所属組織 |
大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 |
職名 |
教授 |
生年 |
1962年 |
研究キーワード |
日本建築史、保存修復 |
メールアドレス |
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関連SDGs |
代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 飛鳥・奈良時代の厨子 -厨子の建築的研究古代編- 1997年03月
【論文】 群馬県島村における近世末~近代初期の養蚕農家主屋の開口部変化 2016年06月
【著書】 津久井町史 第3章 古民家 2017年03月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【著書】 群馬県近世寺社建総合調査報告書 ―歴史的建造物を中心に―《本編》 2022年03月
【著書】 若宮大路周辺遺跡群(No.242)ふれあい鎌倉ホスピタル建替え工事に伴う発掘調査 鎌倉市御成町778番1他13筆 2021年11月
【著書】 佐藤家住宅調杏報告書 一大仙市近代和風建築等総合調査事業一 2020年03月
【著書】 歴史的建造物の保存修理技術(調査・設計・監理)に関する基礎的研究(平成28年度~令和元年度 科学研究費補助金成果報告書) 2020年03月
【著書】 日本木造建築事典 構法の歴史 2018年12月
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2014年10月-現在
専任 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 教授
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2011年4月-2014年9月
専任 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 准教授
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2007年4月-2011年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授
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2001年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 助教授
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1998年10月-2001年3月
専任 横浜国立大学 工学部 助教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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1991年7月-1998年9月
川崎市立日本民家園 技術職員
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1984年4月-1991年6月
財団法人文化財建造物保存技術協会 技術職員
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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伝統民家継承に関する手法研究―理念と技術伝承を通じた共通認識涵養をめざして―
科学研究費補助金
研究期間:
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歴史的建造物の保存修理技術(調査・設計・監理)に関する基礎的研究
研究期間:
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日本建築史の再構築
科学研究費補助金
研究期間:
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相模原市協働事業 古民家ツアーを通じた歴史的資産の保存活用手法の実践
その他の研究制度
研究期間:
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野外博物館を核とした民家保存技術の継承・公開に関する基礎的研究
研究期間:
著書 【 表示 / 非表示 】
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茅葺き技術の伝承手法に関する研究 ~記録の重要性に注目して~ 第6回公益財団法人松井角平記念財団助成研究 研究実施報告書
大野敏( 担当: 単著)
私家版 2023年3月
総ページ数:48 担当ページ:48 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
まず、川崎市立日本民家園勤務時代に経験した茅葺きの地域的に特色とその継承に関する課題について、試行した内容を振り返り、成果と課題を示す。
