所属組織 |
大学院工学研究院 知的構造の創生部門 |
職名 |
准教授 |
研究キーワード |
低温物性実験、微細加工技術、メゾスコピック系、半導体・超伝導デバイス |
メールアドレス |
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YNU研究拠点 |
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関連SDGs |
島津 佳弘 (シマヅ ヨシヒロ)
SHIMAZU Yoshihiro
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代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 Environmental Effects on Hysteresis of Transfer Characteristics in Molybdenum Disulfide Field-Effect Transistors 2016年
【論文】 Observation of higher-order sideband transitions and first-order sideband Rabi oscillations in a superconducting flux qubit coupled to a SQUID plasma mode 2013年
【著書】 1電子帯電効果 1999年12月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 Tunneling spectroscopy of field-induced superconductivity in molybdenum disulfide using top metal contacts(AIP ADVANCES) 2023年08月
【著書】 ポストグラフェン材料の創製と用途開発最前線 2020年04月
【論文】 Electron and hole mobilities in ambipolar MoS2 electric-double-layer transistor(Journal of Applied Physics) 2020年09月
【論文】 Observation of high carrier density, ohmic contact, and metallic conductivity down to 5 K in aluminum-contacted multilayer MoS2 flakes(JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS) 2021年11月
【論文】 Hall effect measurements using low ac magnetic fields and lock-in technique on field effect transistors with molybdenum disulfide channels(PHYSICS LETTERS A) 2020年01月
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2007年4月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 知的構造の創生部門 准教授
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2001年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 知的構造の創生部門 助教授
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1996年11月-2001年3月
専任 横浜国立大学 工学部 助教授
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2022年10月-現在
併任 横浜国立大学 先端科学高等研究院 准教授
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2018年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院理工学府 数物・電子情報系理工学専攻 准教授
著書 【 表示 / 非表示 】
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Current Research Progress in Physical Science Vol. 3
Y. Shimazu, Y. Saito, Z. Wada( 担当: 単著)
BP International 2024年8月 ( ISBN:978-93-48006-29-5 ) [査読有り]
総ページ数:165 担当ページ:143-151 記述言語:英語 著書種別:学術書
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ポストグラフェン材料の創製と用途開発最前線
柚原淳司(監修)、島津佳弘 他 ( 担当: 分担執筆 , 範囲: 第Ⅲ編:第1章:第3節「交流磁場を用いた層状半導体デバイスのホール効果測定手法」)
株式会社 エヌ・ティー・エス 2020年4月 ( ISBN:978-4-86043-657-5 ) [査読有り]
総ページ数:448 担当ページ:275-282 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Double-loop Josephson-Junction Flux Qubit with Controllable Energy Gap
Y. Shimazu, K. Ochiai, E. Shinozaki( 担当: 共著)
Foundations of Quantum Mechanics in the Light of New Technology 2009年 ( ISBN:9789814282123 ) [査読有り]
記述言語:英語 著書種別:学術書
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Controllable quantum states
Y. Shimazu and T. Niizeki( 担当: 単著 , 範囲: Characteristics of a Switchable Superconducting Flux Transformer with a DC-SQUID)
World Scientific 2008年 [査読有り]
担当ページ:97-102 記述言語:英語 著書種別:学術書
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Asymmetric flux bias for coupled qubits to observe entangled states
Y. Shimazu( 担当: 単著)
Realizing controllable quantum states 2005年 [査読有り]
記述言語:英語 著書種別:学術書
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Experimental Study of Fluctuations of Soft X-ray and Magnetic Field in the REPUTE-1 Reversed Field Pinch Plasma
島津 佳弘
1993年2月
学位論文(博士) 単著
東京大学 理学系研究科
逆転磁場ピンチプラズマの実験装置で、軟X線と磁場の揺動を測定し、解析を行った。軟X線は、2か所のポロイダル断面に測定器の2次元アレイを設置し、トモグラフィー計測を実施し、断面間での揺動の相関を解析することにより、トロイダルモードナンバーとポロイダルモードナンバーの両方を評価した。磁場の揺動は、磁気プローブにより測定した。これらの実験結果について考察し、逆転磁場ピンチプラズマにおける揺動の構造について議論した。 -
Effective Interactions in Nuclei
島津 佳弘
1988年2月
学位論文(修士) 単著
東京大学 理学系研究科
原子核内の有効相互作用として、pairing相互作用とquadrupole pairing相互作用に注目し、これらがはたらくときの原子核のエネルギーレベルと遷移確率について計算を行った。その結果をSn等の原子核のエネルギーレベルの実験結果と比較し考察を行った。
論文 【 表示 / 非表示 】
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Environmental Effects on Hysteresis of Transfer Characteristics in Molybdenum Disulfide Field-Effect Transistors
Y. Shimazu, M. Tashiro, S. Sonobe, M. Takahashi
Scientific Reports 6 30084 2016年7月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
数ナノメートルの2硫化モリブデンの結晶をチャンネルとする電界効果トランジスタ素子を作製し、伝導特性を調べた。Ti/Au 電極を用いることでオーミック特性が得られた。伝達特性に対する雰囲気ガスの影響を、酸素、窒素、水蒸気について調べ、伝達特性のヒステリシスに対して水分子が最も大きな影響をもつこと、水分子がホールトラップとして機能していることを解明した。また、200K前後の低温にすることで、ヒステリシスが消失することを明らかにした。
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Observation and calculation of higher-order sideband transitions in a flux qubit coupled to a SQUID-based resonator
Y. Shimazu, R. Shirasaki, S. Toda, H. Yamanashi
J. Phys.: Conf. Ser. 568 052030 2014年12月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
磁束量子ビットと、それの読み出し用のDC-SQUIDに付随する共振器モードが結合することによって生じる高次サイドバンドについて、測定結果と、理論計算の結果を示した。次数が3までのサイドバンド遷移を初めて観測した実験結果であり、遷移行列要素の計算結果によってこれを説明することができた。
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Tunneling spectroscopy of field-induced superconductivity in molybdenum disulfide using top metal contacts
