所属組織 |
大学院工学研究院 システムの創生部門 |
職名 |
教授 |
生年 |
1963年 |
研究キーワード |
ナノテクノロジー、マイクロマシン、化合物半導体、光素子、酸化物ワイドギャップ半導体、無電解めっき、量子ドット |
メールアドレス |
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ホームページ |
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関連SDGs |
向井 剛輝 (ムカイ コウキ)
MUKAI Kohki
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代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【受賞】 応⽤物理学会第14回(2020年度)フェロー表彰 2020年09月
【受賞】 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門) 2008年04月
【論文】 自己組織化InGaAs / GaAs量子ドットの1.3μmCWレーザ発振特性 2000年
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 Study on the chemical synthesis process of Ga2O3 nanowires and their ultraviolet light sensor properties(CRYSTENGCOMM) 2022年10月
【論文】 Improvement of monodispersity and shape symmetry of silica shell for PbS quantum dots by introducing surface silanization and adjusting reverse micelle size(JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS) 2021年10月
【論文】 Photon generator combined with silica-coated quantum dot and metamaterial fabricated by the scanning probe microscope lithography(JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS) 2020年04月
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2017年4月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 システムの創生部門 教授
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2009年4月-2017年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 教授
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2007年4月-2009年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授
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2003年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助教授
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2018年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院理工学府 機械・材料・海洋系工学専攻 教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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1999年4月-2001年3月
(財)光産業技術振興協会 光技術動向調査委員(兼務)
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1999年4月-2000年3月
技術研究組合新情報処理開発機構 研究員(兼務)
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1990年3月-2003年3月
(株)富士通研究所 /
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1986年4月-1990年2月
鐘紡(株)開発研究所 /
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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2019年12月-2020年12月
米国MRS
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応用物理学会
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日本物理学会
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The Institute of Pure and Applied Physics (IPAP)
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電子情報通信学会
研究分野 【 表示 / 非表示 】
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ナノテク・材料 / 応用物性
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ナノテク・材料 / 薄膜、表面界面物性
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ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 電子デバイス、電子機器
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ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 電気電子材料工学
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ナノテク・材料 / ナノマイクロシステム
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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ワイドギャップ半導体工学
基礎科学研究
研究期間: 2017年4月 - 現在
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ナノ構造半導体工学
基礎科学研究
研究期間:
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新規な全光信号処理素子の設計と動作評価
先端技術開発研究
研究期間:
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金属製3次元マイクロマシンの製造技術
先端技術開発研究
研究期間:
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最先端フォトニック材料およびデバイス
先端技術開発研究
研究期間:
著書 【 表示 / 非表示 】
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メタマテリアルの設計、作製と 新材料、デバイス開発への応用
向井 剛輝, 他( 担当: 分担執筆)
株式会社技術情報協会 2022年3月 ( ISBN:978-4-86104-876-0 )
総ページ数:508 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Self-assembled quantum dot structure composed of III-V compound semiconductors
( 担当: 共著)
Nano and Micro Materials, Springer 2008年
記述言語:英語 著書種別:学術書
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Self-Assembled InGaAs/GaAs Quantum Dots
( 担当: 共著)
Semiconductors and Semimetals (Academic Press, New York) 1999年
記述言語:英語 著書種別:学術書
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Semiconductor Quantum Well Intermixing : Material Properties and Optoelectronic Applications
( 担当: 共著)
Gordon & Breach, Amsterdam 1999年
記述言語:英語 著書種別:学術書
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Self-Assembled InGaAs/GaAs Quantum Dots
( 担当: 共著)
Academic Press, New York 1999年
記述言語:英語 著書種別:学術書
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Growth and Characterization of Self-Assembled InGaAs/GaAs Quantum Dots and Their Application to Lasers
向井 剛輝
2000年9月
学位論文(博士) 単著 [査読有り]
京都大学博士(工学)工学研究科 電子工学専攻 論工博第3541号