次に、茅材の生産拠点の維持継承の課題に注目し、文化庁が推進する「ふるさと文化財の森」プロジェクト(令和4年3月現在86拠点)のうち22箇所を占める茅場のうち、「地場産の茅で地元の茅葺きを維持しよう」と尽力している岩手家遠野市の事例を調査した。また、全国的に茅場として知られている静岡県御殿場(富士山麓)と熊本県阿蘇山麓の茅場についても調査を行った。
さらに、伝統技術を継承するためには、施工者の立場から施工記録を公開していくことも必要と感じる。ノウハウの公開は技術者にとって容易ではないが、情報を共有することで技術の多様性を理解し合い、茅葺き文化の継承に寄与するものと考える。そのため、川崎市立日本民家園において平成27(2015)年度に実施した茅葺き屋根葺き替えと棟の造り替え工事の記録の要所を、施工者の了解を得て紹介する。 -
群馬県近世寺社建総合調査報告書 ―歴史的建造物を中心に―《本編》
大野敏、大橋竜太、佐藤孝之、丑木幸男、上野勝久、村田敬一、小林正( 担当: 共著 , 範囲: 第3章 総論)
群馬県 2022年3月
総ページ数:321 担当ページ:121-143 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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若宮大路周辺遺跡群(No.242)ふれあい鎌倉ホスピタル建替え工事に伴う発掘調査 鎌倉市御成町778番1他13筆
大野敏、濱村友美、青木誠、兼康保明、齋藤紀行、高橋敦、米田譲、尾嵜大真、大森貴之、奈良貴史、佐伯史子、上本進二( 担当: 共著 , 範囲: 第7章まとめ 第1節 検出した竪穴建物と井戸に関する建築史的所見)
株式会社イビソク 2021年11月
総ページ数:210 担当ページ:156-194 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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横浜の茅葺き建築 茅葺きに学ぶエコロジー
大野敏( 担当: 単著 , 範囲: 序文と表紙を除くすべての本文と写真。図版の半分を担当。一部図面は張カシ氏の担当。)
公益財団法人 横浜歴史資産調査会 2020年3月
総ページ数:31 担当ページ:2,4-31 記述言語:日本語 著書種別:その他
ヨコハマヘリテイジが市内の建築の魅力を伝えるブックレットの第三編として発行した解説書。横浜市内に残る茅葺き建築について、民家を以中心に紹介した。内容は、まず茅葺き建築文化についての基本的事項をQ&A形式で説明した。ついで、横浜市内の茅葺き民家調査の概要を踏まえ、茅葺き民家の存続手法を所有と公開形態をもとに類型別に説明した。この際に神奈川県下の事例も紹介しながら横浜市における歴史的建造物保存継承手法の特色を示した。また、民家以外の茅葺き建築についての紹介と、茅葺き屋根の防火についても説明を加えた。
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弘前市指定有形文化財 旧石戸谷家住宅移築工事報告書
大野敏,岩井浩介,福井敏隆,兵頭勝幸( 担当: 共著)
弘前市 2020年3月
総ページ数:141 担当ページ:25-42、83-87 記述言語:日本語 著書種別:調査報告書
弘前市指定有形文化財 旧石戸谷家住宅を国指定史跡堀越城跡に隣接する敷地に移築復原して史跡見学にガイダンス施設に利用するための工事を監修し、建物の価値について論文を執筆した。建物は旧庄屋屋敷主屋で、桁行30mを超える長大な茅葺き民家である。建築根代は文政年間頃といわれていたが明確でなかったので、既往研究と大型茅葺き民家の系統の中でその年代の推定を行い、合わせて全国的な大型茅葺き民家におけるこの建物の位置づけを行った。その内容は「第3章第4節 主屋の建築的特徴と建築年代考察上の課題 pp25-32」「第3章第5節 建築年代についての課題 pp33-42」「第8章第1節 旧石戸谷家住宅の文化財的価値 pp83-87」で、報告書全体の監修も行った。なお、第3章4節と第3章5節は2020年3月の日本建築学会関東支部研究報告にて発表した(ウイルスにより発表会は中止したが提出論文は発表と認定)内容に、図版と文章を増補したものである。
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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古代・中世厨子の形態に関する建築的研究
大野敏
1998年3月
未設定 単著 [査読有り]
おもに仏堂内に安置されて本尊を祀る厨子に関して、その形態に着目して古代~中世前半までにおける遺例を整理分類した。そして史料分析も加味して古代においてはその原形が建築(宮殿)・帳房・天蓋・棚の4種に由来すると解き、中世前期までに新たな形式(山華焦葉系)が中国から伝来したとし、中世は宮殿系厨子、円形天蓋系厨子、箱・筒系厨子、天蓋帳房折衷厨子、宮殿天蓋折衷厨子、山華焦葉系厨子、計6系統の厨子が存在することを示した。そして室町前期を境に本尊厨子は帳房天蓋折衷系厨子から宮殿系厨子に主流が転換すること、この時期は宮殿系厨子の規模・意匠において一大高揚期であったことを示した。総ページ数157。
論文 【 表示 / 非表示 】
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民家の保存修理技術[調査・設計・監理]
大野敏
