研究発表 - 倉田 薫子
件数 52 件-
多様な性表現を示す日本産シライトソウ属の系統進化
吉田涼香; 瀬戸口浩彰; 山本将也; 長澤耕樹; 増田和俊; 永野惇; 田金秀一郎; 井上康彦; 倉田薫子
日本植物分類学会第24回
開催年月日: 2025年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:高知
多様な性表現を持つ日本産シライトソウ属の系統解析から,花被片が糸状のチャボシライトソウが同所的に生育するシライトソウから並行進化したことを明らかにした。
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生物文化多様性の視点で持続可能な社会づくりを目指す
倉田薫子 [招待有り]
IGES-JISE環境市民フォーラム
開催年月日: 2024年6月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(基調)
開催地:川崎
生物文化多様性を活用し,持続可能な社会を目指す教育をどのように展開していくかの話題提供を行った。
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企業・行政・地域ができる生物多様性保全とは?ウェルビーイング・SDGsと繋ぎ合わせた実例から学ぶ産官学連携シンポジウム
倉田薫子 [招待有り]
アースウォッチジャパンシンポジウム アースウォッチジャパン
開催年月日: 2023年3月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
新しい生物多様性への取組みとして,少年院における生物多様性保全と教育への展開を紹介した。企業,法務省,大学の三者の立場から,取り組みうる生物多様性保全とSDGs達成についてパネルディスカッションをおこなった。
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生物多様性を自分事とするために~段階的・多角的ワークショップの実践~
倉田薫子
日本環境教育学会第35回大会
開催年月日: 2024年8月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:千葉
ジグソー法を活用して,生物多様性保全における社会的課題を理解するワークショップを実践した報告を行った。
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神奈川県丹沢山域における生物多様性に関する意識調査-生物文化多様性に着目して-
中村心寧・倉田薫子
日本環境教育学会第35回大会
開催年月日: 2024年8月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:千葉
神奈川県において丹沢山域に対する人々の自然認識と自然経験などの相関を調査し,環境保全意識情勢のための方策について検討した。
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人と自然の古くて新しい関係~高校生から始める生物多様性
倉田薫子 [招待有り]
第71回日本生態学会大会公開講演会 2024年3月
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:神奈川
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分子系統解析に基づく日本産シライトソウ属の分類学的再検討
吉田涼香, 瀬戸口浩彰, 山本将也, 長澤耕樹, 永野惇, 田金秀一郎, 井上康彦, 倉田薫子
日本植物分類学会第23回大会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:仙台
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横浜国立大学における準絶滅危惧種タシロランの分布と移動
松栄凛也,倉田薫子
自然環境復元学会第24回全国大会
開催年月日: 2024年2月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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ホテイアオイを利用した陸水の水質改善-重金属収着とその機構-
増田航大,倉田薫子
自然環境復元学会第24回全国大会
開催年月日: 2024年2月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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多様性を活かした持続可能な社会とは – 生物文化多様性の視点から
倉田薫子 [招待有り]
アースウォッチトークス アースウォッチジャパン
開催年月日: 2024年2月
記述言語:英語 会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
開催地:オンライン
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海洋島に進出したコイワザクラにおける二型花柱性の崩壊とその遺伝的帰結
吉田涼香,倉田薫子,山本将也
第55回種生物学シンポジウム
開催年月日: 2023年11月 - 2023年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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少年院における生物多様性教育の実践
倉田薫子・吉田涼香
第34回日本環境教育学会年次大会 日本環境教育学会
開催年月日: 2023年8月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:鳥取
少年院において生物多様性に関する環境教育を導入するため, 3 つの少年院において在来種保全とそれに付随する授業を試行し,授業後アンケートに基づいてプログラム化の予備情報を収集した結果を報告した。
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絶滅危惧植物タシロラン生育地の環境復元と個体群の回復
倉田薫子,樋口結子,西川友梨
自然環境復元学会第23回全国大会
開催年月日: 2023年2月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
