著書 - 大野 敏
件数 67 件-
田島弥平旧宅10周年記念シンポジウム記録および境島村登録文化財活用推進協議会総会講演資料
大野敏( 担当: 単著 , 範囲: 編集・全文執筆)
私家版 2025年3月
総ページ数:41 担当ページ:41 記述言語:日本語 著書種別:その他
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伊勢山皇大神宮本殿造営事業における建築工事報告書
大野敏(阿久津裕司・小沢朗・利根伸介・中島英孝)( 担当: 共著 , 範囲: 監修・編集、執筆項目多数)
伊勢山皇大神宮 2024年8月
総ページ数:190 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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群馬県近世寺社建総合調査報告書 ―歴史的建造物を中心に―《本編》
大野敏、大橋竜太、佐藤孝之、丑木幸男、上野勝久、村田敬一、小林正( 担当: 共著 , 範囲: 第3章 総論)
群馬県 2022年3月
総ページ数:321 担当ページ:121-143 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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若宮大路周辺遺跡群(No.242)ふれあい鎌倉ホスピタル建替え工事に伴う発掘調査 鎌倉市御成町778番1他13筆
大野敏、濱村友美、青木誠、兼康保明、齋藤紀行、高橋敦、米田譲、尾嵜大真、大森貴之、奈良貴史、佐伯史子、上本進二( 担当: 共著 , 範囲: 第7章まとめ 第1節 検出した竪穴建物と井戸に関する建築史的所見)
株式会社イビソク 2021年11月
総ページ数:210 担当ページ:156-194 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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横浜の茅葺き建築 茅葺きに学ぶエコロジー
大野敏( 担当: 単著 , 範囲: 序文と表紙を除くすべての本文と写真。図版の半分を担当。一部図面は張カシ氏の担当。)
公益財団法人 横浜歴史資産調査会 2020年3月
総ページ数:31 担当ページ:2,4-31 記述言語:日本語 著書種別:その他
ヨコハマヘリテイジが市内の建築の魅力を伝えるブックレットの第三編として発行した解説書。横浜市内に残る茅葺き建築について、民家を以中心に紹介した。内容は、まず茅葺き建築文化についての基本的事項をQ&A形式で説明した。ついで、横浜市内の茅葺き民家調査の概要を踏まえ、茅葺き民家の存続手法を所有と公開形態をもとに類型別に説明した。この際に神奈川県下の事例も紹介しながら横浜市における歴史的建造物保存継承手法の特色を示した。また、民家以外の茅葺き建築についての紹介と、茅葺き屋根の防火についても説明を加えた。
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弘前市指定有形文化財 旧石戸谷家住宅移築工事報告書
大野敏,岩井浩介,福井敏隆,兵頭勝幸( 担当: 共著)
弘前市 2020年3月
総ページ数:141 担当ページ:25-42、83-87 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
弘前市指定有形文化財 旧石戸谷家住宅を国指定史跡堀越城跡に隣接する敷地に移築復原して史跡見学にガイダンス施設に利用するための工事を監修し、建物の価値について論文を執筆した。建物は旧庄屋屋敷主屋で、桁行30mを超える長大な茅葺き民家である。建築根代は文政年間頃といわれていたが明確でなかったので、既往研究と大型茅葺き民家の系統の中でその年代の推定を行い、合わせて全国的な大型茅葺き民家におけるこの建物の位置づけを行った。その内容は「第3章第4節 主屋の建築的特徴と建築年代考察上の課題 pp25-32」「第3章第5節 建築年代についての課題 pp33-42」「第8章第1節 旧石戸谷家住宅の文化財的価値 pp83-87」で、報告書全体の監修も行った。なお、第3章4節と第3章5節は2020年3月の日本建築学会関東支部研究報告にて発表した(ウイルスにより発表会は中止したが提出論文は発表と認定)内容に、図版と文章を増補したものである。
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金山町(山形県最上郡)における「域学連携事業」への取り組み 2023
大野敏ほか( 担当: 共著 , 範囲: 1.はじめに、3.横浜国立大学の域学連携事業10 年の歩み報告と金山町との意見交換会)
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 2024年3月
総ページ数:44 担当ページ:1,33-44 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
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推進通信 第9号〜第12号合併号
