所属組織 |
大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 |
職名 |
准教授 |
生年 |
1972年 |
研究キーワード |
社会人類学、地域研究(ラテンアメリカ・日本)、国際開発学 |
メールアドレス |
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YNU研究拠点 |
新国際開発研究拠点 |
関連SDGs |
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【著書】 Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration(Palgrave/Springer) 2022年05月
【著書】 Palgrave Handbook of Global Social Change(Palgrave Macmillan) 2022年05月
【著書】 月経の人類学―女子生徒たちの「生理」と開発支援(世界思想社) 2022年05月
【論文】 贈与交換論と開発研究(国際開発研究) 2020年06月
【論文】 Is development studies becoming too brainy? A comparison of World Development Reports(DEVELOPMENT IN PRACTICE) 2019年02月
プロフィール 【 表示 / 非表示 】
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ラテンアメリカを中心とした「貧困コミュニティ」の自立と共生のプロセスの支援について、国際協力、ウェルネス(心身および社会的に良好な状態)、政策と実践をキーワードに主に学際的研究・実践を行っている。
学歴 【 表示 / 非表示 】
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1999年8月-2005年5月
カリフォルニア総合研究大学院(California Institute of Integral Studies) 人文学科 社会人類学 博士課程 修了
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1995年10月-1998年3月
University of Wales, Swansea Development Policy and Planning 修士課程(博士前期課程) 修了
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1991年4月-1995年3月
津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 卒業
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2017年4月-現在
専任 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 准教授
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2015年4月-2017年3月
専任 横浜国立大学 教育人間科学部 准教授
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2023年4月-現在
併任 横浜国立大学 総合学術高等研究院 准教授
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2021年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院先進実践学環 准教授
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2017年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院都市イノベーション学府 都市地域社会専攻 准教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2014年4月-2015年3月
文京学院大学(常勤:助教) 外国語学部 助教
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2014年4月-2015年3月
青年海外協力隊派遣前訓練 講師
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2011年10月-2014年3月
国立民族学博物館 (非常勤・共同研究員)共同研究員
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2010年4月-2014年3月
JICA研究所 常勤研究員
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2007年6月-2010年3月
国際協力銀行および国際協力機構(常勤・専門調査員) 開発セクター部社会開発班および中南米部中米カリブ課 専門調査員
著書 【 表示 / 非表示 】
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Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration
Mine Sato, Nobuo Sayanagi, Toru Yanagihara( 担当: 共著 , 範囲: Chapter 1, 2, 5, 8, 11)
Palgrave/Springer 2022年5月 ( ISBN:978-981-19-1227-6 ) [査読有り]
記述言語:英語 著書種別:学術書
This book focuses on the understanding of factors and mechanisms involved in the development of agency mainly in three related contexts --- participatory development, extension work, and service transactions. The research has its starting point in the recognition of the critical role played by “agency” (commonly understood as want/will for and practice of self-determination and self-management) on the part of intended beneficiaries of services and projects for effective implementation and sustainability. It is designed to address this subject matter with its principal focus on inner capacities and orientations of human beings, posing questions as to how such capacities and orientations could be enhanced and activated in practice by external actors in the field of public policies for socioeconomic and international development. The project is organized transcending traditional disciplinary boundaries --- combining anthropological, psychological, and economic approaches and perspectives.
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Whose Perspective Counts?: Context, Subjectivities, Factors, and consequences of Teenage Pregnancy in the Department de Granada, Nicaragua
佐藤峰( 担当: 単著)
Scholars Press 2014年3月 [査読有り]
記述言語:英語 著書種別:学術書
博士論文の内容に基づく出版。1)ニカラグア国グラナダ県における、当事者・経験者を含む様々な「関係者」の「若年妊娠への問題意識(様々な言説とその齟齬)」、2)若年妊娠の「要因」と「結果」、3)1)と2)を鑑みた上での政策・プログラム提言の3点が議論されている。
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Befähigung durch Stärkung der Handlungskompetenz Eine interdisziplinäre Erkundung
Mine Sato, Nobuo Sayanagi, Toru Yanagihara( 担当: 共著)
Springer Nature 2023年4月 ( ISBN: 9811959919 ) [査読有り]
総ページ数:273 担当ページ:273 記述言語:ドイツ語 著書種別:学術書
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月経の人類学―女子生徒たちの「生理」と開発支援
杉田映理、新本真理子他( 担当: 共著 , 範囲: 「もうひとつのニカラグア」での月経対処調査から考える適切な支援の方)
世界思想社 2022年5月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Palgrave Handbook of Global Social Change
Mine Sato( 担当: 共著)
Palgrave Macmillan 2022年5月 [査読有り]
記述言語:英語 著書種別:学術書
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Social Context of Teenage Pregnancy in Departamento de Granada, Nicaragua
Mine Sato
2005年5月
未設定 単著 [査読有り]
1)ニカラグア国グラナダ県における、当事者・経験者を含む様々な「関係者」の「若年妊娠への問題意識(様々な言説とその齟齬)」、2)若年妊娠の「要因」と「結果」、3)1)と2)を鑑みた上での政策・プログラム提言の3点が議論される。
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Grameen Bank: Is it Worth Replicating? Are Women Empowered?
