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コラム「『音階』を考え、演奏してみよう」を執筆。小学校教職課程履修者が「音階」を単なる基礎知識として覚えこんでいる傾向があることを前提に、これを音楽の実際にむすびつけて感じるよう促す内容。教科書掲載の題材や一般の楽曲を意図的に用いていないが、その場合でもリズムを程よく感じつつ音階を奏でると、音階自体が音楽的に認識でき、こうして得られた能力が様々な題材曲を読み解くのにも役立つことを述べている。担当ページ=pp.48-49。 共著者名:本多佐保美、中嶋俊夫、齊藤忠彦、桐原礼、瀧川淳、牛越雅紀、島田広、竹内由紀子、佐藤まり子、柏原圭佑、清水麻希子、小関崇司、中地雅之、阪井恵、中里南子、吉田治人
同名の教科書中の創作題材「活動A 『かえるの合唱』を変化させてみよう」「活動B 音階から音楽をつくろう」「活動C イメージを音楽で伝えよう」「活動D 循環コードで音楽をつくろう」の4つについて、教科書内容を補足し別の実践例を示しながら解説した。ただし「活動D」に関しては教科書記述のみで十分と思われるのでポイントを示すのみにとどめた。また併せて、執筆部分冒頭に学習指導要領の記述と実際の授業をつなぐためのヒントとして「総じて注意すべきこと」「『音楽のイメージ』をもつ」「完成の見通し」と題する小論を加えた。担当ページ=pp.96-101。 共著者名:教育出版編集局、島田広
同名の教科書中の創作に関わる題材である「『メリーさんのひつじ』で変奏曲をつくろう!」「音階から音楽をつくろう!」「循環コードで音楽をつくろう!」「構成を考えながら,音素材を選んで音楽をつくろう!」について、指導上の論点整理をし、教師の発想の手助けになると思われる実例をあげた。4つの題材共に複雑に考えすぎる傾向があるのを踏まえ、どのようにわかりやすく指導すればよいかを中心に記述した。担当ページ=pp.36-41。 共著者名:教育出版編集局、島田広
同名教科書中の題材「A.音素材の表現効果を生かしながら,構成を工夫して音楽をつくろう」と「B.音楽の様々な様式や演奏形態の特徴を踏まえて音楽をつくろう」について指導のポイントを示したうえで、教科書とは別の実践例を解説を交えながら記した。実践例は「A」が図形楽譜つき、「B」は参考にする曲の例と様式を掲載している。担当ページ=pp.74-77 共著者名:教育出版編集局、島田広
「創作指導について」の項を執筆。教育出版既刊の同名の教科書教材について、解説と具体的な指導ポイントを記したもの。対象題材は「A音階から音楽をつくろう」「B音素材の特徴を生かして音楽をつくろう」「C『どじょっこ ふなっこ』で変奏曲をつくろう」で、「A」については題材解釈の論点絞り込みの方法と教科書とは別の実施例を、「B」については作る音楽のイメージを見つける工夫と現代音楽からの題材提示を、「C」においては「変奏」の範囲についての説明と教科書とは別の実践例を示した。担当ページ=pp.78-81。 共著者名:教育出版編集局、島田広
「創作指導について」の項を執筆。教育出版既刊の同名教科書教材について、解説と具体的な指導ポイントを記したもの。教科書、教授資料ともに「Tutti」とほぼ同じ題材であるので、執筆部分も共通している箇所があるが、題材数が「音階から音楽をつくろう」「音素材の特徴を生かして,構成を工夫しながら音楽をつくろう」の二つに絞り込まれているので、創作の前-提条件や実践過程をより詳しく書いている。担当ページ=pp.38-41。 共著者名:教育出版編集局、島田広
以下3項目の解説付き練習問題を執筆。「ソルフェージュ1」では旋律を歌いながらリズムをはっきりと感じとる方法と練習、「ソルフェージュ2」では旋律から和音を聞き取る方法と実例、そして「新曲視唱」では比較的簡単な旋律を様々な記号で読み取る練習となっており、それぞれ簡単な解説と新しく作った楽譜を交互に記す方法で執筆した。担当ページ=pp.46-47、91-92、104-111。 共著者:教育出版編集局、島田広
教科書として「楽器学入門」(金光威和雄、音楽之友社)を用い、内容を発展させ実体験を伴うものとするために、音律や自然倍音の違いによる音色変化をシンセサイザーを用いて逐一聞き比べを行っている。また、授業の後半では部分的に受講生の記した楽譜を、専門領域や学部を限定しない特定の楽器演奏に秀でた学生に演奏してもらい、意見を交換させる機会を設けている。加えて、令和2年度は新たに、本学部に専門教員のいない楽器に限って他大学の教員の協力を仰ぎ、学生指導の補助を依頼する試みも行った。
書籍中「Ⅲ 基礎資料、3.新学習指導要領に向けた音楽理論」の項を担当。「(1)音の高さに関する説明」と「(2)音符の長さ、拍子、リズム」の2項目に分かれる。小教法の教科書中の楽典説明に位置づけられるが、「移動ド唱法」と「移調」の有用性を強調していること、および複雑な楽譜を出さずにリズムの概念説明を丁寧に行ったことが特徴。担当ページ=pp.136-141。 共著者名:宮野モモ子、丸山忠璋、福井昭史、橋本龍彦、石上則子、清水泰博、中山弘史、熱田庫康、吉田覚、井上健一、橋本研、館雅之、渋谷加代、杉戸史子、中山由美、伊藤俊彦、平井建二、島田広、中嶋俊夫、朝田健、本多佐保美、内山澄隆