田島達行、田島元雄、野角真帆、秋山秀太( 担当: 編集 , 範囲: 文章全体の内容チェック、編集全体)
境島村登録文化財活用推進協議会 2024年3月
総ページ数:46 担当ページ:編集 記述言語:日本語 著書種別:その他
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茅葺き技術の伝承手法に関する研究 ~記録の重要性に注目して~ 第6回公益財団法人松井角平記念財団助成研究 研究実施報告書
大野敏( 担当: 単著)
私家版 2023年3月
総ページ数:48 担当ページ:48 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
まず、川崎市立日本民家園勤務時代に経験した茅葺きの地域的に特色とその継承に関する課題について、試行した内容を振り返り、成果と課題を示す。
次に、茅材の生産拠点の維持継承の課題に注目し、文化庁が推進する「ふるさと文化財の森」プロジェクト(令和4年3月現在86拠点)のうち22箇所を占める茅場のうち、「地場産の茅で地元の茅葺きを維持しよう」と尽力している岩手家遠野市の事例を調査した。また、全国的に茅場として知られている静岡県御殿場(富士山麓)と熊本県阿蘇山麓の茅場についても調査を行った。
さらに、伝統技術を継承するためには、施工者の立場から施工記録を公開していくことも必要と感じる。ノウハウの公開は技術者にとって容易ではないが、情報を共有することで技術の多様性を理解し合い、茅葺き文化の継承に寄与するものと考える。そのため、川崎市立日本民家園において平成27(2015)年度に実施した茅葺き屋根葺き替えと棟の造り替え工事の記録の要所を、施工者の了解を得て紹介する。 -
令和4(2022)年度「推進通信」5号~8号合併号
田島達行、大野敏、チェン・スイ・イー( 担当: 共著 , 範囲: 島村伝統的民家の魅力と可能性)
境島村登録文化財活用推進協議会 2023年3月
総ページ数:31 担当ページ:11-24 記述言語:日本語 著書種別:その他
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日本民家園叢書15 日本民家園耐震補強工事報告書 旧三澤家住宅
大野敏、古川洋、河合直人、井上説子、他( 担当: 共著 , 範囲: 編集と監修1と第1章概説を執筆)
川崎市立日本民家園 2020年3月
記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
川崎市立日本民家叢書の15巻として公刊された
阪神淡路大震災以後、文化財建造物の耐震性能の向上が強く求められるようになった。その動きは東日本震災においてさらに強くなっている。確かに歴史的建造物といえども、公開活用するうえで人命を護るために必要な耐震性能は備えておく必要がある、その一方で、歴史的建造物の価値は、建築当時の構法・材料・形式を総合して後世に建築空間を伝えていくことになる。そのため安易な構造補強により、本来の建築形式を阻害することは急けなければならない。最近20年来、文化財建造物に対する構造補強は、文化財的価値と安全性確保のはざまで様々な試みが行われている。基本的に補強対象建物自体が構造意匠において固有の価値を持ち、その存続手法も大きく異なることもあって、文化財建造物の耐震補強は個別検討に頼らざるを得ないことが多い。そうした実態について、検討過程から愚弟的手法の検討、実施設計、施工記録、耐震事業を周知するための広報活動、等、一連の流れを具体的な検討過程まで含めて報告した資料集である。標準化が難しい文化財建造物の耐震補強事業ではあるが、今後事業化を進めるうえで、先例として貴重な情報源となりうる -
歴史的建造物の保存修理技術(調査・設計・監理)に関する基礎的研究(平成28年度~令和元年度 科学研究費補助金成果報告書)
大野敏( 担当: 単著)
私家版 2020年3月
総ページ数:218 担当ページ:218 記述言語:日本語 著書種別:学術書
歴史的建造物というと、多くの人たちにとって「文化財」→「大事だから触れてはいけない」→「維持管理にものすごく手間暇がかかる」→「非日常的存在」と思っているだろう。しかし日本には高度な木造建築文化が生み出したすぐれた建造物が、歴史を経て至るところに継承されている。こうした身近にあるすぐれた建造物に気づき、その継承について真剣に考える人たちを増やしたい。そのために簡単な理論と様々な事例を紹介することが必須と考え、研究成果を資料集形式にまとめた。公開対象は建築家を主対象としているが、所有者・行政・市民なども理解可能な内容にまとめた。
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佐藤家住宅調杏報告書 一大仙市近代和風建築等総合調査事業一
大野敏、佐藤健太郎、沢田亨、長谷川智之( 担当: 共著)
大仙市 2020年3月
総ページ数:204 担当ページ:16-39、42-66、67-71 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
