論文 - 小池 研二
件数 33 件-
ボン及びデュッセルドルフ国際学校における国際バカロレアの美術教育について
小池 研二
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 8 108 - 127 2025年2月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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ドイツ,ノルトラインヴェストファーレン州の美術館博物館における鑑賞教育
小池 研二
横浜国立大学教育学部紀要.I,教育科学 7 90 - 108 2024年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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SDGsと美術教育
小池研二
教育美術 82 ( 10 ) 12 - 15 2021年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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国際バカロレア中等教育プログラムを生かした美術の学びについて(2) ―工芸題材におけるATLスキルの活用と探究的な学び―
小池研二
美術教育学研究 ( 53 ) 2021年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:大学美術教育学会 単著
国際的な統一プログラムである国際バカロレアの汎用的スキルであるATLスキル(Approaches to Learning skills)を授業当初から生徒に示し,生徒に理解させた上で,学習に取り組ませることにより,生徒がスキルを自覚して学習に生かせるかをアンケート結果から分析した。さらに,自然素材を生かした木工の制作を通して良さや美しさといった概念理解をさせるために「探究の問い」を設定し,問いを考えながら学習を行い,より深い学びができるかどうかを生徒の記述から分析した。その結果ATLスキルについて具体的に説明をすれば多くの生徒がスキルの意味を理解して学習の各場面で自覚していることがわかった。また,探究の問いからは,工芸品の美しさや,工芸の必要性について,制作活動を通して理解を深めていることがわかった。一方学習の内容にATLスキルがどの程度生かされているかについては今後の課題となった。
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国際バカロレア中等教育プログラムを生かした美術の学びについて-ATLスキル(Approaches to Learning skills)の理論を中心に-
小池研二
美術教育学研究 ( 51 ) 161 - 168 2019年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:大学美術教育学会 単著
国際バカロレアのATLスキルは「学び方を学ぶ」ために設定された汎用的スキルで,中等教育プログラムでは5つのカテゴリーと10のクラスターが示されている。世界各国ではコンピテンシーベースの学習が主流となっており,各種のスキルも示されている。本論ではCCRとATC21Sに示されたスキルと,ATLスキルを比較した。その結果,各システムの目的の違いから分類の仕方や位置づけは異なるものの,それぞれのスキルについては大きな違いはないことが確認できた。また,ATLスキルについて,美術の授業を通して生徒はどのように感じているのかを調査したところ,コミュニケーションスキルや振り返りのスキルなど,実際に普段の学習で扱われているスキルについては多くの生徒が伸びたと感じていることがわかった。ATLスキルなど具体的なスキルを示すことは,資質・能力の育成を明確にした次期学習指導要領にも十分参考になることが考えられる。
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【論文】多文化共生に向けた教科横断STEAM教育の実践-全学教育科目における試み-
橋本 ゆかり, 池田 敏和, 梅澤 秋久, 小池 研二, 多和田 雅保, 中嶋 俊夫, 平島 由美子, 堀内 かおる, 脇本 健弘
教育デザイン研究 16 ( 1 ) 1 - 10 2025年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:横浜国立大学大学院 教育学研究科 共著
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特別支援学校小学部における図画工作科を中心とした学びの研究(3) ―複数教科との横断的学び―
北野 ちゆき, 石黒 悠樹, 清野 千鶴, 小池 研二
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 7 109 - 120 2024年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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特別支援学校小学部における図画工作科を中心とした学びの研究(2) ―教科における学びと教科等横断的な学び―
北野 ちゆき, 小池 るみ, 長谷川 博基, 宮野 雄太, 小池 研二
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 6 80 - 94 2023年2月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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附属特別支援学校での図画工作科を中心とした学びを生かした教育について:特別支援学校小学部における図画工作科を中心とした学びの研究(1)
