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大学院工学研究院 システムの創生部門 |
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准教授 |
研究キーワード |
金属材料、原子力材料、電子顕微鏡 |
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関連SDGs |
大野 直子 (オオノ ナオコ)
OONO naoko
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代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【著書】 Comprehensive Nuclear Materials: 2nd Edition 2020年07月
【論文】 ODS鋼のナノ酸化物粒子形成機構・安定性 2020年
【受賞】 第67回論文賞 2019年09月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 Evaluation of the strength of FeCrAl alloy/surface Oxide film interface by micro double-notch shear test(Fusion Engineering and Design) 2024年03月
【論文】 Ultrahigh-Flux Concerting Materials(PLASMA AND FUSION RESEARCH) 2023年10月
【論文】 Corrosion-resistant materials for liquid LiPb fusion blanket in elevated temperature operation 2022年04月
【論文】 Development of Accident Tolerant FeCrAl-ODS Fuel Cladding for BWRs in Japan 2021年12月
【著書】 Comprehensive Nuclear Materials: 2nd Edition 2020年07月
学歴 【 表示 / 非表示 】
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2005年4月-2008年3月
東北大学 工学研究科 知能デバイス材料学専攻 博士課程 修了
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2003年4月-2005年3月
東北大学 工学研究科 知能デバイス材料学専攻 修士課程(博士前期課程) 修了
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1999年4月-2003年3月
東北大学 工学部 材料物性学科 卒業
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2021年4月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 システムの創生部門 准教授
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2024年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院先進実践学環 准教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2023年4月-現在
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所 客員准教授
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2011年4月-2021年3月
北海道大学 大学院工学研究院 助教
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2008年4月-2011年3月
京都大学 エネルギー理工学研究所 研究員
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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2003年-現在
日本金属学会
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2023年10月-現在
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2020年-現在
日本顕微鏡学会
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2018年-現在
日本鉄鋼協会
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2009年-現在
形の科学会
著書 【 表示 / 非表示 】
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Comprehensive Nuclear Materials: 2nd Edition
Shigeharu Ukai, Naoko Oono-Hori and Satoshi Ohtsuka( 担当: 共著 , 範囲: 3.06 Oxide Dispersion Strengthened Steels)
Elsevier 2020年7月 ( ISBN:9780081028650 )
総ページ数:4868 担当ページ:255-292 記述言語:英語 著書種別:事典・辞書
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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バナジウム合金の照射効果に及ぼす溶質原子寸法因子効果に関する研究
大野直子
2008年3月
学位論文(博士) 単著 [査読有り]
論文 【 表示 / 非表示 】
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Development of joining technology between FeCrAl alloys and fusion reactor piping materials
KANAI Ryui, NAOKO Oono, INAO Daisuke, NAGASAKA Takuya, HOKAMOTO Kazuyuki
Metal Forming 2024 2024年9月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Irradiation effects on copper oxide superconductors including high-entropy REBCO(HE-REBCO)
Kota Sakurai, Aichi Yamashita, Yoshikazu Mizuguchi, Kiyohiro Yabuuchi, Naoko Oono-Hori
Nuclear Materials and Energy 40 101709 2024年9月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Liquid metal compatibility of pre-oxidized FeCrAl in flowing Sn
B.A. Pint; Y.F. Su; M. Romedenne; J. Jun; M. Kondo; N. Oono; K. Sakamoto; Yuji Hatano
Fusion Engineering and Design 202 114377 2024年3月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Evaluation of the strength of FeCrAl alloy/surface Oxide film interface by micro double-notch shear test
Naoko Oono-Hori; Angela Dannea Anak Andria; Xiangyu Wu; Hao Yu; Ryuta Kasada
Fusion Engineering and Design 201 114243 2024年3月 [査読有り]
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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酸化物分散強化フェライト鋼の添加元素によって異なる酸化物粒子析出プロセスの解明
大野 直子, 磯部 繁人, 金野 杏彩, 柴田 博紀, 鵜飼 重治, 本間 徹生
SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 ( 1 ) 24 - 27 2024年2月 [査読有り]
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益財団法人 高輝度光科学研究センター 共著
高速炉・軽水炉の燃料被覆管として開発が進められている酸化物分散強化 (ODS) 鋼では、合金に添加される活性元素によって析出する酸化物粒子の種類が変化し、それが酸化物粒子のサイズや分散状態に反映され、高温強度特性を支配する。本研究では、開発材に添加される元素である Al、Ti、Zr を対象に、それぞれの元素について酸化物粒子析出初期の過程を模擬した試料を作製して、BL14B2 のX線吸収分光 (XAFS) によって化学状態と結晶構造の変化を調査した。 X線吸収端近傍構造 (XANES) スペクトルより、メカニカルアロイング後熱処理前から Y、Zr が酸化物として存在することが明らかとなったが、X線吸収微細構造 (EXAFS) の動径構造関数からは、総じて ODS 試料のピークは酸化物標準試料のピークと比べて弱く、結晶構造が乱れていると考えられる。
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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「特集 液体金属 その新たな可能性 ~液体金属の材料共存性の課題と解決策~」
近藤正聡、大野直子
「金属」 93 ( 2 ) 30 - 39 2023年2月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:アグネ技術センター 共著
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20200400
まてりあ (Materia Japan) 59 ( 4 ) 183 - 190 2020年4月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本金属学会 単著
・本稿では,酸化物粒子の析出初期過程と高温での成長に着目した最近の研究による,酸化物粒子分散強化(ODS)鋼に関する知見を紹介。
・ODS鋼の酸化物粒子形成メカニズムの調査結果について,酸化物粒子の形成温度は合金中に含まれる酸素量や酸化物構成元素の添加量によっても容易に変化し,粒子サイズや分散状態に影響すると説明。
・酸化物粒子形成に及ぼす活性元素添加の効果として,通常の10倍量のY2O3,および酸化物粒子を微細化させるはずの活性元素の添加により,逆に粒子を粗大化させる結果となったと記述。
・軽水炉の過酷事故耐性の調査から,高温においては酸化物自体の安定性が粒子の成長に大きく影響する可能性に言及。 -
原型炉級核融合ダイバータおよび先進加速器コンポーネント開発に向けた共通課題と最新研究 3 ダイバータ用ODS-Cuの開発
大野直子,AGHAMIRI S.M.S.,鵜飼重治,笠田竜太,能登裕之,菱沼良光,室賀健夫
プラズマ・核融合学会誌 95 ( 8 ) 370 - 373 2019年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 共著
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FeCrAl-ODS鋼におけるα′析出の(Cr, Al)濃度依存性
大野 直子, 鵜飼 重治
まてりあ 58 ( 2 ) 88 - 88 2019年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本金属学会 共著
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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クラッド鋼板及びその製造方法
大野直子、長野太郎
出願人:横浜国立大学
出願番号:特願2023-034768 出願日:2023年3月7日
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鉄−クロム−アルミニウム系酸化物分散強化型鋼およびその製造方法
鵜飼 重治, 大野 直子, 林 重成, 大塚 智史, 皆藤 威二, 木村 晃彦, 鳥丸 忠彦
出願人:国立大学法人北海道大学, 日本核燃料開発株式会社
出願番号:特願2015-039891 出願日:2015年3月2日
公開番号:特開2018-070897 公開日:2018年5月10日
出願国:国内
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酸化物分散強化型ニッケル基超合金
鵜飼 重治, 林 重成, 大野 直子, 奥田 隆成
出願人:国立大学法人北海道大学, 株式会社コベルコ科研
出願番号:特願2012-045875 出願日:2012年3月1日
公開番号:特開2013-181213 公開日:2013年9月12日
出願国:国内
受賞 【 表示 / 非表示 】
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横浜国立大学ベストティーチャー賞
2024年08月 横浜国立大学
受賞者:大野 直子 -
日本原子力学会材料部会Best Figure賞(第4回2021年度)
2022年03月 一般社団法人 日本原子力学会 「 FeCrAl-ODS合金の表面をスクラッチして現れた流れ星にかける願い」
受賞者:宮川幸大, 畑山奨, 菱沼良光, 大野直子, 田中照也, 坂本寛, 近藤正聡 -
第67回論文賞
2019年09月 日本金属学会
受賞者:大野 直子, 鵜飼 重治 -
優秀ポスター賞 第478号
2016年09月 日本金属学会 9Cr-ODS鋼被覆管の高温リング引張試験時における酸化物粒子の成長
受賞者:曽和貴史、鵜飼重治、大野直子、他 -
優秀ポスター賞 第457号
2016年09月 日本金属学会 高温TEM内引っ張りその場観察によるODS鋼における転位-酸化物粒子相互作用機構の解明
受賞者:井尻佑太、大野直子、鵜飼 重治、他
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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FeCrAl-ODSの鉛冷却SMRにおける応力-腐食重畳 環境下の構造健全性工学
研究課題/領域番号:23K26540 2023年4月 - 2026年3月
基盤研究(B)
代表者:大野直子
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核融合炉応用に向けたハイエントロピーR-123超伝導体の最適組成の探索
研究課題/領域番号:23K03358 2023年4月 - 2026年3月
基盤研究(C)
代表者:長尾雅則
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
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自己保全機能を有する絶縁性酸化被覆によるMHD流れの制御技術の構築
研究課題/領域番号:21H01060 2021年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:近藤正聡
資金種別:競争的資金
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ODSフェライト鋼におけるナノ酸化物粒子の照射下オストワルド成長促進機構の解明
2017年4月 - 2021年3月
科学研究費補助金 若手研究(B)
代表者:大野直子
資金種別:競争的資金
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ダイバータ用耐照射性銅合金の創製
2016年4月 - 2020年3月
科学研究費補助金 基盤研究(A)
代表者:室賀健夫
資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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γ/α変態を利用した易加工性・α-Al2O3形成FeCrAlMn酸化物粒子分散強化(ODS)鋼の開発
2023年4月 - 2026年3月
民間財団等 材料科学研究助成金 特別研究助成
担当区分:研究代表者
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ハイエントロピー酸化物超伝導体の照射耐性評価
2021年4月 - 2022年3月
京都大学 エネルギー理工学研究所 ゼロエミッションエネルギー研究拠点 京都大学 エネルギー理工学研究所 ゼロエミッションエネルギー研究拠点 企画型共同研究
代表者:大野直子
担当区分:研究代表者