秋田県大仙市に所在する大地主佐藤家屋敷内に現存する住宅建築群および庭園に関する学術調査報告書。明治29年尾陸羽地震で大きな被害を受けた佐藤系住宅が、震災復興にあたってそれまでの近世的な大賀や茅葺き民家から、2階建てを中心とする4棟が中庭を囲んで複合する近代和風住宅へ変貌を遂げる過程を解明し、併せて庭園や付属建築が順次整備されていく過程を考察した。担当ページは「第3章 佐藤家住宅主屋の建築 pp16-39」、「第4章 佐藤家住宅の屋敷内建築物(主屋除く) pp42-66」、「第5章 佐藤家住宅の文化遺産的価値 pp67-71」。
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日本の建築文化事典
平井聖、後藤治、内田青蔵、大月敏雄、黒坂貴裕、斎藤英俊、藤川昌樹、藤原重雄、松崎照明、宮内貴久、大野敏、他( 担当: 単著)
丸善出版 2020年1月 ( ISBN:978-4-621-30408-2C05 )
総ページ数:734 担当ページ:228-229、230-231、232-233、304-305、312-313 記述言語:日本語 著書種別:学術書
伝統的な木造を中心に近現代も含めた「日本建築」に関して、生活文化的側面から10章331項目を抽出して紹介する。担当ページは「厨子(宮殿)pp228-229」、「持仏堂pp230-231」、「庶民信仰における卒塔婆・仏壇・仏間 pp232-233」、「囲炉裏pp304-305」、「クド・かまど・流しpp312-313」。
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『図説 日本木造建築事典 構法の歴史』
坂本功・大野敏・大橋好光・腰原幹雄・後藤治・清水真一・藤田香織・光井渉ほか( 担当: 共著)
朝倉書店 2018年12月 ( ISBN:978-4-254-26645-0 )
総ページ数:561 担当ページ:pp.110-135 記述言語:日本語 著書種別:学術書
建築史の専門家と構造の専門家の双方の視点から、日本の木造建築の魅力を解き明かす。図版を多く使用し、専門的な内容への理解を高めるように工夫がされている。個々の建築の仕組みや発展経緯だけでなく、歴史的建造物をどのように活かしていくのかについての説明や、災害に対する知見も盛り込まれており、建築に興味を持つあらゆる人たちに手にとって見てほしい。大野は第2章の編集担当と木造塔に関する部分の執筆を担当した。
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『日本都市史・建築史事典』
大野敏、伊藤毅、岩淵令治、岩本通弥、北村優季、高橋慎一朗、中川理、山岸常人ほか( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「中世初期の技術革新」、「大仏様」、 「中世の民家」、「近世初期の民家」)
丸善 2018年11月 ( ISBN:978-4-621-30246-0 )
総ページ数:648 担当ページ:pp.156-159、 pp.260-261、pp.262-263 記述言語:日本語 著書種別:学術書
都市史学会編
日本の建築と都市の歴史を古代から現代まで通覧することができる、我が国初の日本都市史・建築史事典。古代・中世・近世・近代・現代という時価軸とともに都市計画地とまちづくり・都市民俗学・土木史・歴史地理学・考古学の関連研究分野の知識も加え、それぞれの項目は見開きで完結するように編集し、解説文におけるキーワード解説も加えてている。事典と銘打っているが、ページをめくって,興味のある見だしやキーワードをもとに読み進めることができるできる。大野は「中世初期の技術革新」、「大仏様」、「中世の民家」、「近世初期の民家」を分担執筆 -
『津久井町史 文化遺産編』
大野敏 清水擴、薄井和男、神野祐太「、小井川理、佐伯英里子、加藤隆志、伊東孝、海老澤模奈人、菊地原稔( 担当: 共著 , 範囲: 大野は「第3章 古民家」担当)
相模原市 2018年3月
総ページ数:689 担当ページ:345-489 記述言語:日本語 著書種別:学術書
本書は旧津久井町の町史の最終刊として上梓された。内容は第1章神社と寺院、第2章石仏と行事、第3章古民家、第4章近代化遺産、第5章産業遺産からなる全689頁の学術書である。大野は第3章古民家の項目を単独で担当執筆し、地域内の古民家の屋敷回り環境と構成建物の概説と主要建築の個別解説を記した。
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『万代会館保存活用提言 2018』
大野敏( 担当: 単著)
万代会館保存活用推進協議会 2018年5月
総ページ数:38 担当ページ:全ページ 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
実業家万代順四郎が所有していた昭和初期の茅葺別荘は、昭和53年に万代家から横須賀市へ寄贈を受けたのち、昭和54年から市立万代会館として市民の文化活動に無賞で貸し出されていた。しかし老朽化により横須賀市の廃止計画が発表されると、日本建築学会はじめ地元各種団体から茅葺き別荘としての歴史的価値を継承した存続要望が出された。その要望に応えて横須賀市長が存続を表明すると、保存要望団体はその継承手法を具体的に提言することになった。その経緯を踏まえて、万代会館の基本的価値と活用のあり方を再整理して、その継承手法の基本指針を提言として取りまとめた基礎資料。保存要望団体の連合会である万代会館保存活用推進協議会のアドバイザーである大野が義炉の内容を踏まえて編集執筆し、印刷は本学の地域連携推進関連経費の支援を受けた。