北野ちゆき ,清野千鶴 ,加賀谷聖 ,堀川亮 ,小池研二
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 5 78 - 92 2022年2月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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【中学校評価座談会】学習評価を意味あるものにするために~『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』の活用~
《司会》平田朝一,《登壇者》飯田哲昭,小池研二,角谷由美,道越洋美
教育美術 82 ( 6 ) 21 - 41 2021年6月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)美術科についての考察(2)-評価を中心に-
小池 研二
美術教育学 美術科教育学会誌 ( 40 ) 157 - 170 2019年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:美術科教育学会 単著
本論の目的は国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)の美術科について,①評価の特徴について文献調査,現場調査等から明らかにする,②イギリスGCE-AレベルのArt, Craft and Designの評価目的の内容と比較し互いの特徴を明らかにする,ことで現在行われている高大接続改革に関連しIBDP の有効性を探る。美術科の評価課題は2つの外部評価と1つの内部評価であり,いずれも普段の学習内容がそのまま評価の対象となる。一方GCE-Aレベルは設定された2つの課題のうちの1つは統一問題であり,IBに比べより試験としての性格が強いことがわかった。双方共に高等学校における学習を大学入学資格に活用しているが,さらにIBは美術科を含めた教科を大学入試にいかしており,高大の学習のつながりや広範囲にわたる学力の育成という面で日本の教育にも有効であることを確認した。
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フィンランド,ヘルシンキ郊外における美術を中心とした教育の現状について
小池 研二
横浜国立大学教育人間科学部紀要Ⅰ,(教育科学) ( 02 ) 28 - 58 2019年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学 単著
本論の目的は2016年10月にフィンランドで行った美術教育を中心とした現地調査についての報告を行い,考察を加えるものである。フィンランドでは2016年に小学校が,2017年に中学校が新指導要領を実施している。本調査を行ったのはちょうどその時期であり,学校現場の教師や校長は指導要領について,どのような印象を持ち,どのように生かそうとしているのかを直接聞くことが大きな目的であった。そして学習指導要領作成の中心となった調査官,大学の美術教育担当者からも話を聞き学習指導要領及び美術教育に対する考え方について調査を行うこととした。また,小学校や中学校だけでなく,課外美術学校,職業訓練専門学校といった日本の一般的な教育システムから見るとやや特殊な部類の学校の美術教育についてもどのような教育を行っているかについて調査を行うこととした。
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国際バカロレア中等教育プログラムを生かした美術の学びについて:―ATLスキル(Approaches to Learning skills)の理論を中心に―
小池 研二
美術教育学研究 51 ( 1 ) 161 - 168 2019年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:大学美術教育学会 単著
<p>国際バカロレアのATLスキルは「学び方を学ぶ」ために設定された汎用的スキルで,中等教育プログラムでは5つのカテゴリーと10のクラスターが示されている。世界各国ではコンピテンシーベースの学習が主流となっており,各種のスキルも示されている。本論ではCCRとATC21Sに示されたスキルと,ATLスキルを比較した。その結果,各システムの目的の違いから分類の仕方や位置づけは異なるものの,それぞれのスキルについては大きな違いはないことが確認できた。また,ATLスキルについて,美術の授業を通して生徒はどのように感じているのかを調査したところ,コミュニケーションスキルや振り返りのスキルなど,実際に普段の学習で扱われているスキルについては多くの生徒が伸びたと感じていることがわかった。ATLスキルなど具体的なスキルを示すことは,資質・能力の育成を明確にした次期学習指導要領にも十分参考になることが考えられる。</p>
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国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)美術科に ついての考察( 2 ):評価を中心に
小池 研二
美術教育学:美術科教育学会誌 40 ( 0 ) 157 - 170 2019年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:美術科教育学会 単著
本論の目的は国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)の美術科について,1評価の特徴について文献調査,現場調査等から明らかにする,2イギリスGCE-AレベルのArt,CraftandDesignの評価目的の内容と比較し互いの特徴を明らかにする,ことで現在行われている高大接続改革に関連しIBDPの有効性を探る。IBDP美術科の評価課題は2つの外部評価と1つの内部評価であり,いずれも普段の学習内容がそのまま評価の対象となる。一方GCE-Aレベルは設定された2つの課題のうちの1つは統一問題であり,IBに比べより試験としての性格が強いことがわかった。双方共に高等学校における学習を大学入学資格に活用しているが,さらにIBは美術科を含めた教科を大学入試にいかしており,高大の学習のつながりや広範囲にわたる学力の育成という面で日本の教育にも有効であることを確認した。
