論文 - 梅澤 秋久
件数 43 件-
時野谷 勝幸, 梅澤 秋久, 相⽻ 枝莉⼦
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 8 246 - 251 2025年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学部 共著
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全ての生徒の自己調整学習を促進する学習デザイン ~中学校陸上競技領域での実践報告~
梅澤 秋久,神谷 晴香,村瀬 浩二,時野谷 勝幸,相羽 枝莉子
横浜国立大学教育学部紀要(教育科学Ⅰ) 8 157 - 164 2025年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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体育授業における失敗観が共同体感覚の育成に及ぼす影響の検討
新津貫太,梅澤秋久
横浜国立大学教育学部紀要(教育科学Ⅰ) 8 146 - 156 2025年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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アダプテーション・ゲームの実践報告 -高等学校ベースボール型におけるルールの選択・創造と合意形成-
海野 天音, 時野谷 勝幸, 梅澤 秋久
教育デザイン研究 16 ( 1 ) 205 - 214 2025年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:横浜国立大学大学院 教育学研究科 共著
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古見 葵, 梅澤 秋久, 相羽 枝莉子
教育デザイン研究 16 ( 1 ) 11 - 20 2025年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:横浜国立大学大学院 教育学研究科 共著
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多文化共生に向けた教科横断STEAM教育の実践-全学教育科目における試み-
橋本 ゆかり, 池田 敏和, 梅澤 秋久, 小池 研二, 多和田 雅保, 中嶋 俊夫, 平島 由美子, 堀内 かおる, 脇本 健弘
教育デザイン研究 16 ( 1 ) 1 - 10 2025年2月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:横浜国立大学大学院 教育学研究科 共著
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ALACTモデルを活用した教育実習生の「本質的な諸相への気づき」に関する研究
久保賢太郎,梅澤秋久,石塚諭
体育学研究 2024年8月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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体育授業における事前計画に対する教師の意識構造
石塚 諭, 松浦 佑希, 阿部 隆行, 梅澤 秋久
日本教育工学会論文誌 48 ( 1 ) 273 - 284 2024年5月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本教育工学会 共著
<p>本研究の目的は,小学校体育授業における事前計画に対する教師の意識構造を検討することである.教師へのインタビュー調査を基に35の質問項目からなる質問紙を作成し,209名の体育授業を担当する小学校担任教師に調査を実施した.その結果,体育の事前計画に対する意識構造は,「学びと指導と評価の一体化」「学びの状況に応じた即興的な思考」「計画立案における関係者との相談」「学習者の見通し」の4因子18項目で構成されていることが確認された.教職歴による比較から,中堅期の教師は,「子どもの学び」を重視し,初任期と中堅期の教師は「大まかな内容」を基軸に柔軟な指導を心がけていることが推測される.また,初任期の教師は関係者から学ぶ意欲が高く,とりわけ,体育専門の教師から指示や助言を求める意識が高い可能性が確認された.</p>
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体育科におけるアダプテーション・ゲームの意義:合理的配慮を通じた市民性教育の視点から
村瀬浩二,梅澤秋久
(公社)日本女子体育連盟学術研究 40 19 - 31 2024年3月 [査読有り]
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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小学校体育授業における向社会的行動に関する研究
正木美羽 梅澤秋久
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 7 ( 11 ) 21 2024年2月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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Well-beingをつくりあう体育授業実践 ―PERMA理論に着目して―
坂田怜奈 梅澤秋久
横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 7 1 - 10 2024年2月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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アダプテーション・ゲームによる共生態度への影響
村瀬 浩二, 梅澤 秋久
日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 74 ( 0 ) 570 2024年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 共著