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金山町(山形県最上郡)における「域学連携事業」への取り組み2022
大野敏、大原一興、小泉勇真、佐々木美玲、今村澪、伊藤礼佳、佐藤美那子、有岡優佑、馬鳥智貴、小林芽衣、梶木康平、尾張春佳、汪世佳( 担当: 共著 , 範囲: はじめに および編集)
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 2023年3月
総ページ数:37 担当ページ:1 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
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大原 一興, 大野 敏( 担当: 単著)
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 2021年
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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大原 一興, 大野 敏( 担当: 単著)
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 2019年
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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島村(伊勢崎市)の蚕種製造民家建築群
大野敏、水野貴大、新井康之( 担当: 共著 , 範囲: 本文執筆と編集指示全般)
私家版 2017年11月
記述言語:日本語 著書種別:その他
大野が黒津高行らとかつて出版した調査報告書「島村のたてもの」(H25)をもとに地域の特徴と蚕種製造建物群の特徴をわかりやすく再編集してオールカラーの小冊子にまとめたもの。
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2017年度日本建築学会大会(中国) 建築歴史・意匠部門 パネルディスカッション「民家・集落景観の継承 -文化遺産と生活の両立に向けた知恵と工夫-」資料集
大野敏、黒野弘靖、山田由香里、菊池成朋、土本俊和、和田祐之、大場修( 担当: 編集)
日本建築学会建築歴史・意匠委員会 2017年9月
総ページ数:54 担当ページ:1 記述言語:日本語 著書種別:その他
2017年度日本建築学会大会(中国) 建築歴史・意匠部門 パネルディスカッション「民家・集落景観の継承 -文化遺産と生活の両立に向けた知恵と工夫-」として、民家史・農村計画の2部門が連携して文化遺産を生かした地域再生をテーマに、住民活動の成功例を踏まえれ各分野連携して地元住民とうまく融合した問題解決モデルを提案できるように議論を深めた。
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『横須賀市立万代会館保存継承に関する基礎資料 万代会館プロジェクト活動を中心として
大野敏、小畑亙平、鍛冶野泰佑( 担当: 共著 , 範囲: 全体監修と壁土づくり記・万代会館耐震対策録以外の執筆)
横浜国立大学地域実践教育研究センター 2017年2月
記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
横須賀市内の近代和風別荘「万代会館」の建築的価値とその建物を維持するためのボランティアによる3年間にわたる体験修復活動の記録。あわせて宮城県村田町で実施した震災復興を応援する「壁土づくりプロジェクト」の記録や、万代会館存続に向けた具体的な維持修理方針などについても提案を行った。
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東日本大震災合同調査報告 建築編4木造建造物/歴史的建造物の被害
大橋竜太、後藤治、永井康雄、藤川昌樹、大野敏、ほか( 担当: 分担執筆)
日本建築学会 2015年7月 ( ISBN:978-4-8189-2040-8 )
総ページ数:203 担当ページ:pp.185-188 記述言語:日本語 著書種別:学術書
地盤工学会・土木学会・日本機械学会・日本建築学会・日本原子力学会・日本地震学会・日本地震工学会・日本都市計画学会の合同(東日本大震災合同調査報告書編集委員会)による東日本大震災の合同調査報告書の第4編で、木造建築物および歴史的建造物の被害に焦点を当てた内容。編集幹事学会は日本建築学会で、大野は日本建築学会歴史意匠委員会の災害被害調査WGメンバーとして、被災調査に従事した経験を基に「歴史的建造物の被害」編第5章「主な被災建造物」第2項「土蔵・土蔵造り」を担当して、木造軸組の外壁を土塗壁で覆った伝統的な防火建築の震災被害状況の概要と事例紹介を行った(pp.185-188)。全203ページ。
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相模原市文化財調査報告書 国登録有形文化財 中村家住宅主屋旧三階部材確認調査報告書
( 担当: 単著)
