論文 - 鈴木 朋子
件数 45 件-
日本語能力と心理検査から探るグレーゾーンの外国につながる子どもの能力と支援方法ーDLA/KABCーⅡ・P-Fスタディに基づく事例研究ー
橋本ゆかり・鈴木朋子
日本語教育 ( 190 ) 122 - 138 2025年4月 [査読有り]
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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京都で育まれた発達検査ー新盤K式発達検査開発者・中瀨惇へのインタビューからー
鈴木朋子
心理学史・心理学論 22-25 47 - 64 2025年1月 [査読有り]
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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高齢者のワーキングメモリを測定するーー日本語版リーディングスパンテストを開発した苧阪満里子へのインタビューからーー
高砂美樹,名取洋典,鈴木朋子
東京国際大学論叢 人文・社会学研究 ( 9 ) 35 - 50 2024年3月 [査読有り]
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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社会生活の困難を測定する: 日本版VinelandⅡ適応行動尺度開発者・黒田美保へのインタビューから
鈴木朋子
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 7 167 - 185 2024年2月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
Japanese Adult Reading Test(JART)を開発した松岡恵子氏のオーラルヒストリーを報告した。漢字の読みから知能を推測するJARTの開発への経緯、開発作業における問題作成や標準化手続きの工夫、松岡自身の知能観が語られた。JARTの特徴として、他の知能検査への依存、日本語の言語特性の影響の大きさが示され、医学領域と心理学者による心理検査開発の相違が考察された。
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心理学研究者と現場との関り――田中教育研究所と鈴木清博士――
名取洋典、鈴木朋子、高砂美樹
医療創生大学研究紀要 4 ( 37 ) 98 - 118 2024年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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子どもが描く人物画の変遷: DAM グッドイナフ人物画知能検査日本版開発者・小林重雄へのインタビューから
鈴木 朋子,名取 洋典,高砂 美樹
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 6 134 - 154 2023年3月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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教師からみた保護者面談の特徴―保護者面談に対する意識と面談形式に着目して―
塚田啓太・鈴木朋子
教育デザイン研究 14 ( 1 ) 89 - 98 2023年1月 [査読有り]
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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転移抵抗を複雑にするもの――女性治療者への父親像の転移を回避した男性患者
鈴木朋子
精神分析研究 66 ( 2 ) 25 - 34 2022年4月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
母親について語ることで父親との葛藤を回避した男性との精神療法を報告し、男性患者と女性治療者の性別の組み合わせで表れた転移抵抗について論じ、治療者と患者の性別も含めて抵抗を検討する必要性が考察された。
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K-ABCと学校心理学,カウフマンから継いだもの:石隈利紀へのインタビューから
鈴木朋子,安齋順子
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 5 110 - 126 2022年2月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
Japanese Adult Reading Test(JART)を開発した松岡恵子氏のオーラルヒストリーを報告した。漢字の読みから知能を推測するJARTの開発への経緯、開発作業における問題作成や標準化手続きの工夫、松岡自身の知能観が語られた。JARTの特徴として、他の知能検査への依存、日本語の言語特性の影響の大きさが示され、医学領域と心理学者による心理検査開発の相違が考察された。
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History of Psychological Testing from the Perspective of Test Developers in Japan
Tomoko Suzuki
Japanese Psychological Research 63 ( 4 ) 340 - 354 2021年10月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Willy 単著