2023年度日本建築学会大会(近畿) 建築歴史・意匠部門 パネルディスカッション-1 資料『民家研 究の新視点』 33 - 44 2023年9月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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正倉院漆六角厨子復元考察
大野敏
正倉院紀要 ( 45 ) 47 - 90 2023年3月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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田島弥平旧宅新蚕室の平面と構造に関する復元考察
チェン・スイ・イー,大野敏
日本建築学会技術報告集 28 ( 70 ) 1551 - 1556 2022年10月 [査読有り]
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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個人所有重文民家の修理および維持管理費用の実態と課題-重文民家の所有者を対象とした調査から-
碓田智子,中尾七重,大野 敏, 栗本康代
住宅系研究報告会論文集 ( 17 ) 135 - 144 2022年12月 [査読有り]
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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大野敏
日本建築学会技術報告集 第 27 巻 ( 第 67 ) 1500 - 1505 2021年10月 [査読有り]
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/27/67/27_1500/_pdf/-char/ja
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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文化遺産の公開 魅力伝える交流大切に(上毛新聞「オピニオン21 視点」)
大野敏
上毛新聞 2024年2月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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長野原の観世音堂 維持継承へ連携拡大を(上毛新聞「オピニオン21視点」)
大野敏
上毛新聞 2023年12月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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本調査報告 建造物 永勝寺如来堂 永勝寺(戸塚区)
大野敏
横浜の文化財 –横浜市文化財調査概報- ( 28 ) 16 - 31 2023年3月 [依頼有り]
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:横浜市教育委員会 単著
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羽沢横浜国大駅周辺とキャンパスを都市科学する 大型都市模型製作と地域連携活動の紹介2021・2022年度
大野敏
独立冊子 2023年3月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:その他 単著
昨年度編集・分担執筆した冊子「羽沢横浜国大駅周辺とキャンパスを都市科学する 大型都市模型製作と地域連携活動の紹介」(横浜国立大学都市科学部・大学院都市イノベーション研究院)の続編として標記の冊子を編集し、2022年度における大型模型拡張状況と地域連携活動(鈴木家主屋の調査演習)に関して解説を執筆した。
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羽沢横浜国大駅周辺とキャンパスを都市科学する 大型都市模型製作と地域連携活動の紹介
大野敏、小池文人、須川亜紀子、大原一興、田中稲子、南俊允 他
独立冊子 2022年3月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:その他 単著
作品・芸術・データベース等 【 表示 / 非表示 】
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第75回正倉院展「よみがえる幻の厨子」にて研究成果紹介
奈良国立博物館
2023年10月 - 2023年11月
作品分類:その他 発表場所:奈良国立博物館
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神奈川県指定文化財 旧青柳寺庫裏屋根葺替修理事業に修理設計に関する技術指導
大野敏
2017年4月 - 2019年3月
作品分類:その他 発表場所:所在地は相模原市大島
茅葺屋根の葺替修理設計の事前指導、修理設計内容確認と指導、修理時における技術指導を継続的に行い、相模原市建築関係職員に対する現地説明会講師も引き受けた。