相模原市教育委員会 2015年3月
記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
本文7ページ、表5ページ、図版14ページ
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日本民家園の雪囲い 日本民家園叢書4
大野敏、小坂広志、増渕和夫、砂川康子。監修:上野勝久、野呂瀬正男。( 担当: 共著)
川崎市立日本民家園 2015年3月
担当ページ:pp.4~21、24~31 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
岐阜県白川郷・富山県五箇山地方における伝統的な雪囲いについての現地調査を整理して報告した。また、山形県朝日村内の雪囲いと屋敷構えに関する現地調査を整理して報告した。そして上記の調査成果をもとに、民家園内の旧山田家(合掌造)と旧菅原家(朝日村から移築)において、雪囲い展示を企画実演して季節展示した。こうした調査展示の経緯をとりまとめて民家園叢書の第4巻として刊行した。大野は雪囲い調査と雪囲い展示の部分を執筆担当し、編集も行った。
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幸区南加瀬 長弘寺本堂背面の構造補強履歴と背面壁修理
( 担当: 単著)
川崎市教育委員会 2014年10月
記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
『川崎市文化財調査集録』、第49集
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金山町における「大学との連携による地域づくり」について
( 担当: 単著)
平成25年度域学連携事業活動成果報告書 2014年3月
記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
山形県金山町における域学連携事業として、地域の歴史的資産を活かしたまちづくりの可能性について、神奈川県下における著者の活動経験をまじえて論じた
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建築史家・大岡實の建築 鉄筋コンクリート造による伝統表現の試み
青柳憲昌、安田徹也、大野敏、田村央貴、松浦芳夫、松浦隆( 担当: 共著 , 範囲: 緒言として「大岡實博士の展示会開催に際して」)
川崎市立日本民家園 2013年7月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
横浜国立大学名誉教授・大岡實は建築史家としてだけでなく、浅草寺・増上寺などの大寺院の中心建築の新築や薬師寺金堂復原など、伝統意匠を駆使した新築設計にも多く関わった。その事績を川崎市立日本民家園に寄贈された大岡資料と大岡實建築研究所の共同作業により整理し展示会図録としてまとめた。大野は展示企画から参画し展示および図録作成の指導助言を行うとともに緒言として「大岡實博士の展示会開催に際して」を執筆した。
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藤野の歴史的建造物めぐり【沢井・吉野・日連編】
大野敏、降矢利保、黄叡哲、和泉成厚、松本彩,荻原公彦( 担当: 共著 , 範囲: 監修とpp.4~7、9-11を単著、15-17を学生と協同で執筆した。)
藤野の歴史的建造物めぐり協議会・相模原市街づくり支援課 2013年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
全18ページの地域内の古建築解説書。大野は監修とpp.4~7、9-11を単著、15-17を学生と協同で執筆した。
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『田島弥平旧宅調査報告書』(伊勢崎市文化財資料集5)
和久美緒、青木宏、関口政雄、菊池誠一、宮崎俊弥、西川武臣,大野敏、黒津高行、三田村輝章( 担当: 共著 , 範囲: 第4章第1節~第3節(pp.44-63))
伊勢崎市教育委員会 2012年1月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
田島弥平は明治初期に『養蚕新論』・『続養蚕新論』を著わして「清涼育」を提唱した篤農として名高く、島村を全国有数の蚕種生産地として育て上げた功労者である。弥平は自らの家屋敷において試行錯誤を繰り返し、2階建・瓦葺・総櫓付の大型養蚕住宅を建築するに至る。現在の屋敷内にはその養蚕住宅をはじめ弥平時代の養蚕関連建築がよく残っている。本報告書はその屋敷内建物の成立経緯や建築的特徴を綿密な調査をもとに明らかにしたものである。
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『島村のたてもの 境島村養蚕農家群調査報告書』(伊勢崎市文化財資料集4)
菊池誠一、宮崎俊弥、黒津高行,大野敏,高橋政則、関口政雄,中村琢巳、鳥海さやか、和久美緒( 担当: 共著 , 範囲: 第4章第2節~4節(pp.50-63)、第5章(pp.50-143)の解説と本文説明図版)