心理検査開発者のオーラルヒストリーから、日本の心理検査の歴史を検討した。ウェクスラー式知能検査、ビネー式知能検査、K-ABCを開発した7名のオーラルヒストリーを検討した。検査開発の動機が個人的な憧れから専門家としての責務へ変化したこと、小グループの共同作業から組織によるプロジェクトへ変化ししたこと、開発の主導は研究者主導、研究機関主導、出版社主導、協働の形式があることが見出された。
その他リンク: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jpr.12361
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漢字の読み能力から知能を推測する試み―JART開発者・松岡恵子へのインタビューから―
鈴木朋子,名取洋典
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 4 110 - 126 2021年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
Japanese Adult Reading Test(JART)を開発した松岡恵子氏のオーラルヒストリーを報告した。漢字の読みから知能を推測するJARTの開発への経緯、開発作業における問題作成や標準化手続きの工夫、松岡自身の知能観が語られた。JARTの特徴として、他の知能検査への依存、日本語の言語特性の影響の大きさが示され、医学領域と心理学者による心理検査開発の相違が考察された。
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パフォーマンス向上における潜在的な目標表象の効果
神取幸実, 萩生田伸子, 鈴木朋子
教育デザイン研究 12 ( 1 ) 95 - 103 2021年1月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
意識的過程と無意識的過程の共同が自己制御に効果的に働くことに着目し、目標表象を意識的編集に組み入れることがパフォーマンスにどのような影響を与えるか、さらに目標表象の質(ポジティブ/ネガティブ)がパフォーマンスにどのような影響を与えるかを検証した。結果、意識的編集はパフォーマンス向上に寄与するが、目標表象の質の違いはパフォーマンスに影響を与えないことが明らかになった。
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乳幼児健康診査と母子手帳制度の発展
鈴木朋子
心理学史・心理学論 20/21 13 - 18 2020年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
心理臨床における実践の観点から、日本の母子保健の歴史、特に乳幼児健康診査および母子健康手帳の歴史を検討した。乳幼児健康診査と母子手帳は、心理臨床の発展に大きな影響を与えるものであり、心理学史で議論される必要があることが考察された。
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日本版KABC-Ⅱ開発における統計作業の実際―服部環へのインタビューから
鈴木朋子, 安齊順子
横浜国立大学教育学部紀要 3 95 - 114 2020年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
日本版KABC-Ⅱ開発で統計作業を担当した服部環氏の開発者オーラルヒストリーを報告した。計算作業の実際や、問題作成における配慮、海外原版の検査を改訂する際の困難が語られた。オーラルヒストリーから、日本版KABC-Ⅱの特徴として、学習指導要領や教諭の意見を参考とした習得尺度の作成、ノルム設定のための統計作業の実際、統計作業の分業化が考察された。
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オルゴール調音楽による「癒し」効果の検討
桜井結佳,鈴木朋子
教育デザイン研究 11 125 - 134 2020年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
オルゴール調音楽による「癒し」効果の検討を目的として実験を行った。結果、オルゴール調の音楽を聴取することで不安や緊張、いらだちを緩和させる効果があることが示唆され、これはオルゴール調音楽に特有の音色によりもたらされるものと考察された。
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日本におけるウエクスラー知能検査(WAIS-Ⅲ)の改訂:山中克夫へのインタビューから
鈴木朋子,小泉晋一
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 2 95 - 114 2019年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
ウエクスラー知能検査(WAIS-Ⅲ)日本版の改訂を行った山中克夫氏のオーラルヒストリーを報告した。検査開発に携わった経緯、下位検査の作成過程、山中自身の知能観が語られた。WAIS-Ⅲ改訂の特徴として、検査開発作業の組織化、開発に携わる経緯の変化、出版社による改訂作業の厳格化が考察された。
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鈴木ビネー知能検査改訂への道:心理検査出版社社員へのインタビューから
鈴木朋子
横浜国立大学教育人間科学部紀要. I, 教育科学 19 85 - 101 2017年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
鈴木ビネー知能検査改訂版を出版した出版社員・古市龍雄氏の開発者オーラルヒストリーを報告した。鈴木ビネ―改訂に至るまでの道筋、問題選定の工夫、検証実験と編集会議の様子、知能観が語られた。オーラルヒストリーから、鈴木ビネー知能検査改訂版の特徴として、少数の研究者の献身的な共同作業、改訂作業における出版社員の尽力、検査協力者確保の困難が考察された。
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Tomoko Suzuki, Ayumu Arakawa, Shinichi Koizumi, Miki Takasuna