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森家住宅保存修理工事基本設計(村田重要伝統的建造物群保存地区内)
大野敏
2015年2月
作品分類:建築作品
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火災の教訓と重要文化財蘇生への歩み 旧太田家住宅焼損復旧修理工事の記録kanshuu (記録映像)
川崎市立日本民家園、民族映像研究所、大野敏(企画編集における監修)
2011年3月
作品分類:教材
平成2年に火災に遭い、平成3年~4年に焼損復旧工事が行われた太田家について、当時記録していたVTRテープをもとに、調査・修復手法検討、復原工事の技術的要点などを60分の映像に集約し、同時に5分間の短縮番も編集した。大野はその企画・編集に監修者として参加し、映像抽出と解説文の加筆修正に従事した。
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藤沢市指定文化財 旧福原家長屋門移築復原工事基本設計
2008年12月
作品分類:その他
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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境島村における幕末~近代の蚕種製造民家群の保存継承に関する基礎的研究
2020年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:大野敏
資金種別:競争的資金
世界遺産の登録とその保存整備事業進展の一方で、島村の蚕種製造民家に関する基本的知見(蚕種製造工程と蚕室空間の対応関係、集落毎の蚕種製造住宅の成立・展開事情の把握、近隣との影響関係)は、解明すべき事柄がまだ存在する。何より約80件近く残存する遺構のうち詳細調査された事例が14件にとどまっている点は問題である。
この課題に対して、調査件数の拡大をはかり既存調査事例の見直しを含めて基礎資料の充実を図る。 -
歴史的建造物の保存修理技術(調査・設計・監理)に関する基礎的研究
2016年4月 - 2020年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:大野敏
資金種別:競争的資金
本における伝統木造建築を中心とする歴史的建造物の継承策は、国の重要文化財制度を頂点として重要伝統的建造物群保存地区選定制度(昭和50年)・登録有形文化財制度(平成8年)に拡がりを見せ、こうした中で維持保存施策が厳格に行われる重要文化財は、専門の修復建築家によって膨大な手間と資金(補助金)を費やして丁寧に維持修理が行われ、建築基準法の適用も受けない。しかし、重要文化財以外の文化財建造物は、維持修理に当たって文化遺産的価値をどこまで継承するのかの判断が多様で、厳しい財源の中で建築基準法にも配慮しながら維持修理に臨むことが多い。まして文化財未指定の歴史的建造物は、それ以上に維持継承に対する選択肢が多様である。すなわち重要文化財以外の歴史的建造物は、その継承手法が多様で複雑である。
一方、歴史的建造物の継承に関わる人材育成は、阪神大震災以後ヘリテイジ・マネージャー制度が全国に拡がり、一般の建築家や古建築愛好家が歴史的建造物に関心を持つ機会が増えてきた。こうした人材が非重要文化財の歴史的建造物継承の中核として期待されている。
つまり、新たな人材層に対して、多様で複雑かつ事例増加が見込まれる非重要文化財の歴史的建造物継承への対応を期待しているといえる。
現在のところヘリテイジ・マネージャー修了生の多くは、歴史的建造物の価値を見いだす業務段階にとどまっている場合が多いが、いずれは維持修理への参画が本格化する事は間違いない。その際に具体的な対処法として参照すべき資料はきわめて少ない。すなわち、当該建物の破損状況把握、その原因探求、具体的な対処法とそれによる文化遺産的価値の継承度合、工事費の積算根拠、などの具体的事例を収集・整理して提示することが強く求められている。
本研究は、申請者の文化財修復技術者としての経験と、研究者として全国の歴史的建造物調査や保存施策・人材育成講座などに関わってきた経験を総合して、様々なカテゴリーの文化財建造物の保存修理事例の集積と分析整理を行い、具体的な保存修復に向けての基礎資料を提供する -
災害で埋没した建物による民家建築史の研究
2020年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(A)
代表者:箱崎和久
資金種別:競争的資金
災害で埋没した建物を埋没建物と呼ぶが、埋没建物は、建築の下部が建ったまま、あるいは倒壊して部材が組み合ったまま残るのが特徴で、発掘調査で見つかる建物跡(遺構)よ
り圧倒的に建築的情報が多い。研究対象とするのは、①6世期の群馬県、②10世期の秋田県、③18世期の群馬県で、とりわけ③は広域の発掘調査により敷地ごと発見されており、
当時の主屋・付属屋・畑などを含む集落の実態が判明する。一方、民家史研究は、現存する社会的階層の高い民家をもとに構築されてきた。現存しない竪穴建物や掘立柱建物、社
会的中下層の民家については、「遺構」からうかがうしかなかった。被災埋没建物の検討により、それらの建物の実態が判明する。また現存古民家を悉皆調査することで、これま