Mine Sato
1998年3月
未設定 単著
ウェールズ大学大学院、修士論文(pp.1-73)
グラミン銀行のレプリケーション事業について、その成否を分ける要因を政策分析するとともに、事業が女性のエンパワメントに資するかについての比較事例研究。
論文 【 表示 / 非表示 】
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Is development studies becoming too brainy? A comparison of World Development Reports
Sato Mine
DEVELOPMENT IN PRACTICE 29 ( 2 ) 220 - 229 2019年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
その他リンク: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/09614524.2018.1538321?af=R&journalCode=cdip20
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「主体能力の涵養」は現場でどう行われているか―経験知と理論知の接合による段階的仮説モデルの形成―
佐藤峰
国際開発研究 26 ( 1 ) 2017年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
本論文ではまず、エンパワーメント及び主体能力の涵養にかかる先行研究を整理し、理論的な枠組みおよび不明点を割り出す。続いて、それらの不明点を解明することができそうな事例の軌跡を詳細に記述する。最後に、事例からの示唆を理論のブラックボックスに埋め込み、主体能力の涵養についての文脈条件およびプロセスにかかる段階的仮説モデルを形成する。
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開発学の脱脳化へ向けて:2つの世界開発報告の比較検証を通じて
佐藤 峰
国際開発研究 24 ( 2 ) 7 - 20 2016年5月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:国際開発学会 単著
開発学の研究と実践の根幹にあるはずの、途上国の人々の暮らしぶりを極力ありのままに理解しようという「臨床の知」への立ち返りは、二種類の「脳化」により阻害されていることを議論する。そのために理論的整理および、世界開発報告の比較レビューを行った。
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Empowering women at home and beyond: Applying Japanese experiences for poverty alleviation
Mine Sato
Development in Practice 24 ( 7 ) 840 - 853 2014年10月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
中進国における貧困ポケットの存在はMDGs達成の大きな障壁となっており、援助依存を助長しな支援が求められている。その支援の一つに、日本の戦後生活改善運動の経験を抽出した「生活改善アプローチ」の試みがある。本項では日本での生活改善運動自体の評価に加え、メキシコやコスタリカなど中南米書地域への適用事例を分析し、主に女性のエンパワメントへの貢献につき検証する。
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Promoting Gender Equality by Facilitating Women’s Collective Problem Solving Capacity Development: Japanese Experience with Post-War Life Improvement Program and Its Application to Contemporary Developing Countries
SATO,Mine
Background paper for the World Development Report 2012. 2011年9月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:The World Bank 単著
本論文は、世界開発白書2012年「ジェンダーと開発」のバックグラウンドペーパーとして提供・採用された。内容は戦後日本の生活改善事業における、農村女性の家事を中心にした能力向上の段階的メソッドの分析と、その経験を途上国で活かす試み(中国・メキシコ・中南米)についての類型化である。
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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多文化共生―大学と地域の幸福な付き合いの条件
佐藤峰
地域創造論Vol.2、横浜国立大学地域実践教育研究センター 2018年5月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 単著
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地方再編と大学連携:「里山里地コミュニティ」への大学生の関わり
佐藤峰
「里地里山の保全効果に関する学際的研究(神奈川県大学発政策提案型研究)」報告書 2016年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議) 単著
「一過性」を前提条件として、大学生が地域おこしに関わる際の課題と可能性について検証している。大学生が関わる神奈川県および長野県で取組みについて現地調査およびインタビューより、「役に立つ大学連携」の条件を割り出していく。
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「普通」の仕事としての国際協力:インクルーシブな社会つくりへの一滴
佐藤峰
津田塾大学国際関係学科多文化・国際協力コース設置10周年記念シンポジウム報告書 2013年11月
記述言語:日本語 掲載種別:講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他) 単著
開発人類学の実践の場としての国際協力の複数の現場(途上国のプロジェクト、先進国の援助実務、学際的な政策研究)において、当事者目線の組み込み(当該社会の文化や多様なリアリティへの配慮)というアジェンダがどのように具現化され得るかを、実体験に基づき論考した。加えて、開発援助業界の職務に就く女性のライフワークバランスの現状につき調査に基づき論考した。
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当事者の声を反映させる小さな仕組み作り:開発実践・援助実務・学際研究での試み
佐藤 峰
国際ワークショップ「グローバル支援のための実践人類学」 9 - 10 2012年12月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:国立民族学博物館 単著
ODAの予算削減など困難な状況下、如何に人類学者は「当事者(開発事業の「最終受益者」)の(多様な)リアリティ(=当事者目線)」を開発援助の枠組みに反映していくメカニズムを作る、もしくは既存のメカニズムを強化することで「変化(住民主体の包摂的社会の実現)」」をもたらしていけるのか。本発表では、筆者の経験してきた開発援助の様々な「現場」(①途上国での社会開発の実践(ニカラグアでのJICA長期専門家、パキスタンでの国連職員など)、②先進国での社会開発・人材育成に関係する援助実務(旧国際協力銀行(現国際協力機構))、③政策研究(JICA研究所))を振り返りより考察する。
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津田塾大学キャリアカフェ:普通の仕事としての国際協力
佐藤 峰
津田塾大学就職支援促進プログラム委員会年次報告書 12 - 13 2012年3月
記述言語:日本語 掲載種別:会議報告等 出版者・発行元:津田塾大学 単著
過去に津田塾大学で行ったキャリア・プランニング関連の授業・シンポジウムの内容をまとめたもの。
受賞 【 表示 / 非表示 】
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国際開発学会賞選考委員会特別賞
2023年12月 国際開発学会 Empowerment throgh agency enhancement: An Ineredisciprinary Exploration
受賞者:佐藤峰 佐柳信男 柳原透
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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グローバルなアジェンダとなった月経のローカルな状況の比較研究
2017年4月 - 2020年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:杉田 映理