Japanese Psychological Research 58 ( 1 ) 19 - 31 2016年6月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
占領期の日本の心理学教育およびその後の日本の心理学の発展について、CIE図書館が与えた影響を検討した。心理学者オーラルヒストリー及びCIE横浜図書館の蔵書調査から、心理学者がCIE図書館を通してアメリカの心理学を学び、後の日本の心理学の方向性に影響を与えたことが示唆された。
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医師による知能検査の開発―東京帝国大学時代と東京大学時代において―
鈴木朋子
心理学史・心理学論 16/17 25 - 36 2016年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
東京大学の医師・三宅鉱一と、東京大学医学部附属脳研究室が開発した知能検査(1908年「智力測定法」、1926年「臨床的知能検査法」、1939年「脳研式智脳検査法」、1947年「脳研式標準知能検査」について概説し、医師が開発した知能検査の特徴について検討を行った。
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ウェクスラー式知能検査本邦導入の背景:品川不二郎・孝子へのインタビューから
鈴木朋子,鈴木聡志,安齊順子
横浜国立大学教育人間科学部紀要. II, 人文科学 18 1 - 18 2016年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
WAIS、WISC、WAIS-Rの日本改訂版を出版した心理学者・品川不二郎氏と、教育評論家の品川孝子氏の開発者オーラルヒストリーを報告した。両氏のジャワでの経験、日本語改訂版出版の経緯、アメリカでのターマンとの出会い、知能観が語られた。オーラルヒストリーから、ウェクスラー式知能検査が留学による成果物であったこと、改訂が重なるにつれ作業が組織化されたこと、改訂の主導者が研究者から出版社へ移動したことが考察された。
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心理学から見た長谷川式簡易知能評価スケールの特徴:長谷川和夫へのインタビューから
鈴木朋子,溝口元
横浜国立大学教育人間科学部紀要. II, 人文科学 17 11 - 27 2015年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
長谷川式簡易知能評価スケール(HDS、HDS-R)を開発した医学者・長谷川和夫氏氏の開発者オーラルヒストリーを報告した。留学での体験、長谷川式簡易知能評価スケール開発の経緯、標準化の方法、検査の目的、長谷川自身の知能観が語られた。オーラルヒストリーから、認知症スクリーニングへの検査目的の現局化、心理学者が作成する検査との作成手順の相違が考察された。
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オーラル・ヒストリーを用いた日本の心理学史の試み
高砂美樹,鈴木朋子,荒川歩,サトウタツヤ
応用社会学研究 25 15 - 24 2015年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
オーラルヒストリーの手法を用いた心理学史研究について紹介し、日本における研究実践について考察を行った。
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認知症の早期発見:「長谷川式簡易知能評価スケール」誕生の史的背景
溝口元、鈴木朋子
立正社会福祉研究 16 ( 1 ) 21 - 30 2014年9月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
長谷川式認知簡易スケール(HDS-R)を開発した医学者・長谷川和夫氏の経歴、業績を紹介した上で、福祉領域におけるHDS-Rの役割を論じた。
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保育実習における効果の可能性の検討―小学校教員志望の学生に向けて―
園田菜摘,有元典文,福田幸男,鈴木朋子
横浜国立大学教育相談・支援総合センター研究論集 13 77 - 84 2013年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
教員養成課程に所属する大学生を対象に、希望者に対して保育実習を導入した。保育実習を体験することにより、就学前の子どもの発達を理解し、小学1年生の児童への教育方法について考えが深まった。
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鈴木朋子、安齊順子、若林広輔、浅田和茂、丸田智子、小原健司
法と心理 13 ( 1 ) 46 - 50 2013年10月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
法と心理学会第13回大会ミニシンポジウムの概要をまとめたものである。精神鑑定における臨床心理士の心理検査の重要性について議論した。
その他リンク: http://ci.nii.ac.jp/els/contents110010010190.pdf?id=ART0010571035
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双子の同胞を持ち自我同一性に困難を抱えた2事例との心理療法
鈴木朋子
青年期精神療法 8 ( 2 ) 88 - 94 2011年11月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
双子の同胞を持つ2事例との心理療法について報告した。心の発達で独特な過程をたどるという双子の特性が、青年期の自我同一性に与える影響について考察した。