Shimazu Yoshihiro, Yamada Kazuya, Kobayashi Hiroki, Ishikawa Rikuto, Watanabe Haruki, Shinchi Takur … 全著者表示
Shimazu Yoshihiro, Yamada Kazuya, Kobayashi Hiroki, Ishikawa Rikuto, Watanabe Haruki, Shinchi Takuro, Yanai Keisuke 閉じる
AIP ADVANCES 13 ( 8 ) 2023年8月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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Analysis of capacitance and charge accumulation for an electric double layer on porous electrode
Shimazu Yoshihiro
AIP ADVANCES 13 ( 3 ) 2023年3月 [査読有り]
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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グラフェンFETデバイスの作製と輸送特性への6T分子膜の影響の研究
渡邊春輝、石川陸斗、長門諒浩、藤田凌太、大野真也、島津佳弘
第18回ナノテク交流シンポジウム 予稿集 43 2023年3月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 単著
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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超伝導量子ビット素子及びそれを用いた集積回路
島津佳弘
出願人:科学技術振興機構
出願番号:2007-137282 出願日:2007年5月23日
特許番号/登録番号:4919051 発行日:2012年2月10日
出願国:国内
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超伝導量子干渉素子用電子回路
島津佳弘
出願人:独立行政法人科学技術振興機構
出願番号:特願2005-154619 出願日:2005年5月
特許番号/登録番号:4839477 発行日:2011年10月14日
出願国:国内
受賞 【 表示 / 非表示 】
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Best Presentation Award
2021年07月 Global Virtual Summit on Carbon, Graphene, 0D, 1D, and 2D Materials
受賞者:Yoshihiro Shimazu
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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電場誘起 pn 接合における電極によるフェルミエネルギー制御
2019年4月 - 2022年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:島津佳弘
資金種別:競争的資金
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ソフトマテリアルを利用した原子層素子の作製と電子物性の制御
2015年4月 - 2018年3月
科学研究費補助金 挑戦的研究 (萌芽)
代表者:島津佳弘
資金種別:競争的資金
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微小ジョセフソン接合デバイスにおける量子状態の操作と量子コヒーレンスに関する研究
2012年4月 - 2014年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
資金種別:競争的資金
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グラフェンを凌ぐナノレイヤ層状半導体の開拓
2012年4月 - 2014年3月
科学研究費補助金 萌芽研究
代表者:田中正俊
資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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JST ムーンショット、「量子計算網構築のための量子インターフェース開発」
2022年 - 2024年3月
科学技術振興機構
担当区分:研究分担者
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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6T分子吸着CVDグラフェンの光電子分光および伝導特性測定
長門 諒浩、藤田 凌太、石川 陸斗、渡邊 春輝、島津 佳弘、小澤 健一、間瀬 一彦、大野 真也
第71回応用物理学会春季学術講演会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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遠隔超伝導量子ビット間通信に向けた量子インターフェースの要求性能評価ならびに超伝導量子ビットの実験的評価
後藤京介, 森優悟, 永山歩, 望月大樹, 渡邊春輝, 黒川穂高, 島津佳弘, 小坂英男
日本物理学会2024年春季大会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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グラフェンFETデバイスの作製と輸送特性への6T分子膜の影響の研究
渡邊春輝、石川陸斗、長門諒浩、藤田凌太、大野真也、島津佳弘
第18回ナノテク交流シンポジウム
開催年月日: 2023年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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グラフェン上に成長させたセキシチオフェン薄膜構造の膜厚依存性
藤田凌太、長門諒浩、島津佳弘、大野真也
第18回ナノテク交流シンポジウム
開催年月日: 2023年3月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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Measurement of capacitance of an electric double layer on porous YBCO electrode
Y. Shimazu
11th International Conference on Fine Particle Magnetism(ICFPM22)
開催年月日: 2022年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
共同・受託研究情報 【 表示 / 非表示 】
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JST ムーンショット、「量子計算網構築のための量子インターフェース開発」
出資金による受託研究
研究期間: 2022年 - 2024年3月
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超伝導量子ビット
国内共同研究
研究期間: 2002年 - 2007年
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 物理工学実験情報演習Ⅲ
理工学部
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2024年度 物理数学基礎演習Ⅱ
理工学部
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2024年度 インベスティゲーション実習
理工学部
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2024年度 低温物性物理学特論
大学院理工学府
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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2024年03月
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2024年03月
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2024年03月
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2023年03月
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2023年03月
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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物性グループ
2022年04月 - 現在 物性委員
委員区分:学協会
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微粒子磁性国際会議
2021年 - 2022年 国内組織委員会委員
委員区分:その他
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ナノ学会 第18回大会
2019年 - 2020年5月 実行委員会委員
委員区分:学協会
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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Cover Picture ChemNanoMat 2018年 第4巻10月号 表紙
役割:その他
2018年10月
対象: 社会人・一般
種別:新聞・雑誌
Cover Picture ChemNanoMat 2018年 第4巻10月号 表紙
DOI: 10.1002/cnma.201800426
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2020年04月-現在低温研運営委員会委員 (部局内委員会)
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2018年04月-2020年3月理工学部教務・厚生委員会委員 (部局内委員会)