本博士論文の目的は、1)InGaAs量子ドットの自己形成現象(特に通信用波長である1.3ミクロンで発光する量子ドットについて)、2)自己形成量子ドットの基礎的な光学物性、3)自己形成量子ドットの半導体レーザへのsuccessfulな応用、を示すことにある。本研究開始時には量子ドットの自己形成現象は未だ発見されていなかったが、現在では自己形成量子ドットを用いたレーザが、いくつかの特性において量子井戸レーザと肩を並べるまでになった。筆者は、この分野におけるいくつかの重要な発展に貢献した。まず、自己形成量子ドットが一般に知られる以前に、筆者は独自にInGaAs/GaAs量子ドットの自己形成現象を発見した。そのドットの発光波長は1.3や1.5ミクロンの実用波長をカバーし、通常のStranski-Krastanov (SK)タイプのドットとは異なることが後に分かった。SKドットより高均一なそのドットを用いて、初めてドット内部の離散準位からの発光を観測した。また、その離散準位間のフォノンボトルネック(PB)現象(エネルギ保存則を満たすフォノンが無いことに起因する、準位間キャリア緩和レートの低下)を早い段階で実験的に検証した。提案した新しいモデルによって量子ドット固有のフォトルミネッセンス (PL)減衰曲線を再現し、PB現象を定量的に評価した。また筆者は、量子ドットレーザのミリアンペアでの室温発振を実現し、さらに、世界で初めての(光通信波長帯の)1.3ミクロンにおける室温連続発振を達成した。
論文 【 表示 / 非表示 】
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Mukai, K; Wanibuchi, R; Nunomura, Y
JOURNAL OF MATERIALS SCIENCE-MATERIALS IN ELECTRONICS 35 ( 10 ) 2024年4月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Improvement of solar cell performance using PbS quantum dot superlattices with iodine ligands
Mukai, K; Ikeda, S; Pribyl, I; Sato, H; Masuda, I
COLLOIDS AND SURFACES A-PHYSICOCHEMICAL AND ENGINEERING ASPECTS 685 2024年3月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Mukai, K; Pribyl, I; Nakagawa, T; Uchiyama, K
JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS 63 ( 2 ) 2024年2月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Kohki Mukai, Sena Suzuki, and Haruto Roppongi
JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS 62 ( 10 ) 2023年10月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Tanaka Jun, Suzuki Sena, Hatta Reo, Mukai Kohki
JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS 62 ( SG ) 2023年2月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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超高効率のマルチバンド量子ドット超格子太陽電池 --- 提案とその性能予測 ---
向井剛輝
クリーンテクノロジー 33 ( 01 ) 29 - 33 2023年1月 [依頼有り]
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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超高効率なタンデム型太陽電池の構造の簡素化とその製造技術 <タンデム型量子ドット超格子太陽電池>
向井剛輝
クリーンエネルギー 31 ( 11 ) 27 - 33 2022年11月 [依頼有り]
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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QDを用いた量子情報処理素子
向井剛輝
Yano E puls 164 ( 11 ) 33 2021年11月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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特集「超格子デバイス」
向井剛輝
(株)矢野経済研究所「Yano E Plus」 2019年7月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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向井剛輝
光アライアンス Vol.30 ( 7 ) 16 - 19 2019年7月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 出版者・発行元:日本工業出版 単著
作品・芸術・データベース等 【 表示 / 非表示 】
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8-16 量子ドット(QD)
向井剛輝
2018年 - 現在
作品分類:データベース 発表場所:電子情報通信学会 知識ベース「知識の森」
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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マイクロファスナー、マイクロファスナーの製造方法、及びマイクロファスナー素子
向井剛輝、丸尾昭二
出願人:横浜国大
出願番号:特願2010-005809 出願日:2010年1月14日
出願国:国内
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微小構造体の製造方法
向井剛輝、丸尾昭二、八高隆雄
出願人:向井剛輝、丸尾昭二、八高隆雄
出願番号:特願2004-217825 出願日:2004年7月
出願国:国内
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光制御素子、発光素子、光回路装置
向井剛輝
出願人:向井剛輝
出願番号:特願2004-215574 出願日:2004年7月
出願国:国内
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光干渉器
向井剛輝
出願番号:特許2002-324761 出願日:2002年11月8日
出願国:国内
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モノリシック光干渉素子
向井剛輝
出願番号:特許2002-298445 出願日:2002年10月11日
出願国:国内
受賞 【 表示 / 非表示 】
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quarterly HOT article collection(CrystEngComm論文賞)
2023年01月 Royal Society of Chemistry
受賞者:Kohki Mukai and Keishiro Hirota -
文部科学大臣表彰 科学技術賞
2008年04月
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JJAP編集貢献賞
2008年04月
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船井情報科学振興賞
2007年04月
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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ナノ結晶とメタマテリアル共振器を組み合わせた革新的な極小単一光子放出器の創生
2021年 - 2024年3月
挑戦的研究 (開拓)
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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コロイド型量子ドット超格子膜の開発による太陽電池の高効率化の実証
2018年4月 - 2021年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:向井剛輝
資金種別:競争的資金
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化学合成した量子ドットを用いる量子光学固体素子の製造技術の研究
2012年4月 - 2015年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:向井剛輝
資金種別:競争的資金
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ポリマー分散型量子ドットを内包するマイクロキャビティ構造の研究
2008年4月 - 2011年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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中空糸膜モジュールによるQDのサイズ選択制御
2021年4月 - 2022年3月
民間財団等
担当区分:研究代表者
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コロイド型量子ドット超格子を有する高効率有機太陽電池の研究
2018年2月 - 2020年3月
民間財団等 能村膜構造技術振興財団
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コロイド型量子ドットとメタマテリアルの結合を用いた単一光子源の開発