伊勢崎市教育委員会 2011年11月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
群馬県旧佐波郡島村は日本有数の蚕種生産地として日本の近代化に大きな貢献を果たした。そしてこの地域には近世末~近代初期にかけて2階建・瓦葺の大型養蚕住宅が数多く建築され、独特の集落景観を形成した。その威容は、養蚕が廃れた現在も地域のシンボルとして現在も伝えられている。これらの2階建・瓦葺の大型養蚕住宅とその集落が生まれた契機と盛行にいたる経緯を,主要な建築遺構の綿密な調査から導き出した。
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2011年東北地方太平洋沖地震災害調査速報
山崎鯛介、田中禎彦、上野勝久、大野敏、藤川昌樹、加藤悠希、大橋竜太、鯵坂徹、後藤治、ほか( 担当: 分担執筆 , 範囲: 民家)
日本建築学会 2011年7月 ( ISBN:978-4-8189-2034-7 )
総ページ数:577 担当ページ:562-563 記述言語:日本語 著書種別:学術書
東日本震災が与えた歴史的建造物へのダメージは広範囲かつ甚大で、その適切な把握のためには、従来の行政・研究.実務の垣根を越えた連携が必要になる。そのことをはじめて実践的に試みたのが本調査における連携である.この流れは全国で始まりつつあったヘリテージマネージャ養成の動きと連動する形で文化財ドクター派遣事業として結実した、大野は被害調査の中で伝統的民家の状況をとりまとめた
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朴館家住宅調査報告書(一戸町文化財調査報告集第67集)
高田和徳、月舘敏栄、大野敏( 担当: 共著 , 範囲: 第3章 構造手法や痕跡から見た朴舘家住宅(pp.56-153))
一戸町教育委員会 2011年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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神奈川県指定文化財英勝寺山門復原保存修理工事報告書
大野敏、小菅美智子、安田徹也、玉林美男、山口正紀、渡邉正之、飯田英夫( 担当: 共著 , 範囲: pp.1~16、45~56、65~76、83~149。)
英勝寺 2011年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
水戸徳川家と縁の深い浄土宗尼寺の英勝寺。その山門は寛永20年(1643)棟札を有する建築で、鎌倉で現存最古の重層門である。関東大震災(1923)後に他所へ移築されていただが、平成13年に部材を解体して寺へ戻し、平成19年~23年にかけて復原保存修理を行った.本報告書はその復原記録であるとともに英勝寺内の古建築を網羅的に紹介する。
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藤沢市指定重要文化財 旧福原家長屋門移築保存修理工事報告書
大野敏,黒川俊彦,石橋庸子,中尾方人,山崎裕,市川茂,横山真,( 担当: 共著 , 範囲: pp.1-23,29-61,66-72,82-226)
藤沢市 2010年10月
記述言語:日本語 著書種別:その他
藤沢市渡内に所在する福原家は、近世初期から名主として地域に多大の貢献をしてきた。また江戸時代末期には『相中留恩記略』という貴重な地誌を編纂した家柄としてよく知られている。福原家の屋敷には『相中留恩記略』の挿絵に描かれた長屋門(19世紀前期建立)が現存していたが、周辺の区画整理事業により取り壊しの危機にさらされたため、藤沢市はこの長屋門を移築保存することを決め、厳密な調査に基づき建立当初の形式に復原修理を行った。
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国宝の美39 建築10 中世の禅宗建築 慈照寺銀閣
大野敏、松崎照明、熊井明子( 担当: 共著 , 範囲: コラム以外すべてを担当執筆)
朝日新聞出版社 2010年5月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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増補新装 カラー版 日本建築様式史
太田博太郎(監修)、藤井恵介、宮本長二郎、上野勝久、丸山茂、松崎照明、平山育男、後藤治、藤田盟児、光井渉、大野敏、中谷礼仁、松隈浩( 担当: 共著 , 範囲: 7章 近世Ⅱ 桃山・江戸時代 住宅 pp.109-128)
美術出版社 2010年4月 ( ISBN:978-4-568 )
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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横須賀市史 別編 文化遺産
清水慶一、中島久男、水野僚子、湯本桂、藤谷陽悦、上杉孝良、岩橋春樹、加藤勝、近藤好和、斎藤彦司、藤森照信( 担当: 共著)
横須賀市 2009年6月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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野外博物館を核とした民家保存技術の継承・公開に関する基礎的研究