では十分取り上げられてこなかった中下層の民家の存否をあきらかにし、被災埋没建物と比較検討をおこなう。これらによって民家史を再構築する。ここから判明する民家史は、一部の地域に限定されるものかもしれないが、これまでよりも多彩で、「遺構」からうかがうことができる民家のイメージを豊かにすることができる。 -
被災・破損を中心とする建設の技術革新と建築様式に関する歴史的研究
2013年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金 基盤研究(A)
代表者:藤井恵介
資金種別:競争的資金
建築史において、様式変化の要因として構造技術の発展が重要な位置を占める.その契機として過去の被災により建築物のダメージに対するイノベーション(技術革新)の意味合いが無視できない。この視点に立って、現在の建築様式における技術革新の果たした役割をあらためて把握し、客観的な評価をおこなう。
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伝統民家継承に関する手法研究-理念と技術伝承を通じた共通認識涵養をめざして-
2011年4月 - 2014年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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茅葺き技術の伝承手法に関する研究 ~記録の重要性に注目して~
2022年4月 - 2023年3月
公益財団法人 松井角平記念財団 公益財団法人 松井角平記念財団 助成金
代表者:大野敏
担当区分:研究代表者
本研究は以下の 3 項目で構成する。
1.申請者が過去に関わってきた茅葺き建物調査と屋根葺き工事に関する資料の総括。
2.修理工事報告書における茅葺き工事の記録の確認と内容整理
3.茅葺き技術保存に関する活動の確認調 -
正倉院所蔵の紫檀塔部材および黒漆塗六角厨子部材の復原的考察
2020年4月 - 2021年9月
公益財団法人 松井角平記念財団 公益財団法人 松井角平記念財団 研究助成
代表者:大野敏
正倉院宝物の中には、原形をとどめない残欠と呼ばれる資料が存在する。宮内庁正倉院事務所では、こうした資料についても丁寧に保管しながら、本来形式の把握について着実に調査研究を進めている。
こうした調査研究中の資料の中に紫檀塔残欠と黒漆塗六角厨子部材がある。前者は建築史学の泰斗・浅野清博士により部材の整理と復原考察がなされたが、未解明の部分が少なくない。後者は正倉院事務所において復原考察がなされているが、細部のおさまりの確定と復原図の作成には至っていない。
大野敏・春日井道彦・箱崎和久は正倉院事務所のご厚意により、2017年10月に上記資料を実見する機会を得て、その実態を知ることができた。その経験をもとに、以下のような確認調査と復原検討の研究を企画した。
すなわち、紫檀塔については、浅野清博士により海竜王寺五重小塔のように外部のみ建築的に作る箱式構造の5重小塔の可能性が指摘され、組物の部分的な復原図が提示されている。ただし柱間寸法や塔全体の形状に関しては復原図などの具体像は提示されていない。この点について、組物、垂木、隅木、茅負、高欄といった部材の再確認の中から、①各部材の寸法比例から5層で確定しうるか、②組物復原は妥当か、③軒構造についての解明はどこまで可能か、④上記の検討の結果により平面図・断面図・立面図の作成は可能なのか、を見極めたい。また、黒漆塗六角厨子部材に関しては、柱の上下の判断が重要であるが、上下の解釈に従って2種類の復原案を作成することにより、その妥当性を検証してみたい。
以上本研究は、異例の少ない奈良時代の建築・工芸の意匠と技法を解明するうえで重要な基礎的研究であり、今までの知見を深めるという点で意義が高い。 -
近代の文化財建造物の保存活用に関する基礎的研究ー神奈川県立博物館(旧横浜正金銀行本店本館)を事例として
2019年4月 - 2020年3月
公益財団法人松井角平記念財団 公益財団法人松井角平記念財団研究助成
代表者:大野敏
神奈川県立博物館は旧横浜正金銀行本店本館(明治38年 設計妻木頼黄)を博物館に転用した建物で、日本を代表する明治末期の近大建築として重要文化財に指定されている。この建物は鉄材で補助的に用いたレンガ造(一部石造)建築で、関東大震災時も崩壊しない頑健さを誇ったが,屋頂ドーム(銅板張.鉄骨及び木造)が火災に遭ったため、屋内も被災し,大正末期に大がかりな修理を経ている。その実態の解明はまだ十分でない。また創建時の図面も簡単なものが残されているに過ぎない。したがって本研究では、本店本館の建築に関して、大正改修の実態把握(資料整理と実測)を通して建築当初形式の残存状況を把握することにより、基礎資料を整備することを目指す。
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歴史的資産を活用した外国人観光客誘客に資する相模原市観光振興の具体的提案移換する調査研究
2017年11月 - 2018年2月
相模原市観光協会 調査委託費
代表者:大野敏
ふじの里山くらぶと横浜国立大学が連携して毎年一回実施してきた「古民家ツアー」14回分のアンケート結果を整理し資料化した.また、その内容を踏まえ、昨年度の調査成果(外国人留学生が日本の伝統文化をどのように享受したいか)も参照して、ツアー案を企画するとともに、具体的名体験メニューとして習字とコースター造りをあわせた提案を行った。
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歴史的資産を活かした観光振興のための基礎研究「ルートと解説の提案」