<p>「共生の視点」は障がいの有無、体力差、性別差など様々な差を包括する教材を模索することで教師の指導力向上をねらったものである。また、共生体育において教師の指導力による授業の改善と、それに伴い変化した子どもたちの共生に対する態度は資質と呼ぶことができる。この評価方法としての共生体育尺度(梅澤ほか,2019)が報告されている。</p><p> ところで、共生体育の実践方法の1つとしてアダプテーション・ゲーム(Henninger and Richardson, 2016)がある。村瀬・古田(2021)や村瀬ほか(2022)はゲームのなかで子どもたちの抵抗が起きるとされている。そこで起きる葛藤を乗り越えることで、相互理解を生み共生体育の実現が期待される。</p><p> そこで、本研究では個別のルール調整と戦術的な学びを生み出し、ゲームへの主体的参加を促すことができるアダプテーション・ゲームを実践することよって、生徒の共生に関わる態度への影響について検討した。単元は中学校1年生の卓球であり、4クラス140名を対象に9時間単元で実施された。その結果、アダプテーション・ゲーム導入後において、リーダーシップが向上し排除的雰囲気が低くなることが明らかになった。さらに、生徒の振り返りシートの記述では、相手との力関係の変化を楽しみながらゲームに取り組んでいたことや、ゲーム中における動き方といった戦術的学びが認められた。</p>
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高校野球における選手が求める監督コンピテンシーの構造
平野 太一, 梅澤 秋久
体育学研究 advpub ( 0 ) 2023年7月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 共著
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小学校体育科表現運動における「教育の質」の向上に向けた実践報告:附属学校と教職大学院の連携に着目して
坂田怜奈 山﨑朱音 梅澤秋久 石黒功
教育デザイン研究 14 10 - 19 2023年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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保健体育科の自己調整学習におけるAARサイクルの特徴 ~学習者の「評価の三角形」に着目して~
梅澤秋久 塚本大暉 村瀬浩二 大橋さつき 中戸川伸一
横浜国立大学教育学部紀要Ⅰ(教育科学) 6 13 - 21 2023年1月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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小学校中学年の体育科におけるタブレット端末を活用した運動課題の実践報告
弘田来実 梅澤秋久 石黒功
横浜国立大学教育学部紀要Ⅰ(教育科学) 6 2023年1月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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合理的配慮の学習をねらいとしたアダプテーション・ゲームの実践
村瀬 浩二, 田中 克実, 梅澤 秋久
体育学研究 67 ( 0 ) 1017 - 1029 2023年1月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 共著
This study reports on the practice of adaptation games in the basketball unit of a high school for special needs. This aim was to promote learning of reasonable accommodation by personalizing the adaptation game. Adaptation was introduced in the 2nd and 4th periods. In the 2nd period, teacher-led adaptation was applied, and in the 4th period, adaptation requests and negotiations suitable for each individual were made. As a result, according to analysis of the learning card, descriptions that were conscious of the individual's peers were recognized in the 4th period. Also, in the class evaluation, challenge and cooperation increased in the 4th period. This suggests that in the 4th period, the students were working on challenging tasks with their peers.<br>
On the other hand, the interview showed that the students had considerable resistance to the introduction of adaptation in the 2nd period. However, by the 4th period, the students were convinced of each other and enjoyed the negotiation process. It can be considered that the need for adaptation was understood by improving individual skills and solving team problems.<br>