( 担当: 単著)
私家版 2009年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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日本建築史図集 新訂第二版
稲垣栄三、上野勝久、後藤治、渡辺勝彦、波多野純、小沢朝江、西和夫、大野敏( 担当: 共著 , 範囲: 厨子の項目担当pp.57,154-157)
彰国社 2008年2月
担当ページ:pp.57,154~157 記述言語:日本語 著書種別:学術書
中世建築のうち厨子を担当し、概論と個別解説8件を執筆した。
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旧小野塚家東西屋敷地内における歴史的建造物学術調査報告書
大野敏,小野塚君枝、大橋竜太、山田幸正、中村琢巳( 担当: 共著 , 範囲: 大野は煙突・石蔵・アトリエ・文献史料解説を除く執筆と編集)
小野塚家・旧小野塚家建築調査団 2007年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
小山市に寄贈された旧家小野塚家の屋敷地とそこに存在する歴史的建造物を悉皆的に調査して、建物個別の価値判断と屋敷地総体の価値を把握した。大野は煙突・石蔵・アトリエ・文献史料解説を除く執筆と編集を担当した。総頁144頁。
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建築「見どころ」博物館ガイドブック
清水慶一、濱島正士(監修)、三浦彩子他執筆者21名( 担当: 共著)
彰国社 2006年9月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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千葉家住宅調査報告書(遠野市文化財調査報告集 第2集)
月舘敏栄、高橋恒夫、大野敏( 担当: 共著 , 範囲: 第2章の「構造手法や痕跡から見た千葉家住宅(PP.32-46)」)
遠野市教育委員会 2006年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
遠野市屈指の大型曲屋である千葉家住宅の建築的特徴や屋敷の文化遺産的価値づけについて、実測調査や痕跡調査などの詳細な調査の遂行、記録図面の作成などを通して詳細に記述した学術調査報告書。
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近世建築の調査成果から 建築の様式と生命力
( 担当: 単著)
市史研究横須賀 2005年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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川崎市内の土蔵の茅葺きについて 日本民家園叢書5
大野敏( 担当: 単著)
川崎市立日本民家園 2005年3月
総ページ数:51 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
市内の土蔵茅葺き屋根葺替記録作成に際して、旧来の屋根仕様(横浜市の職人が施工)と今回の屋根仕様(新潟県の職人が施工)の差違の大きさをあらためて認識し,地域文化としての茅葺きの重要性を警鐘した。その文化を維持するために野外博物館における系統的な情報収集と発信の必要性も指摘した。総ページ数51。
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指物(指付け技法)の変遷過程と歴史的木造架構の類型化に関する研究
源愛日児、堀江亨、後藤治、マーチン・モリス、大野敏( 担当: 共著)
私家版 2005年3月
担当ページ:pp.86~105 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
平成13年度〜16年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1)研究代表者源愛日児)研究成果報告書。大野は第7「民家指物架構の地域特性 合掌造りと神奈川県津久井郡内の調査より」を担当し、合掌造民家と神奈川県津久井郡養蚕農家を対象として、架構形式の特徴と変遷に注目して類型化を試みた。
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甲信越の民家
( 担当: 共著)
講談社 日本の家2(中部) 2004年5月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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木造建造物の保存修復のあり方と手法
( 担当: 共著)
独立行政法人 奈良文化財研究所 2003年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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重要文化財民家保存修復資料