2017年5月 - 2018年3月
文部科学省 ナノテクノロジープラットフォーム
代表者:向井剛輝
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メタマテリアルと量子ドットを用いた極小単一光子放出器の創出
2016年4月 - 2018年3月
民間財団等 キャノン財団研究助成
代表者:向井剛輝
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超高効率太陽電池を実現するコロイド型量子ドット超格子の拡大均一化技術
2016年4月 - 2018年3月
民間財団等 岩谷直治記念財団研究助成
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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ヨウ素配位子置換によるPbS量子ドット超格子太陽電池の高性能化
池田征弥、増田伊吹、向井剛輝
春期応用物理学会講演会 応用物理学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京都市大学世田谷キャンパス
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PbS量子ドットの厚膜シリカコーティング形成のための初期シラン化とTEOS熱強制分解法の検討
城詰大翔、プリブル一生、内山恭介、向井剛輝
春期応用物理学会講演会 応用物理学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京都市大学世田谷キャンパス
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ヨウ素配位子を用いたPbS量子ドット超格子太陽電池実現のための諸検討
吉國希望、池田征弥、増田伊吹、向井剛輝
春期応用物理学会講演会 応用物理学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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PbS量子ドット超格子太陽電池の実現に向けたバンドダイアグラムの検討
佐藤友哉、吉國希望、池田征弥、増田伊吹、向井剛輝
春期応用物理学会講演会 応用物理学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京都市大学世田谷キャンパス
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ヨウ素配位子置換によるPbS量子ドット超格子太陽電池の高性能化
池田征弥、増田伊吹、向井剛輝
ナノテク交流シンポジウム 2024年3月
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:横浜市立大学
学会誌・論文誌編集等 【 表示 / 非表示 】
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(社)電子情報通信学会 レーザ・量子エレクトロニクス研究専門委員会
専門委員
2007年5月-現在 -
Japanese Journal of Applied Physics
編集委員
2002年4月-2010月4日
共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示 】
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中空糸膜モジュールによるQDのサイズ選択制御技術
国内共同研究
研究期間: 2021年04月 - 2022年3月
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酸化ガリウム基板の光素子応用のための基礎検討
国内共同研究
研究期間: 2017年04月 - 2018年3月
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Ni-Ti合金金属薄膜のドライプロセスによる作製と機能創生
提供機関: 横浜市工業技術支援センター 国内共同研究
研究期間: 2012年04月 - 2014年3月
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光造形技術を応用したマイクロ部品成形技術の研究
提供機関: 日本発条 国内共同研究
研究期間: 2011年06月 - 2012年3月
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3次元マイクロ光造形技術のMEMS応用
提供機関: ソニー 国内共同研究
研究期間: 2010年12月 - 2014年3月
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 材料工学国際インターンシップ
大学院理工学府
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2024年度 サブ・リサーチ材料工学演習
大学院理工学府
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2024年度 材料工学特別研究
大学院理工学府
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2024年度 材料工学学外研修
大学院理工学府
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2024年度 材料工学教育研修
大学院理工学府
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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2020年03月
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2020年03月
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2020年03月
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2020年03月
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2020年03月
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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A-STEP審査会
2024年04月 - 現在 査読委員
委員区分:政府
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NEDO太陽電池リサイクル革新的技術開発 採択審査会
2024年01月 - 2024年4月 採択審査委員
委員区分:政府
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NEDO多接合型等を対象とした太陽電池開発の採択審査会
2023年05月 - 2023年6月 採択審査委員
委員区分:政府
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NEDOエネルギー・環境新技術先導研究プログラム採択審査会
2023年02月 - 2023年3月 採択審査委員
委員区分:政府
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NEDOエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業審査会
2022年07月 - 2022年8月 ステージゲート審査委員
委員区分:政府
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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セミナー「PbS量子ドットの化学合成と光量子エレクトロニクス分野ヘの応用」
役割:講師
技術情報協会 技術情報協会セミナー/「量子ドット(QD)」の設計, カドミウムフリー化,応用,今後の展望 2024年3月
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JST新技術説明会
役割:講師
JST 2022年6月
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矢野経済研究所「Yano E Plus」寄稿
役割:取材協力, 助言・指導, 報告書執筆
矢野経済研究所 2019年7月
対象: 研究者, 社会人・一般, 学術団体, 企業, 行政機関, メディア
種別:会誌・広報誌
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日本工業出版「光アライアンス」寄稿
役割:取材協力, 助言・指導, 情報提供, 報告書執筆
2019年7月
対象: 大学生, 大学院生, 研究者, 社会人・一般, 学術団体, 企業, 行政機関
種別:会誌・広報誌
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技術情報協会講演会
役割:出演
技術情報協会 2019年1月
対象: 研究者, 社会人・一般
種別:講演会
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2023年04月-2025年3月全学教育科目・学部共通科目運営委員会 (全学委員会)
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2023年04月-2025年3月物理実験運営検討WG委員 (部局内委員会)
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2021年04月-2025年3月低温研運営委員会 (全学委員会)
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2020年04月-2021年3月工学安全衛生委員会 委員長 (部局内委員会)
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2020年04月-2021年3月労働安全衛生委員会委員 (全学委員会)