所属組織 |
大学院工学研究院 機能の創生部門 |
職名 |
講師 |
生年 |
1964年 |
研究キーワード |
光電子移動、人工光合成、分子素子、有機超薄膜 |
メールアドレス |
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関連SDGs |
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2007年4月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 講師
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2001年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助手
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1991年1月-2001年3月
専任 横浜国立大学 工学部 助手
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2018年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 講師
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2011年4月-現在
併任 横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 講師
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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光合成反応中心モデル分子の分子内電子移動
研究期間:
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光機能性有機超薄膜に関する研究
研究期間:
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有機薄膜型太陽電池の開発
研究期間:
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分子・DNAレベルの素子
科学研究費補助金
研究期間:
著書 【 表示 / 非表示 】
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Encyclopedia of Electrochemistry
迫村勝,藤平正道( 担当: 共著 , 範囲: 第1章第4節、"Langmuir-Blodgett(LB) Films on Electrodes"の分担執筆)
Wiley-VCH: Weinheim 2007年4月
記述言語:英語 著書種別:学術書
界面化学の熱力学量についての基礎的な取扱を講義し、特にGibbs単分子膜やLangmui単分子膜など、水面上の単分子膜についての物理化学を解説。Langmuir-Blodgett法を用いた有機系として、人工光合成系の研究について詳しく紹介している。
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Study of photoelectric conversion by linear amphiphilic acceptor-sensitizer-donor triads
迫村 勝
2002年5月
学位論文(博士) 単著
東京工業大学大学院生命理工学研究科生体分子機能工学専攻
光合成反応中心を簡略化し、模倣した分子フォトダイオードとして、両親媒性電子受容体−増感色素−電子供与体三つ組分子を合成し、主にLB法を用いて形成した膜による光電変換を検討。物質合成からデバイス機能の評価までの全過程を研究することにより、分子フォトダイオードの将来的な実用化の決め手となる分子・デバイス設計の指針を示した。 -
Photoelectric conversion by a linear A-S-D triad monolayer
迫村 勝
1988年2月
学位論文(修士) 単著
東京工業大学 総合理工学研究科電子化学専攻
光合成反応中心のモデル分子、およびアンテナ色素系のモデル分子をそれぞれ数種類合成し、Langmuir-Blodgett(LB)法により成膜。光電変換素子として機能することを確認し、アンテナ光収集から電荷分離までを含む光合成初期過程のシミュレーションに成功した。
論文 【 表示 / 非表示 】
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Masaru Sakomura, Yuya Yokokura, Yusuke Takagi, Kazuyoshi Ueda
AIP Advances 10 015144-1 - 015144-8 2020年1月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Ganbaatar Tumen-Ulzii, Delgerjargal Altantsetseg, Nyamjargal Ochirkhuyag, Delgertsetseg Byambasuren … 全著者表示
Ganbaatar Tumen-Ulzii, Delgerjargal Altantsetseg, Nyamjargal Ochirkhuyag, Delgertsetseg Byambasuren, Masaru Sakomura, Sarangerel Khayankhyarvaa, Ganzorig Chimed 閉じる
Chemistry Select 2 ( 15 ) 4230 - 4233 2017年5月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Wiley 共著
その他リンク: https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/slct.201700482
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Detailed investigation of dependencies of photovoltaic performances of P3HT:PC61BM based solar cells on anodic work function modified by surface treatment of indium-tin-oxide electrode with benzenesulfonyl chloride derivatives
Byambasuren Delgertsetseg, Namsrai Javkhlantugs, Erdenebileg Enkhtur, Yuya Yokokura, Takayuki Ooba, … 全著者表示
Byambasuren Delgertsetseg, Namsrai Javkhlantugs, Erdenebileg Enkhtur, Yuya Yokokura, Takayuki Ooba, Kazuyoshi Ueda, Chimed Ganzorig, Masaru Sakomura 閉じる
Organic Electronics 23 164 - 170 2015年4月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier B. V. 共著
P3HT:PC61BM系のバルクヘテロ型有機薄膜太陽電池について、アノードITOの自己組織化膜(SAM)修飾による効果を調べた。SAM修飾には5種類の塩化ベンゼンスルホニル誘導体が用いられ、ITOの仕事関数は、およそ4.9〜5.3 eVの広い範囲で制御することが出来た。デバイスの電流密度については仕事関数による変化が見られたが、開放電圧はほぼ一定値となった。このことからドナーポリマーのポーラロン準位にフェルミ準位ピンニングが起きていることが示唆された。
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Improved performances of ITO electrodes treated by molecular-self assembly