2016年12月 - 2017年3月
相模原市観光協会
代表者:大野敏
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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三溪園における古建築の保存・継承について
大野敏 [招待有り]
第60回文化財指定庭園保護協議会 総会 2023年6月 文化財指定庭園保護協議会
開催年月日: 2023年6月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:横浜市
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横浜の茅葺き
大野敏 [招待有り]
全国民家集落施設協議会総会 2023年12月 全国民家集落施設協議会
開催年月日: 2023年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:横浜市 国名:日本国
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10年間(2013‐22年度)の活動概要について
大野敏
金山町職員との意見交換会 2023年11月 横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院
開催年月日: 2023年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形県最上郡金山町
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群馬県の寺社建築
大野敏
ぐんまの寺社魅力発掘・発信事業 -寺社建築から地域文化の未来を探る-群馬県近世社寺建築 2022年12月 群馬県
開催年月日: 2022年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県前橋市 国名:日本国
前年度に終了した群馬県近世寺社建築総合調査の成果発表会。群馬会館にて開催した。全体を3部構成とし専門的見地から2つずつ講演を行った。
第1部 国内外の宗教建築の保護
地域資源の発掘と宗教建築の保存の課題 -英国の経験-
東京家政学院大学教授 大橋 竜太
近世寺社建築の保護の動向 -近年の文化財指定を通じて-
東京藝術大学大学院教授 上野 勝久
第2部 寺社を取りまく多様な文化
近世駆込寺と地域社会
東京大学名誉教授 佐藤 孝之
寺社の近代化 -廃仏毀釈と神社合併-
国文学研究資料館名誉教授 丑木 幸男
第3部 群馬県の近世寺社建築
群馬県の寺社建築
横浜国立大学教授 大野 敏
群馬県の寺社建築の工匠
前橋工科大学客員教授 村田 敬一 -
島村伝統民家の魅力と可能性
大野敏
境島村の伝統的建物について調査発表 2022年10月 境島村登録文化財活用推進協議会
開催年月日: 2022年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県伊勢崎市 国名:日本国
境島村における近代的な養蚕住宅が出現した背景と地域内における切磋琢磨の歴史を、図版を多くまじえて概説した。瓦葺き・総二階建てで屋頂に大型換気装置を持つ大型養蚕住宅は、明治後半以後になると群馬県をはじめ広い地域に普及・展開するようになるが、境島村においては江戸時代の1850年代からその萌芽が認められ、文久年間以降(1861年以降)少なくとも4件の大型養蚕住宅主屋が江戸時代に建立されたと認められる。その突出した先進性について高く評価し、特質として注目すべきことを強く主張した。
共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示 】
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歴史的建造物の保存技術の継承に関して
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歴史的建築遺産の発掘とそれを活かしたまちづくりに関して
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伝統的木造建築の保存・修復および活用について
共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示 】
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長野県安曇野市所在の等々力家住宅に関する建築史的研究
提供機関: 等々力家 その他
研究期間: 2009年10月 - 2017年3月
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指物(指付け技法)の変遷過程と歴史的木造架構の類型化に関する研究
国内共同研究
研究期間: 2000年04月 - 2004年3月
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木造建造物の保存修復のあり方と手法
国内共同研究
研究期間: 1998年12月 - 2003年3月
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 建築理論スタジオF