学内における絶滅危惧植物タシロラン生育地の破壊から復元まで,その施工と回復状況について検証した。
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マタタビが花期に展開する白色葉についての解剖学的考察 ―マタタビの白色葉は葉なのか苞葉なのか―
長田拓之,倉田薫子
第54回種生物学シンポジウム
開催年月日: 2022年11月 - 2022年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
花期に葉が白化するマタタビについて,葉の細胞構造を詳細に検討した結果から白化の要因が家政ホルモンである可能性を提唱した。
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生物文化多様性と環境共生型社会-里山を活用したESD-
倉田薫子 [招待有り]
横浜国立大学ユネスコチェアキックオフシンポジウム2022
開催年月日: 2022年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
横浜国立大学がユネスコチェアに認定された主要なテーマが「生物圏保存地域を活用したESD」であることから,教育学部としての取組み,里山における生物多様性保全の可能性について紹介した。
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植物多様性への誘いー実際の植物を見て進化を考える
倉田薫子 [招待有り]
日本植物学会第86回大会京都
開催年月日: 2022年9月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
京都府立植物園を舞台に,特色のある植物を紹介し,次なる研究につなげる目的のシンポジウムで,食虫植物がなぜ虫を捕る進化をしたのかについて講義し,バックヤードで解説を行った。
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伊豆諸島に隔離分布するコイワザクラ(サクラソウ科)の系統的起源
吉田涼香,山本将也,倉田薫子
日本植物学会第86回大会京都
開催年月日: 2022年9月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
コイワザクラは4つの変種に分化しフォッサマグナを中心に分布している。御蔵島に隔離分布する集団について葉緑体DNAハプロタイプから分岐年代を推定し,どのように分布域形成をしたか考察した。
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世界遺産・生物圏保存地域ガラパゴスの自然と共存への歩み
倉田薫子 [招待有り]
第5回MAB/PES研究会
開催年月日: 2022年5月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
2010-2011年に1年間ガラパゴス諸島に滞在した経験を元に、ガラパゴスの自然保護、環境エネルギー問題、住民や観光客の受け入れなどに関する報告を行った。
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ミズヒキの葉に現れる斑紋の地理的分布-自生環境から見た考察
後藤良祐、倉田薫子
日本植物分類学会第21回大会 日本植物分類学会
開催年月日: 2022年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:神奈川
神奈川県西部山岳地域に斑紋のあるミズヒキが多かった先行研究を受け,地域を拡大して地理的構造を明らかにした。山岳部では斑紋がある個体が多かったことから,標高依存性を持つ可能性が示唆された。
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マタタビの葉はなぜ白くなるのか?―呈色機構とその過程について
長田拓之,倉田薫子
日本植物分類学会第21回大会 日本植物分類学会
開催年月日: 2022年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:神奈川
マタタビは花期に一部の葉が白化する。白化の要因を検証するため,切片観察を行った。白化現象には,表皮細胞の形状変化,柵状組織の細胞間に空隙がある,葉緑体の消失などいくつかの要因が複合的に起きていることが明らかになった。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラの人工授粉における血縁度と結実率の関係
宮本佳奈,山本将也,倉田薫子
第53回種生物学シンポジウム 種生物学会
開催年月日: 2021年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東北
既に遺伝的多様性が失われている集団においてできる限り多様性を向上させるために,遠縁の個体間での人工授粉を行い,結実率を調査した。遺伝的距離が一定水準を下回ると結実がよくなることを示した。
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葉の斑紋出現パターンの解剖学的分類
後藤良祐,倉田薫子
日本植物分類学会第20回大会
開催年月日: 2021年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:オンライン
植物の葉に現れる斑紋の出現パターンを整理し,これまで提唱されていたものだけでなく,複合要因による斑紋形成の割合が高いこと,新しいパターンとして葉緑体の過剰蓄積型があることを提唱した。
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広義コイワザクラの花粉サイズおよび花粉形態による分類の検討
宮本佳奈, 倉田薫子
日本植物分類学会第20回大会
開催年月日: 2021年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:オンライン
コイワザクラの複数の変種を用いて,走査型電子顕微鏡観察により花粉の形状とサイズを報告した。通常の三角形の花粉だけでなく,四角形に変形した花粉の割合が異なること,変種ごとに花粉サイズが異なるなどの特徴が明らかになった。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラの保全に向けた遺伝的多様性の解析
宮本佳奈,山本将也,倉田薫子