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品川不二郎氏に聞く:戦後の日本への臨床心理学の導入者
鈴木聡志,安齊順子,鈴木朋子
心理学史・心理学論 12/13 1 - 12 2011年9月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
第2次世界大戦後、日本へ臨床心理学を導入する役割を果たした心理学者・品川不二郎氏へのインタビューと考察。
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三田谷啓によるビネ式知能検査の改訂
鈴木朋子、岡村宏美、木下利彦
心理学史・心理学論 10/11 1 - 10 2009年8月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
日本で初めてビネ・シモン式知能検査用具を発売した医師の三田谷啓について検討した。三田谷による『学齢児童智力検査』を紹介し、同時代に知能検査普及につとめた三宅鑛一・久保良英の知能検査との相違を考察した。
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性同一性障害におけるロールシャッハテストの特徴―MTFとFTMの比較から―
中平暁子、吉野真紀、鈴木朋子、田近文、有木永子、織田裕行 木下利彦
ロールシャッハ法研究 12 1 - 9 2008年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
性同一性障害(GID)患者に施行したロールシャッハテストの結果を、MTF30名とFTM68名で比較した。結果、FTMは刺激回避により心理的安定を得ているが、MTFは刺激を受け取るため不安定であることが考察された。
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あからさまなエディプス願望をめぐる症例
鈴木朋子
精神分析研究 52 ( 1 ) 84 - 89 2008年4月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
女性治療者へ性愛化した願望を向けた30代男性患者の治療過程の報告である。患者の知性化の中に現れる性愛化された転移に対して働いた治療者の逆転移と、治療を通して理解された患者の病理について考察した。
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ロールシャッハテストからみた性同一性障害―日本人一般成人との比較―
吉野真紀、中平暁子、織田裕行、鈴木朋子、田近文、有木永子、木下利彦
心理臨床学研究 26 ( 1 ) 13 - 23 2008年4月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
性同一性障害(GID)患者82名へ施行したロールシャッハテストの結果を一般成人と比較した。結果、GID患者は現実検討が低下し複雑な情緒を回避しつつ問題解決に積極的に取り組む姿勢を持つと考察された。
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System for Depressive Tendency from Speech Analysis.
Tomoko SUZUKI, Naoyoshi TAMURA
Electronics and Communications in Japan, Part 2, 90 ( 10 ) 103 - 114 2007年10月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
2004年の論文「音声物理量からの抑うつ傾向判定」の英訳。
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第二次世界大戦後の日本臨床心理学の萌芽―鈴木清を中心に―
安齊順子、鈴木朋子、中谷陽一
心理学史・心理学論 7/8 25 - 37 2006年10月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
戦後における日本臨床心理学の発展に貢献した心理学者・鈴木清に焦点をあて論じた。鈴木は「臨床心理研究会」を結成し「臨床心理と教育相談」を刊行した。鈴木の活動と現在の臨床心理学との関連について考察を行った。
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FTMにおけるMMPIとテストステロン値に対する検討
織田裕行、守田稔、堀内麻美、山田圭造、吉野真紀、中平暁子、鈴木朋子、鈴木美佐、山田妃沙子、木下利彦
日本性科学会雑誌 24 ( 1 ) 17 - 22 2006年7月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
初診時のホルモン剤使用の有無が、性同一性障害FTMのMMPI各尺度へ与える影響を検討した。結果、初診時にホルモン剤を使用していた群は、MMPI軽躁病尺度が有意に低下していた。
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鈴木朋子、田村直良
心理学研究 77 ( 2 ) 149 - 156 2006年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
音声によって表現された感情と,音声から判断された感情の関連について検討を行った。音声的特徴と感情の種別の類似性が感情の判断に影響することが示唆された。
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy1926/77/2/77_2_149/_article/-char/ja/
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終助詞で終わる二語文についての感情豊かな音声の合成に関する研究
中林知子, 遠藤卓, 鈴木朋子, 田村直良
言語処理学会第12回年次大会ワークショップ (W1)「感情・評価・態度と言語」 57 - 60 2006年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 共著