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国際バカロレア中等教育プログラムを生かした美術科授業の実践研究(2)
小池 研二
美術教育学研究 ( 50 ) 161 - 168 2018年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:大学美術教育学会 単著
国際バカロレア(International Baccalaureate)中等教育プログラム(Middle Years Programme = MYP)では概念理解を重視し,探究的な学びを行っている。本研究の目的は,この考え方を中学校の美術教育に応用することにより,美術教育を通して,より深い概念的な理解が可能か検証することである。研究では,「事実的問い」「概念的問い」「議論的問い」の「探究の問い」に着目した。「探究の問い」を考えて制作をすることで,生徒の概念的な理解が深まり,美術を身近なものと感じられるかを調査した。アンケート等の調査の結果,多くの生徒は,「探究の問い」の内容について思考し,自分の意見を持つことができた。しかし,「探究テーマ」については,理解していない生徒も多かった。「探究テーマ」は「問い」に比べて思考する機会が少なかったことが挙げられる。このことから概念的な理解を生徒に求めるには制作と並行して「問い」や「テーマ」を考えさせることが有効であると確認できた。</
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小池 研二
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 01 ( 01 ) 33 - 57 2018年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学部 単著
IBの当事者はどのようにIBを捉えているか調査した。IB実施校である学芸国際中でDPを学ぶ生徒とMYP及びDPを担当する教師にインタビューを行い,文献等ではわからない学校現場での状況について調査を行った。その結果,DPについて生徒は学習することの楽しさをDPの高度な学習内容の中から感じ取っていること,教師はルーブリックの扱いを慎重にすること等が確認できた。
その他リンク: http://doi.org/10.18880/00011665
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国際バカロレア中等教育プログラムを生かした美術科授業の実践研究
小池 研二
美術教育学研究 ( 49 ) 161 - 168 2017年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:大学美術教育学会 単著
国際バカロレア中等課程プログラムで改訂後により具体化した概念的な学習について日本の中学校で実践研究を行った。その結果表面的には概念的な理解はするが深い理解は困難であることがわかった。
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国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)美術科についての考察-DP美術科のねらい,目標,シラバスを中心に-
小池 研二
美術教育学 ( 38 ) 213 - 224 2017年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
国際バカロレア・ディプロマプログラムは2016年に1回目の新課程でのテストが行われる。その美術教育について,ねらい,目標,シラバスを中心に調査した。その結果,3つのコア領域を,事前研究からキュレーションまで行う探究的な深い学びをすることが確認でき,日本の美術教育にも有効であることを確認した。
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学外活動・学外学習Ⅲ「わくわくサタデー」における造形活動について
小池 研二
横浜国立大学教育人間科学部紀要. I, 教育科学 ( 17 ) 49 - 70 2015年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育人間科学部 単著
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国際バカロレア中等教育課程(MYP)芸術科についての基礎的研究
小池 研二
美術教育学 美術科教育学会誌 ( 30 ) 191 - 200 2009年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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国際バカロレアMYPを視野に入れた美術科カリキュラムの実践研究~米国中学校との交流授業と美術館での鑑賞授業を中心に~
東京学芸大学附属国際中等教育学校 平成19年度研究紀要 ( 01 ) 31 - 72 2008年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
米国ニューヨーク州ベツレヘム中央中学校との交流授業と東京国立近代美術館での国際中等教育学校1年生の鑑賞活動を中心に国際バカロレアMYPのカリキュラムについての研究報告である。本研究ではwebによる通信や実物による日米展覧会を実施し,さらに米国美術館を視察研究して国際交流授業のあり方について考察した。また,東京都現代美術館での鑑賞活動では対話型鑑賞と調べ学習及び発表という3ステージからなる授業が展開され今後の研究の上で重要な示唆を示した。 東京都現代美術館での活動については第29回美術科教育学会で口頭発表