2020年度(第52回) 種生物学シンポジウム
開催年月日: 2020年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:オンライン
生存個体数が400自体を下回るチチブイワザクラの,種としての遺伝的多様性を明らかにした。これにより,人工交配時に適切な交配相手を提唱するシステムを構築する。
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ミズヒキの斑紋の有無における地理的構造とその要因の検討
後藤良祐、倉田薫子
2020年度(第52回) 種生物学シンポジウム
開催年月日: 2020年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:オンライン
ミズヒキの斑紋の有無について,フィールドワークと標本調査から,地理的構造を明らかにした。低標高地域では斑紋がないことから,斑紋の形成にかかわって分布拡大への有利不利が関連する可能性を示した。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラの発芽特性ー個体群再生への取り組み(2)
矢部重樹、宮本佳奈、倉田薫子、酒井暁子
第67回日本生態学会大会
開催年月日: 2020年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
チチブイワザクラの域外保全株は、既に遺伝的多様性を消失しているために結実率も実生の生存率も極めて低い。本研究では、発芽率向上のために、近縁種コイワザクラと比較して発芽条件を検討したものである。チチブイワザクラはコイワザクラとも異なる発芽条件が必要であることが明らかになった。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラprimula reinii var. rhodotrichaの保全に向けた遺伝的多様性の解析
宮本佳奈、山本将也、倉田薫子
日本植物分類学会第19回大会
開催年月日: 2020年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
生育域外保全を行っているチチブイワザクラ2集団のマイクロサテライト解析から,集団の遺伝的構造を明らかにした。2つの集団は隔離されてから50年近くがたつが,遺伝的には1つの集団として分化していないことが明らかになった。
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ミズヒキの葉に出現する斑紋の形成機構
後藤良祐、倉田薫子
日本植物分類学会第19回大会
開催年月日: 2020年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
ミズヒキの葉に形成される斑紋について,葉の徒手切片を用いて解剖学的に考察した。斑紋部分は特異的なコーン型の表皮細胞を持ち,赤色色素が蓄積し,さらに葉緑体が過剰に蓄積されることを明らかにした。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラの発芽特性ー個体群再生への取り組み(1)
矢部重樹, 山本将也, 瀬戸口浩彰, 倉田薫子
日本生態学会第66回大会
開催年月日: 2019年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:神戸
チチブイワザクラの域外保全株は、既に遺伝的多様性を消失しているために結実率も実生の生存率も極めて低いことが明らかになっている。将来的な自生地復元のためには、健全な実生の育成が必須である。本研究では、発芽率および実生の生存率向上のために、春化処理条件を検討し、長い低温期間が発芽率向上に貢献することが示された。
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ミズヒキ Persicaria filiformisにおける葉の模様の変異:神奈川県内の分布状況
新田 梢,岩田 健志,倉田 薫子
第50回種生物学シンポジウム
開催年月日: 2018年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:八王子
ミズヒキの葉には、赤褐色のV字模様(斑紋)が出現することがある。神奈川県内に分布するミズヒキは、西部山岳地域で斑紋が明瞭に出る一方で、東部平野部ではほとんど斑紋がでることがないことが、フィールド観察と標本庫の標本を用いた研究により明らかになった。この地理的構造の原因については、今後の課題である。
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サクラソウ属コイワザクラ節 (Primula sect. Reinii) の系統と生物地理
山本将也, 大谷雅人,倉田薫子, 瀬戸口浩彰
日本植物分類学会第15回大会
開催年月日: 2016年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:富山
全国に隔離分布するコイワザクラ節植物の系統解析を行い、この分類群の分布域形成過程について考察した。特に第四紀の気変動による分布域の拡大・後退の繰り返しが、現在みられる変種レベルでの種内分化に影響を与えていることが示された。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラにおける域外保全集団と野生復帰集団の遺伝構造
山本将也, 瀬戸口浩彰, 倉田薫子
日本植物学会第79回大会
開催年月日: 2015年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
チチブイワザクラは、既に自生環境が失われた域外保全株を残存するのみであるが、将来的には破壊された自生地を復元し、そこに本種を戻すことを目標としている。試験的に行われた植え戻し個体と、域外保全集団のDNA解析を行った結果、2つの集団では遺伝的構造が明瞭に異なることが明らかになった。自生環境における選択圧によるものを推測される。
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箱根山におけるコイワザクラ2集団の繁殖生態学的考察
倉田薫子,山本将也,菅原穂波,福島和大
日本植物学会第79回大会
開催年月日: 2015年9月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟
コイワザクラは絶滅危惧Ⅱ類で、箱根山系では2つの集団が報告されている。この2つの集団は互いに隔離されているため、集団ごとに繁殖生態が異なっていた。保全を行う上でもそれぞれの集団に応じた繁殖生態学的取り組みが必要であることを示した。
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絶滅危惧植物チチブイワザクラの訪花昆虫と花器形態
山本将也,倉田薫子
日本植物分類学会第14回大会
開催年月日: 2015年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:福島
絶滅危惧植物チチブイワザクラは、花筒の長さから、特定の昆虫に花粉媒介を依存していたことが考えられる。既に失われている自生環境を将来的に復元する目的で、花形態を詳細に計測することから送粉可能な訪花昆虫を特定した。
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コイワザクラ節(sect.Reinii, PRIMULACEAE)の花粉形態による分類学的考察
倉田薫子,山本将也,尾嶋康行
日本植物分類学会第14回大会
開催年月日: 2015年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:福島
日本に自生するコイワザクラ節植物は2種4変種ある。互いに隔離分布することで種分化が起きたものと考えられているが、形態的類似性から分類が混乱している。本研究では、コイワザクラ節植物の花粉形態をSEMで詳細に観察してサイズや形態の相違を明らかにし、分類の再検討を行った。
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マイクロサテライトマーカーを用いた絶滅危惧植物チチブイワザクラ栽培集団における遺伝的多様性の評価
山本将也,瀬戸口浩彰,倉田薫子
日本植物学会第78大会
開催年月日: 2014年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:生田
絶滅危惧植物チチブイワザクラの域外保全株についてマイクロサテライト解析を行い、残存個体の遺伝的多様性を評価した。これによって、花期における交配組合せを決定し、域外保全株の遺伝的多様性を上昇させるための情報として活用が期待されることを報告した。
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Oxalis属Acetosellae節3属2変種の分類学的研究
若井美里、倉田薫子
日本植物学会第78回大会
開催年月日: 2014年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:生田
日本固有のカタバミ属Acetosellae節には3種2変種が存在するが、その形態の類似性から分類学的には混乱が起きていた。本研究では、花粉のSEM観察を通してそれぞれの分類群の特徴を明らかにし、分類の再検討を行っている。
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急峻な山岳地における樹木種の生息地分化とその系統的な背景
北川涼,三村真紀子,森章,倉田薫子,酒井暁子
第125回日本森林学会大会
開催年月日: 2013年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
急峻な地形が発達する日本の山地では地形の構造を反映した複雑な森林の空間パターンが形成されることが知られている。本研究では、種間の系統的距離と地形傾度上の生息地の違いについて解析し、地形傾度上のニッチ分化の系統的な背景を明らかにした。
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食虫植物から探る植物の形態・機能進化の分子機構ーNepenthesの種内分化
倉田薫子 [招待有り]
日本生化学会第84回大会
開催年月日: 2011年9月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
食虫植物の形態形成や消化吸収機構は、食虫植物が貧栄養土壌で生育するために適応的に進化してきた重要な形質である。これらを分子レベルで解明する研究が始まっており、多様なトピックスを持った研究者が講演したシンポジウム「食虫植物から探る植物の形態・機能進化の分子機構」において、講演を行った。
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ガラパゴス諸島固有ヤドリギPhoradendron henslovii の系統的位置づけ
稲川崇史,倉田薫子
日本植物学会第75回大会
開催年月日: 2011年9月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:駒場
Phoradendron属は、南米から中米、北米にかけて多様化した半寄生植物である。ガラパゴス諸島に自生するヤドリギのDNA解析により、ガラパゴスで固有化した本種が、系統的にどこから派生したものかを明らかにした。
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鍾乳体の形態比較ーSEM, 光学顕微鏡,軟X線マイクロラジオグラムを用いて
倉田薫子,瀬戸口浩彰、新藤恵美
日本顕微鏡学会第65回
開催年月日: 2009年6月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:仙台
植物の葉に形成されるバイオミネラル、鐘乳体は、種によって存在する場所や形態に大きな違いがある。複数種類の植物を用いて、SEMによる詳細な構造観察、光学顕微鏡による切片観察、マイクロラジオグラムを用いた葉のレントゲン写真による構造観察の結果を報告した。
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Variation of Pitcher Morphology within Nepenthes vieillardii Hook. f. (Nepenthaceae) in New Caledonia
Kaoruko KURATA, Shigeo KURATA [招待有り]
Sarawak Nepenthes Summit
開催年月日: 2007年7月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