大学院先進実践学環
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2024年度 建築理論スタジオS
大学院先進実践学環
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2024年度 建築理論スタジオF
大学院都市イノベーション学府
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2024年度 建築理論スタジオS
大学院都市イノベーション学府
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2024年度 インターンシップ(建築計画)
大学院都市イノベーション学府
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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2021年04月-2022年03月「羽沢横浜国大駅周辺とキャンパスを都市科学する」プロジェクト推進 (その他特記事項)
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2018年08月-2018年10月弘前市における歴史的建造物の魅力(古民家、庭園、近代建築)ポスター発表 (教育方法・実践に関する発表、講演)
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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史跡等における歴史的建造物の復元の取扱いに関する専門委員会
2023年07月 - 現在 専門委員会委員
委員区分:政府
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文化審議会文化財分科会第二専門調査会
2017年04月 - 2023年 第二専門調査会委員
委員区分:政府
主に文化財建造物に関する新規の指定・選定・登録案件に関して専門的立場から見を述べる.また、重要文化在建造物の保存修理における現状変更に関して専門的立場から意見を述べる
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文化審議会文化財分科会第四専門調査会
2014年06月 - 現在 第四専門調査会委員
委員区分:政府
主に文化財建造物の保存修理に関わる技術者(選定保存技術)について、専門的立場から意見を述べる
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群馬県文化財保護審議会
2014年08月 - 現在 審議会委員(建造物部会所属)
委員区分:自治体
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川崎市文化財審議会
2014年06月 - 現在 審議会委員
委員区分:自治体
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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第1期かながわヘリテージマネージャーKHM養成講座 (2022-2023)最終成果発表会講評会
役割:出演, 講師
神奈川ヘリテージ協会 2024年2月
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建築史学会大会2017年大会および記念行事催行
役割:司会, 企画, 運営参加・支援, その他
建築史学会 建築史学会2017年大会 横浜市 2017年4月
対象: 大学生, 大学院生, 教育関係者, 研究者, 学術団体, 市民団体, 行政機関
種別:会議、学会等の企画・開催
建築史学会2017年大会および記念行事の催行を常任幹事の大野敏が建築学科の同僚の守田正志・菅野裕子両氏の協力と神奈川大学内田青蔵教授の支援を得て実施した。会場は近代建築である神奈川県庁本庁舎議場を借用した。記念行事は、歴史的資産を活かした地域活性化のために建築史学が果たすべき役割をテーマに、研究者・市民活動家に加えて日本丸船長を交えて多角的に議論を深めた。
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神奈川県ヘリテージマネージャー スキルアップ講習会
役割:講師, 助言・指導, 企画
神奈川県ヘリテージマネージャー協会 川崎市立日本民家園 2022年12月
対象: 社会人・一般, その他
種別:会議、学会等の企画・開催
ヘリテージマネージャ養成研修受講歴のある建築士を対象として、古建築実測調査のスキルアップを目指して、座学でのじっそき調査調査方法の講習と。日本民家園旧原家住宅における平面実測と建物の特徴把握の演習を行った。演習により、登録文化財を目座うえで必要な歴史的建造物の平面図作成と所見夫書き方の基礎を学ぶことができる。
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かまくらULTLA_プログラム(森のプログラム)
役割:講師, 助言・指導, 情報提供, 企画, 運営参加・支援
鎌倉市 鎌倉浄智寺書院・境内および円覚寺境内・国宝舎利殿 2022年11月