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ヘリカル核融合炉の液体金属冷却システムと共存するFeCrAl-ODS合金の技術開発
2020年4月 - 2024年3月
自然科学研究機構 核融合科学研究所 2020度LHD計画共同研究
代表者:大野直子
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FeCrAl-ODS鋼のスモールパンチクリープ試験技術の開発
2020年4月 - 2022年3月
地方自治体 青森県:令和2年度量子科学研究開発支援事業
代表者:大野直子
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TEM内引張その場観察による酸化物分散強化(ODS)鋼の分散強化機構の解明
2019年4月 - 2021年3月
一般社団法人 日本鉄鋼協会 第28回鉄鋼研究振興助成
代表者:大野直子
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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酸化物分散強化(ODS)合金の照射効果
大野 直子 [招待有り]
日本放射化学会第66回討論会(2022) 2022年9月 一般社団法人 日本放射化学会
開催年月日: 2022年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:東京大学本郷キャンパス
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ODS FeCrAl合金が形成するα-Al2O3被膜の密着強度と液体金属浸漬の影響に関する研究
北村 嘉規、近藤 正聡、畑山 奨、大野 直子、菱沼 良光、坂本 寛、波多野 雄治、Pint Bruce、Jun JTheon、Romedenne Marie
日本原子力学会2024年春の年会 2024年3月 日本原子力学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:近畿大学東大阪キャンパス
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液体金属環境下において応力負荷が化学的共存性に与える影響に関する研究
大野 健士、近藤 正聡、大野 直子
日本原子力学会2024年春の年会 2024年3月 日本原子力学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:近畿大学東大阪キャンパス
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Interfacial energy change between Y2Ti2O7 and bcc-iron under irradiation environment
Naoko OONO-HORI, Ryosuke Sakai, Soken Kawamura
The 21st International Conference on Fusion Reactor Materials (ICFRM-21)
開催年月日: 2023年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
国名:スペイン
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Irradiation effects on copper oxide superconductors including high-entropy REBCO(HE-REBCO)
K. Sakurai, N. Oono, A. Yamashita, Y. Mizuguchi, K. Yabuuchi
The 21st International Conference on Fusion Reactor Materials (ICFRM-21)
開催年月日: 2023年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
国名:スペイン
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 材料機器分析概論
大学院先進実践学環
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2024年度 材料工学国際インターンシップ
大学院理工学府
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2024年度 サブ・リサーチ材料工学演習
大学院理工学府
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2024年度 材料工学特別研究
大学院理工学府
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2024年度 材料工学学外研修
大学院理工学府
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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第 22 回核融合炉材料国際会議(ICFRM-22)組織委員会
2024年05月 - 2026年3月 現地実行委員
委員区分:学協会
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東北大学金属材料研究所国際共同利用・共同研究委員会
2024年04月 - 2026年3月 委員
委員区分:その他
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一般社団法人 日本原子力学会
2024年04月 - 2025年3月 材料部会 国際学術委員
委員区分:学協会
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一般社団法人 日本物理学会
2023年10月 - 2024年9月 領域10 格子欠陥・ナノ構造分科 運営委員
委員区分:学協会
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核融合科学研究所運営会議共同研究委員会
2023年08月 - 2025年4月 委員
委員区分:その他
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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日本原子力学会部会連絡会ウィークリーウェビナー (第25回)
役割:講師
日本原子力学会 オンライン 2022年11月
対象: 社会人・一般
種別:講演会
タイトル:「ODSフェライト鋼の開発」
先進型ODSフェライト鋼の特長、開発経緯、最近の進展について紹介した。
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
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アンカーやペグで基材にがっちり張り付くα-Al2O3被膜
東京工業大学、横浜国立大学、核融合科学研究所 大学ホームページ 2023年8月
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高性能核融合炉ブランケットの新概念に見通し
東京工業大学、量子科学研究機構、横浜国立大学 大学ホームページ 2022年2月
執筆者:本人以外
学術貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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Oral Session Chair
役割:パネル司会・セッションチェア等
15th International Symposium on Fusion Nuclear Technology (ISFNT-15) 2023年9月
種別:大会・シンポジウム等
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Technical Program Committee (TPC) member
役割:審査・評価
21st International Conference on Fusion Reactor Materials (ICFRM-21) 2023年3月 - 2023年5月
種別:大会・シンポジウム等
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日米科学技術協力事業 「FRONTIER計画(原型炉ダイバータにおける界面反応ダイナミクスと中性子照射効果)」
役割:その他
波多野雄治(富山大学), W.Geringer(ORNL), 核融合科学研究所, 米国オークリッジ国立研究所 2019年 - 2024年
種別:その他
2022年11月よりTASK3のDuptyに就任