Nepenthesに特化した国際会議において、ニューカレドニアのNepenthesの形態的多様性とその要因に関する考察をまとめた。貧栄養土壌にのみ生育する食虫植物は、その土地の栄養条件によって形態が制限されている可能性を示した。
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工学部教養科目としての実践的生物教育の試み(1)
倉田薫子
日本生物教育学会第82回全国大会
開催年月日: 2007年1月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京学芸大学
街づくりや治水などにおいて必要とされる生物学の知識を、効率的に習得させるための実践的取り組みについて報告した。
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ニューカレドニア蛇紋岩生ウツボカズラの種内分化と多様性維持機構-AFLPとcpDNA多型に基づく考察
倉田薫子,Tanguy Jaffré,瀬戸口浩彰
日本植物分類学会第5回大会
開催年月日: 2006年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ニューカレドニアのネペンテスについて、核DNAと葉緑体DNAの多型パターンを比較し、集団間で種子の流動はほとんど起きていないこと、花粉の流動は起きているが、地域ごとには隔離されていることを示し、これが多様性を維持している要因になっていることを報告した、
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マンサク科トサミズキ属における浸透性交雑について
山中美幸,小林史郎,倉田薫子,瀬戸口浩彰
日本植物学会第69回大会
開催年月日: 2005年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
四国の蛇紋岩地帯に自生するトサミズキは、葉緑体DNAと核DNAの多型パターンが不一致であることが明らかになった。これは近縁なヒュウガミズキとの一方的な浸透性交雑が自生環境で起きていることを示すものであるということを報告した。
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ニューカレドニアにおけるウツボカズラ の cpDNA 多型と地理的構造
倉田薫子,Tanguy Jaffré,瀬戸口浩彰
日本植物学会第69回大会
開催年月日: 2005年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ニューカレドニアにおけるウツボカズラの葉緑体DNAについて集団解析を行い、全11集団322個体について地理的構造を解析し、集団間の種子による遺伝子流動について考察した。
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Intraspecific differentiation of Nepenthes vieillardii Hook.f. in New Caledonia
Kaoruko KURATA, Tanguy JAFFRE, Hiroaki SETOGUCHI
International Association of Plant Taxonomy Symposium
開催年月日: 2004年7月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:佐倉
ニューカレドニアに隔離分布するNepenthesの形態と遺伝的分化を検出し,遺伝子流動に基づいて考察した。
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ニューカレドニアにおける Nepenthes vieillardii Hook.f.の捕虫葉形態の多様性
倉田薫子,Tanguy Jaffré,瀬戸口浩彰
日本植物分類学会第3回大会
開催年月日: 2004年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ニューカレドニアに自生するネペンテスについて、全11集団の形態的分化を解析し、混乱している分類について再検討を行った。
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ニューカレドニアにおける Nepenthes vieillardii の種内分化-特に形態的分化と土壌との関係-
倉田薫子,Tanguy Jaffré,瀬戸口浩彰
日本植物学会第67回大会
開催年月日: 2003年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ニューカレドニアに自生するネペンテスについて、集団ごとの形態分化を解析し、形態の相違と土壌特性との関係について報告した。
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ニューカレドニアにおける Nepenthes vieillardii の種内分化-特に土壌とハプロタイプの関係-
倉田薫子,Tanguy Jaffré,瀬戸口浩彰
日本植物分類学会第2回大会
開催年月日: 2003年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ニューカレドニアに自生するネペンテスについて、葉緑体DNAを解析し、集団ごとのハプロタイプ分化と土壌特性との関係について報告した。
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ボルネオ島キナバル山における降雨・渓流水の水質特性
倉田薫子,蔵治光一郎,北山兼広
日本熱帯生態学会第11回大会
開催年月日: 2001年6月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
マレーシア・ボルネオ島のキナバル山において、地質の異なる2地点の渓流水と林冠を通過した降雨を収集し、それぞれの系の中での水質特性を明らかにして、物質循環について考察した。
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湿潤熱帯山地における降雨の標高依存性
倉田薫子,蔵治光一郎,北山兼広
日本林学会第112回大会
開催年月日: 2001年4月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
マレーシア・ボルネオ島のキナバル山において、標高の異なる4地点の降雨データから、湿潤熱帯山地における降雨特性について考察した。