2007年12月  全国委員

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    委員区分:その他 

  • 茅ヶ崎市環境審議会

    2003年11月 - 2023年5月  委員(2016年より会長) 

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    委員区分:自治体 

社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示

  • 外来生物の分布拡大予報(ヒトCOVID-19,ヒアリ,野生イノシシCSFなど)

    役割:編集長, 報告書執筆

    外来生物分布拡大予報研究会  2008年3月 - 現在

  • 都市の自然を楽しむライフスタイル

    役割:司会, 企画

    横浜国立大学  横浜市内  2018年4月 - 現在

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    対象: 中学生, 高校生

    種別:公開講座

    都市の自然を知り,日常的に親しむライフスタイルを開発して普及する

  • 人類の福利に貢献する生態系をまもりそだてる

    横浜  2010年10月

  • 特定外来生物の分布状況2010

    東京  2010年3月

  • 外来植物の「リスク」を調べて蔓延を防止する―これまでの研究成果と今後重要と

    独立行政法人農業環境技術研究所  東京国際フォーラム  2006年12月

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    種別:講演会

    議論のまとめとして「外来植物から日本の生態系を守るため にどうすべきか-可能性と限界-」を講演

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学内活動 【 表示 / 非表示

  • 2021年04月
    -
    2023年3月
      都市科学部副学部長   (部局内委員会)

  • 2021年04月
    -
    2023年3月
      国際戦略推進機構基盤教育部門長   (全学委員会)

  • 2020年04月
    -
    2021年3月
      都市科学部入試委員長   (部局内委員会)

  • 2018年04月
    -
    2019年3月
      地域実践教育研究センター長   (全学委員会)

  • 2011年04月
    -
    2015年3月
      理工学部建築都市環境計学科地球生態学EP代表   (部局内委員会)