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美術教育の可能性を開く-「双方向性」を視軸とした学びの構造から-
阿部眞士,小池研二,尾澤勇,後藤保紀,斉藤宏美,小鴨成夫,水野谷憲郎,鉄矢悦朗
東京学芸大学教育実践研究機構 特別開発研究プロジェクト報告書 25 - 28 2008年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
前年度と同じテーマでの研究である。本年度は附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究ではなく東京学芸大学教育実践研究機構 教育改善推進費(トップマネジメント)経費による「特別開発研究プロジェクト」(追加指定分による助成を受けている。本年度は本研究は今までの附属学校図工美術部会の研究を基に,子どもとの相関関係にあるものを美術館に限定し,「双方向性」を重視した教育題材の開発と実践を行う。(メンバーは大学及び附属学校教員14名) 私は美術館での鑑賞授業の実践報告を4頁執筆(CD-ROM)
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美術教育の可能性をひらく~双方向性を視軸とした学びの構造から~
栗田勉,水野谷憲郎,小池研二,尾澤勇,相田隆司
東京学芸大学附属学校研究会 東京学芸大学附属学校研究紀要 ( 34 ) 31 - 59 2007年5月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
平成18年度東京学芸大学附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究である。 今まで実施してきた「子どもからはじまる教育」の実現に向けて,「双方向性」というキーワードを掲げ「学びの構造」について分析を行った。私は「 双方向性「学校をこえて」「国境をこえて」~附属大泉中学校の実践報告」を執筆した。(42頁~45頁)
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国際バカロレアを視野に入れた美術鑑賞教育の実践研究-地域の美術研究を中心にして-
東京学芸大学附属大泉中学校平成18年度研究集録 ( 47 ) 23 - 59 2007年1月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
本実践研究は,国際中等教育学校開校に向けて,国際バカロレアMYPの考え方を取り入れたカリキュラム開発を目的とする諸研究の一環として行われた。本稿は国際バカロレアの概略とそれに基づく授業の目的及び実践を記録したものである。練馬や東京という地域の美術に着目し美術館訪問や,作家インタビューをしながら自分たちで美術展を開催する活動を通して自ら学ぶ国際バカロレアの教育について研究した。本研究は平成17年度科学研究費補助金(奨励研究)[課題番号17901002]の助成を受けた。本研究は美術科教育学会で口頭発表した。(
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「子どもを中心にした教育」の実現に対する提案 Ⅳ-美術教育における学びの構造の理論、その実践と評価-
名達英詔,立川泰史,水野谷憲郎,阿部眞士,尾澤勇,小池研二,小島良子,相田隆司
東京学芸大学附属学校研究会 東京学芸大学附属学校研究紀要 ( 33 ) 72 - 90 2006年5月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
平成17年度東京学芸大学附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究である。 今研究では前年度の研究で提言された学習モデルに基づく事例の実践とその評価,検証を行った。私は「時間を追っての創造的進化、その実践と検証 鑑賞教育における多段階の導入による創造的進化」を執筆した。(82~84頁)
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「子どもを中心にした教育」の実現に対する提案 -美術教育における学びの構造の理論的追求-
立川泰史,栗原正治,栗田勉,遠藤信也,小島良子,富岡康一,阿部眞士,小林貴史,小池研二
東京学芸大学附属学校研究会 東京学芸大学附属学校研究紀要 ( 32 ) 69 - 88 2005年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
平成16年度東京学芸大学附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究である。 美術教育における学びの構造と現代的課題を分析し,「子どもからはじまる教育」という理念の具現化に際して求められる学習モデルを提言した。私は「時間を追っての創造的進化~大泉地区の実践例~」を執筆した。(83頁から84頁)
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南極に彫刻作品を展示しよう~南極昭和基地と通信して映像作品を制作する~
東京学芸大学附属大泉中学校 平成16年度研究集録 ( 45 ) 1 - 16 2005年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
南極昭和基地とで交信しながら授業を行うことが可能かどうかが目標の一つであった。これは国際中等教育学校として海外と広く交流していくためのステップとして捉えた授業実践である。本実践には南極越冬隊員として昭和基地で勤務した本校理科の教員の協力があった。南極から送られた画像に本校生徒の作品を合成しさらに越冬隊員に鑑賞してもらい,意見を聞くなどして双方向的な授業を行った。 本研究は平成15年度科学研究費補助金(奨励研究)[課題番号15912006]の助成を受けた。