合成音声を修正して感情を付与することを目的として、終助詞で終わる二語文を対象に、「怒り」、「喜び」、「悲しみ」の3感情の付与を検討した。対象文を「終助詞の音の構成」、「アクセント位置」で分類し、韻律をモデル化した。次に、人間による感情音声から音声物理量の変化を取り出し、韻律のモデル化に沿って合成音声を修正した。聴取実験の結果、一定の感情付与の効果が示された。
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boundaryをめぐる心理面接―母親面接と個人面接とをつなぐスタンス―
鈴木朋子、井上果子
心理臨床学研究 22 ( 4 ) 394 - 405 2004年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
boundaryに問題を抱えつつ重篤な病理を持つ娘を支える相談者との事例を通して、面接者が保つスタンスを考察した。面接者が表出/支持といったアプローチへ偏らないスタンスを保つ必要があったことが示された。
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音声物理量からの抑うつ傾向判定
鈴木朋子、田村直良
電子情報通信学会論文誌 87DⅡ ( 6 ) 1349 - 1358 2004年6月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
抑うつ傾向判定のシステム構築を目標に、高抑うつ群と低抑うつ群について文読み上げの実験を行った。読み上げ音声の物理特徴量について統計的検定を行い、抑うつ傾向の高低との関連を検討した。
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感情豊かな読み上げのための音声パラメータの検討
鈴木朋子、山本隼佑、田村直良
電子情報通信学会技術研究報告 103 ( 521 ) 51 - 56 2003年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
感情豊かな物語読み上げ音声の作成を目的として、表現者が文の中で強調する部分(指標単語)に特化し感情と音声物理量との関連を検討した。重回帰分析の結果に基づき、感情を表現するために有効なパラメータの提案を行った。
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久保良英によるビネー式知能検査の改訂
鈴木朋子
心理学史・心理学論 5 1 - 13 2003年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
日本で初めてビネー式知能検査の標準化を行った心理学者・久保良英に焦点をあて論じた。久保の生涯と業績を紹介し、ビネー式知能検査の日本標準化作成の経緯を述べた。久保によるビネー式知能検査は、日本の心理検査の発展に影響を与えたことが考察された。
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心理状態の音声物理量への関連について:抑うつ状態についての研究
鈴木朋子、田村直良
電子情報通信学会技術研究報告 102 ( 29 ) 19 - 24 2002年4月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
抑うつ状態が音声物理量へ与える影響を検討するために、高抑うつ群と低抑うつ群の文読み上げ音声を比較した。音声物理量について、重回帰分析と機械学習を用いて解析し、抑うつに特徴的な音声物理量を検討した。
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日本における精神分析学のはじまり(2):大槻快尊の貢献
鈴木朋子、井上果子
横浜国立大学大学院教育学研究科 教育相談・支援総合センター紀要 2 127 - 139 2002年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
日本に精神分析学を紹介した心理学者大槻快尊について述べた論文である。大槻の人物像と、精神分析学に関する業績をまとめ、大槻の示した学問へのスタンスについて論じた。
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自我機能の発達と病態化の研究(その1):自我機能の測定尺度の開発
馬場謙一、鈴木朋子、竹内理英、松本京介、長谷川麻衣子
放送大学研究年報 18 1 - 10 2001年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
病態を把握し、治療の見通しを立てる上で重要な手がかりとなる自我機能を簡便に測定するための自我機能尺度を作成した。
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日本における精神分析学のはじまり(1):久保良英の貢献
鈴木朋子、井上果子
横浜国立大学大学院教育学研究科 教育相談・支援総合センター紀要 1 101 - 114 2001年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
日本で初めて精神分析学について体系的な書物を著した心理学者久保良英について述べた論文である。久保の人物像、久保の精神分析学に関する業績を紹介し、久保の精神分析に関する見解について考察した。
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心理的うつ状態と文読み上げの音声物理量について
鈴木朋子、藤森正仁、田村直良
電子情報通信学会技術研究報告 100 ( 256 ) 9 - 16 2000年8月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
高抑うつ群、低抑うつ群の被験者を対象に、抑うつ的な文を読む際の音声の特徴を検討した。結果、音声物理量は発声者の抑うつの程度と課題文に影響され変化することが示唆された。