( 担当: 共著)
独立行政法人 奈良文化財研究所 2003年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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室町中期~後期における宮殿系厨子の建築様式に関する研究
( 担当: 単著)
私家版 2002年
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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福成寺本堂内厨子および須弥檀調査報告書
( 担当: 共著)
東広島市教育委員会 1999年10月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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宮殿系厨子の新様式受容に関する一考察
( 担当: 共著)
中央公論美術出版社、日本建築史の空間 関口欣也博士退官記念論文集 1998年10月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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古代・中世厨子の形態に関する建築的研究
大野敏( 担当: 単著)
私家版 1998年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
科研成果報告書
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旧青柳寺庫裡復原修理工事報告書
( 担当: 共著)
相模原市教育委員会 1998年3月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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重要文化財旧太田家住宅焼損復旧修理工事報告書
( 担当: 共著)
川崎市 1996年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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建物の見方調べ方
( 担当: 共著)
ぎょうせい 1994年7月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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野外博物館におけるこれからの建造物保存のあり方について
( 担当: 単著)
私家版、平成4~5年度文化財建造物修理主任技術者講習会課題研究Ⅳ 1994年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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日本民家園ガイドブック
小坂広志、大野敏、砂川康子、佐藤円、高橋和( 担当: 共著 , 範囲: 移築民家等23件に関する建物解説および民家の構造および意匠に関する解説)
川崎市立日本民家園 1993年11月
担当ページ:1~43 記述言語:日本語 著書種別:学術書
移築民家等23件に関するイラストを多用した建物解説および民家の構造および意匠に関する展示解説。日本の民家に関する基礎資料としても利用できる。
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兵庫県指定重要文化財慧日寺仏殿修理工事報告書
( 担当: 単著)
宗教法人慧日寺 1993年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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重要文化財旧神戸居留地十五番館修理工事報告書
( 担当: 共著)
株式会社ノザワ 1993年3月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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静岡県指定有形文化財建造物釣月院本堂修理工事報告書
( 担当: 単著)
釣月院本堂修理工事委員会 1990年10月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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寶林寺仏殿・方丈修理工事報告書
( 担当: 共著)
重要文化財寶林寺仏殿・方丈修理工事委員会 1990年6月
記述言語:日本語 著書種別:その他
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徳川満徳寺史跡整備基本計画書
( 担当: 単著)
尾島町教育委員会 1989年11月
記述言語:日本語 著書種別:その他