資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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森里海の多地域滞留拠点創成:小田原と南足柄をメインエリアに事業
2023年9月 - 2024年3月
地方自治体 神奈川県令和5年度 地域活性化のための提案型事業
代表者:佐藤峰
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月経をめぐる国際開発の影響の比較研究:ジェンダー及び医療化の視点から
2020年11月 - 2023年3月
国立民族学博物館
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Woodyかながわ~広葉樹の活用による地域活性化と県民の健康増進
2019年4月 - 2021年3月
地方自治体 大学発・政策提案制度
代表者:小池治
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里地里山の保全効果に関する学際的研究
2015年4月 - 2017年3月
地方自治体 大学発・事業提案制度
代表者:小池治
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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開発(学)の「埋葬」と「再生」― 世代を超えた、グローバルなサステナビリティの確保を射程に入れて ―
佐藤峰 小林誉明 木全洋一郎
国際開発学会大34回全国大会 国際開発学会
開催年月日: 2023年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:上智大学
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Lessons from The Post-War Era Movements for Empowering Women and Improving Their QOL: A Comparative Study on Life Record and Life Improvement Movement in Japan
Mine Sato
6th Asian Association Women’s Congress 2023年5月
開催年月日: 2023年5月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
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(Re)making a context-relevant and gender-sensitive MHM programs in Latin America: Based on case studies in Nicaragua
Mine Sato
American Anthropology Association Conference 2022 2022年11月 American Anthropology Association
開催年月日: 2022年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Seattle, USA
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(Re)making a context-relevant and gender-sensitive MHM programs in Latin America: Based on case studies in Nicaragua
Mine Sato
121st American Anthropological Association Annual Conference American Anthropological Association
開催年月日: 2022年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Seattle
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佐藤峰
「国連生態系回復の 10 年」協賛イベント 里山再生と生態系の回復 ~ウェルビーイングの観点から~ 2022年10月 横浜国立大学地域連携推進機構
開催年月日: 2022年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:オンライン
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 国際開発特論
大学院都市イノベーション学府
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2024年度 国際支援政策論A
大学院先進実践学環
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2024年度 国際支援政策論
大学院都市イノベーション学府
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2024年度 卒業研究B
都市科学部
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2024年度 卒業研究A
都市科学部
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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国際開発学会
2023年11月 - 現在 監査
委員区分:学協会
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神奈川県里地里山保全協議会
2023年04月 - 現在 委員
委員区分:自治体
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千葉まちのみどり同好会
2023年04月 - 現在 顧問
委員区分:その他
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原っぱの会
2021年05月 - 2022年3月 理事
委員区分:その他
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野毛坂グローカル
2021年01月 - 2023年3月 フェローアドバイザー
委員区分:その他
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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里山✖️関係人口フォーラム(Vol. 1):里山資源の活用による暮らしのリデザイン
役割:出演, パネリスト, コメンテーター, 司会, 企画
2024年2月
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地域コミュニティとの社会調査とオンラインワークショップ提供(防災・ジェンダー)
役割:助言・指導, 企画
横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科コミュニティデザイン演習 2021年10月 - 2022年2月
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「国連生態系回復の 10 年」協賛イベント 里山再生と生態系の回復 ~ウェルビーイングの観点から~
役割:出演, パネリスト, 企画, 報告書執筆
横浜国立大学地域連携推進機構ネクストアーバンラボ(サトマチラボ) 2021年10月
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withコロナ時代における「途上国と日本の学び合いの共生まちづくり」
役割:出演, パネリスト
野毛坂グローカル 2020年6月
対象: 大学生, 大学院生, 社会人・一般, 市民団体, 行政機関
種別:セミナー・ワークショップ
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2019年03月-2020年3月成長戦略センター運営委員 (全学委員会)
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2018年04月-現在地域実践教育センター専門委員 (全学委員会)
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2018年04月-2020年3月入試委員 (部局内委員会)
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2017年04月-2018年3月教務厚生委員 (部局内委員会)
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2016年04月-2018年3月ハラスメント相談委員 (全学委員会)