対象: 小学生
種別:公開講座
子供たちに持つ、本来の才能を、通常の教育課程の枠にとらわれずに発見し、延ばしていこうとする試みに参加し、伝統的な建築空間の魅力を伝えることを試みた。
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弘前市
役割:講師
弘前市教育委員会 重伝建地区の防災セミナー 2021年12月
対象: 行政機関, その他
種別:講演会
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
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「幻の厨子」の姿明らかに 第75回正倉院展
読売新聞社 読売新聞 読売新聞奈良県版 2023年11月
執筆者:本人
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田島弥平旧宅世界遺産登録9周年フェスタ クイズスタンプラリー
上毛新聞社 上毛新聞「三山春秋」 コラム「三山春秋」 2023年7月
執筆者:本人以外
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BS 朝日 百年名家 「島村養蚕農家群」
BS朝日 百年名家 2021年9月
執筆者:本人
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BS朝日「百年名家」出演 「町田市旧白州正子邸・旧荻野家住宅ほか」
BS朝日放送 百年名家 町田市 2018年8月
多摩丘陵の古民家を保存活用している施設として、町田市薬師池公園内の重要文化財・旧永井家住宅と東京都重宝・旧荻野家住宅、鶴川の旧白州正子旧宅(武相荘)の建築的特色を解説し、歴史的建造物の保存手法について出演者と意見交換した。
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BS朝日「百年名家」出演 「三渓園」
BS朝日放送 百年名家 横浜市 2014年3月
BS朝日放送「百年名家(60分番組)」にて
横浜三渓園内の臨春閣・秋聴閣(2棟は移築保存された近世前期の上層階層住宅遺構)・白雲邸(原三渓が邸宅内に設計建築した書院建築)の建築について、その特徴を解説し、合わせて原三渓の建築観について言及した。放送は2014年4月13日。
BS朝日放送「百年名家(60分番組)」にて
横浜三渓園内の燈明寺本堂・矢ノ原家住宅・燈明寺3重塔について、建築的特徴と共に移築保存の意義について解説した。放送は2014年4月20日。
学術貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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日本伝統建築技術保存会 文化財木工技能者 技能研修会(講座)
役割:企画立案・運営等, 審査・評価, 保存・修復, その他
日本伝統建築技術保存会 ( 八王子セミナーハウス講義室 ) 2023年1月
種別:文化財保護
国選定保存技術である文化財木工技能保持団体である日本伝統建築技術保存会では、文化財木工技能者の養成研修を普通コースと上級コースに分けて実施している。普通コースでは座学による研修と、実地による木組加工と古建築調査の演習を設けいる。2022年度の東日本における講座のうち、「日本伝統建築技能研修 前期 古建築修理Ⅰ-1および古建築修理Ⅰ-2」を担当して講義した。内容は、歴史的木造建築の特性と修理の必要性。履歴把握・破損要因・日常管理の重要性
に注目しながら具体的事例をもとに教授。 -
日本伝統建築技術保存会 文化財木工技能者 技能研修会(調査演習)
役割:企画立案・運営等, 審査・評価, 保存・修復, その他
日本伝統建築技術保存会 ( 横浜三溪園 重要文化財月華殿 ) 2022年8月
種別:文化財保護
国選定保存技術である文化財木工技能保持団体である日本伝統建築技術保存会では、文化財木工技能者の養成研修を普通コースと上級コースに分けて実施している。普通コースでは座学による研修と、実地による木組加工と古建築調査の演習を設けいる。2022年度の東日本における調査演習は、横浜三溪園の重要文化財月華殿の平面調査をおこない、古材の残存状況や改造の経緯などにも配慮した調書作成手法を教授した。
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2023年04月-2025年3月教育検討委員会 (部局内委員会)
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2023年04月-2025年3月副研究院長 (部局内委員会)
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2023年04月-2025年3月部局災害対策本部委員(施設対策班班長) (部局内委員会)
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2023年04月-2025年3月先進実践学環代議員 (部局内委員会)
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2021年04月-2025年3月教育研究評議会評議員 (全学委員会)