Byambasuren Delgertsetseg, Khayankhyarvaa Sarangerel, Namsrai Javkhlantugs, Masaru Sakomura, Kazuyo … 全著者表示
Byambasuren Delgertsetseg, Khayankhyarvaa Sarangerel, Namsrai Javkhlantugs, Masaru Sakomura, Kazuyoshi Ueda, Chimed Ganzorig 閉じる
Rev.Téc.Ing.Univ.Zulia 37 ( 3 ) 35 - 40 2014年12月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
ZnPc/C60系の有機薄膜太陽電池におけるカソード電極側のバソクプロイン層の効果及び、ITOアノード電極側の自己組織化膜修飾による効果の比較を行い、電極仕事関数の観点から議論した。自己組織化膜としては、H-あるいはCl-基を末端に有するベンゼンスルフォン酸誘導体を用いた。
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Improvement of open-circuit voltage in organic photovoltaic cells with chemically modified indium-tin oxide
K. Sarangerel, B. Delgertsetseg, N. Javkhalantugs, M. Sakomura, C. Ganzorig
World Journal of Nano Science and Engineering 3 113 - 120 2013年12月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Scientific Research 共著
主にルブレンをp層に、フラーレンをn層に用いた場合の低分子系有機薄膜太陽電池について、電極仕事関数がデバイス開放電圧へ及ぼす影響について研究を行った。アノードITO極については、自己組織化膜法を用いてダイポール分子の配列を行い、カソード金属極についてはバソクプロイン及びアルミニウムキノンの蒸着により誘起される界面ダイポールによって、両極の仕事関数を変化させた。両極の仕事関数差を増大させた結果、最大で0.93Vの開放電圧値が得られることがわかった。
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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Enhanced performance in organic photovoltaic cells with chemically modified indium-tin oxide anode electrode
B. Delgertsetseg, K. Sarangerel, A. Delgerjargal, N. Javkhlantugs, C. Ganzorig, K. Ueda, M. Sakomura
8th International Forum on Strategic Technology 2013年6月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ) 共著
ZnPc/C60系有機薄膜太陽電池について、自己組織化膜(SAM)修飾ITO電極の効果について調査を行った。SAM物質としては、H-、Cl-及び、Phenylphosphoryl dichloride基を末端に有する塩化ベンゼンスルホニル誘導体を用いた。これらについて、アノード側のBCP層の効果についてもそれぞれ調べ、比較を行った。
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有機薄膜太陽電池の高効率化
藤平正道、迫村 勝
学術月報 58 ( 7 ) 542 - 546 2005年7月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本学術振興会 共著
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図解バイオ活用技術のすべて
藤平正道教授(東京工業大学)
工業調査会 206 - 211,226-230 2004年6月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 共著
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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電荷輸送層を省いた積層構造による低コスト型ペロブスカイト太陽電池の創製
研究課題/領域番号:21K04684 2021年4月 - 2024年3月
独立行政法人日本学術振興会 基盤研究(C)
代表者:迫村 勝
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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DVD-Rを用いた新型太陽電池創り
2020年4月 - 2021年3月
民間財団等 日本文具財団助成金
代表者:迫村 勝
担当区分:研究代表者
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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LB法を用いたITO電極表面の自己組織化修飾とペロブスカイト型太陽電池への応用
野村 将大,西堂 菜月,鈴木 健吾,迫村 勝
第13回CSJ化学フェスタ2023 日本化学会
開催年月日: 2023年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:タワーホール船堀
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斜め蒸着法での銀電極形成における自己陰影効果への有機バッファー層挿入による影響
木川 藍子,黒木 皓太,迫村 勝
第12回CSJ化学フェスタ2022 日本化学会
開催年月日: 2022年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:タワーホール船堀
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自己組織化単分子膜修飾ITO電極上に形成したペロブスカイト膜の表面特性調査と太陽電池デバイス化の検討
森 友萌,野村 将大,富永 宇,迫村 勝
第11回CSJ化学フェスタ2021 日本化学会
開催年月日: 2021年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:リモート開催
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フッ化炭素系有機薄膜表面のフォースカーブ解析
池田 航大,迫村 勝
第11回CSJ化学フェスタ2021 日本化学会
開催年月日: 2021年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:リモート開催
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DFT計算によるLB膜修飾SnO2電極基板の電子特性の研究
小宮 大樹,迫村 勝
第10回CSJ化学フェスタ2020
開催年月日: 2020年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:リモート開催
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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日本化学会関東支部
2021年04月 - 2023年3月 代表正会員
委員区分:学協会
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日本化学会関東支部
2019年04月 - 2021年3月 代表正会員
委員区分:学協会