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映像による表現活動の実践研究-デジタル機器を使って映像作品を作る-
東京学芸大学教育学部附属大泉中学校平成15年度研究集録 ( 44 ) 13 - 26 2004年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
本研究は東京学芸大学美術教育研究室相田隆司氏と私の共同研究である。本実践は平成13年度から附属高校大泉校舎とともに行っている文部科学省指定研究,中・高一環研究開発課題「文化的・社会的に多様化する生徒特性に対応する中等教育学校構想を視野に入れた教育課程の編成に関する基礎的研究」の一部として行った。本実践研究は生徒が実際に映像メディア=デジタルビデオ撮影とその編集作業を行い映像メディアを表現活動にいかに活用できるかを検証することを目的とした。本研究は東京学芸大学平成13年度「重点研究費」の助成を受けた。
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「子どもを中心にした教育」の実現に対する提案Ⅱ-子どもの造形美術活動から見直す、教育課程のあり方-
栗原正治,神山喜代美,丹進,水野谷憲郎,小林貴史,小池研二,大泉義一,阿部眞士
東京学芸大学附属学校研究会 東京学芸大学附属学校研究紀要 ( 30 ) 39 - 56 2003年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
本研究は,昨年度に引き続き行われた,平成14年度東京学芸大学附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究である。 これまで継続されてきた各校種にわたる縦断的な授業研究をもとに「子どもを中心にした教育」を実現するための教育課程試案策定のための基本的な視点を定めることが本研究の重点であった。私は「事例研究Ⅲ 大泉中学校 教科カリキュラムについて」を執筆した。(47頁,49頁)
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「子どもを中心にした教育」の実現に対する提案-子どもの造形美術活動から見直す幼小中高養大を通した教育課程のあり方-
大泉義一,柴田和豊,相田隆司,井口眞美,内藤美穂子,栗田勉,遠藤信也,小島良子,神山喜代美,小池研二
東京学芸大学附属学校研究会 東京学芸大学附属学校研究紀要 ( 29 ) 1 - 28 2002年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
本研究は,平成13年度東京学芸大学附属学校研究会実践研究プロジェクトによる受諾研究である。 「子どもを中心にした教育」というあまりに言い古された言葉をあえてテーマとしてとらえたのは果たしてこの当たり前である前提が教育現場では本当に実施されているのかという私たち自身の反省からであった。幼稚園から大学まで多くの教員の目でこの問題についてもう一度整理し正面から取り組んできたのがこの研究である。私は24頁~25頁,事例研究「岩絵の具を使ってドローイング」を執筆した。 1頁~28頁(CD-ROM付き)
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複数教科におけるサイバー図鑑を活用した相互評価システムとその授業
小池 研二ほか
日本電信電話株式会社 NTTサイバーソリューション研究所 レインボープロジェクト実践発表会~ITを活用した手作り授業実践への取組み、成果発表~資料 44 - 45 2002年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等) 共著
平成14年3月27日に行われた「レインボープロジェクト実践発表会~ITを活用した手作り授業実践への取組み、成果発表~(前掲)」の資料に発表内容要旨を記述した。私は「自分たちの作品図鑑を作ろう」を記述した。
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総合学習時代の美術科カリキュラム~生徒の独創的表現を大切にする適応教育を求めて~
本研究協議会では帰国生と帰国生以外の生徒との相互交流・相互啓発を目指す新しい学びの追求をテーマとした。私は本研究において美術という創造性,独創性を大切にする教科の特長を生かし,教材を設定した。研究授 … 全著者表示
本研究協議会では帰国生と帰国生以外の生徒との相互交流・相互啓発を目指す新しい学びの追求をテーマとした。私は本研究において美術という創造性,独創性を大切にする教科の特長を生かし,教材を設定した。研究授業では岩絵の具を使いドローイングを試みた。伝統的な材料と自由度の高い表現方法との融合により創造性,独創性豊かな活動が行われた。 閉じる
東京学芸大学教育学部附属大泉中学校平成13年度研究協議会資料総合学習時代の教科カリキュラムの開発-帰国生の「広義の適応」を視野に入れて 101 - 107 2001年11月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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自分たちの作品を世界に発信しよう~生徒自ら作る作品展覧会~
小池 研二
東京学芸大学教育学部附属大泉中学校 平成12年度研究集録 ( 41 ) 57 - 69 2001年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
本研究では生徒たちが制作した作品をデジタルカメラで撮影しコンピュータを使いプレゼンテーションを行った。単なる作品制作ではなく,制作後の作品の鑑賞及び発表についての提案を行った。なお,本研究は平成12年11月10日の大泉地区ネットワーク活用研究協議会で授業公開及び協議会を行ったものである。