In addition, the results clarified the way students perceive reasonable accommodation. Although law and knowledge regarding reasonable accommodation are taught at the support school, the students did not clearly understand the actual procedure for requesting accommodation. Therefore, for curriculum management through life at school and at home, this practice was able to relate the content of independence activities to the health and physical education department and promote understanding of reasonable accommodation while using adaptation games in this unit. This was a significant achievement. -
持久走単元におけるICT機器の利活用(教)
村瀬 浩二, 梅澤 秋久
日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 ( 0 ) 114 2023年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 共著
<p>これまで持久走単元は、体つくり運動や陸上運動のなかで、タイムやペースを目標として実践されてきた。しかし、このような実践は「つらい」、「きつい」といった印象を多く残してきた。運動の得意な児童・生徒、特に日常的に走っている者は、つらさを克服するトレーニングを経てきており、その耐性も高いであろう。一方で、そのようなトレーニングを経ていない者は、とてもきつく感じてしまい運動を苦手とするきっかけとなりえる。特に持久走は将来、最も手軽に参加できるジョギングにつながるものであり、それに対して強い嫌悪感を生み出すことが想定される。</p><p> 本研究は心拍数計を用い、仲間がその心拍数をモニタリングすることで、心拍数をコントロールする声掛けを行う「マイペースランニング」を実践した。これによって、コミュニケーションが生み出され、持久走への態度を向上させることをねらいとした。本実践において、ほとんどの子どもたちの心拍数は200を越しており、主観的運動強度においても「かなりきつい」レベルに達していた。そのため、「抑えて」「もっとゆっくり」といった子ども同士のコミュニケーションが生み出された。本研究はその単元で得られた感想を分析し、子どもたちの持久走に対する態度の変化を明らかにする。</p>
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インクルーシブ(共生)体育の理論と実践ーユニバーサルデザインの活用に着目してー
梅澤秋久
授業UD研究 14 38 - 42 2022年12月 [招待有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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高校野球における自己調整学習能力の変容:選手の監督コンピテンシー認知からの検討
平野太一,梅澤秋久
横浜国立大学教育学部紀要 Ⅰ教育科学 5 23 - 33 2022年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
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小学校体育科における共感性を誘発する学習デザイン:中学年器械運動の実践報告
坂田怜奈,梅澤秋久,石黒功
横浜国立大学教育学部紀要 Ⅰ教育科学 5 10 - 22 2022年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
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中国東北部(錦州市)における児童・生徒の運動意識に関する研究 ―日本(横浜市)との比較を通して―
孫暢,梅澤秋久,崎田嘉寛
日本運動・スポーツ科学学会 「スポーツと開発」 1 ( 1 ) 34 - 45 2022年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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共生の視点を重視した小学校高学年の体育における態度尺度の開発
梅澤秋久,村瀬浩二,坂本光平
スポーツ教育学研究 42 ( 2 ) 2021年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本スポーツ教育学会 共著
本研究では,⼩学⽣⾼学年を対象とした共⽣の視点を重視した体育の態度尺度を開発することを目的とした。そのために,まず共生体育態度尺度の信頼性と妥当性の検証をした(研究Ⅰ)。次に,共⽣の視点を重視した体育において⾼学年児童の性差,学年差や学級内の排除雰囲気といった要因が個⼈の排除⾏動に及ぼす影響について検討した(研究Ⅱ)。これらの結果を踏まえ、共生体育の実践上の有⽤な知⾒について考察した。
本研究では,以下の点が考察されたと結論づけられた。
1) 研究Ⅰでは,小学校高学年児童対象に質問紙調査を実施した(有効回答数2001件)。探索的因子分析の結果,「リーダーシップ」「ちがいの受容」「障がいの包摂」という共生的な3因子と,「失敗への排斥」「過度な勝利志向」という排除的な2因子の合計5因子を抽出した。また,検証的因子分析により構造妥当性が示された。
2) 研究Ⅱでは,まず,共生体育への性差及び学年差の特徴を検討した。学年間による比較では5年生が共生に資する「障がいの包摂」で有意に高く,排除に関する「失敗への排斥」と「排除雰囲気」の2因子では6年生の方が高かった。ゆえに,学年進行に伴い共生体育態度が低くなる可能性が示唆された。性差による比較では,女子の方が男子よりも「障がいの包摂」で有意に高く,男子は「リーダーシップ」と「失敗への排斥」及び「過度な勝利志向」で有意に高かった。また,「過度な勝利志向」は,男子において6年生が5年生より有意に高いことが明らかとなった。二要因分散分析の結果,学級内の排除雰囲気を高く認知し,過度な勝利志向を有する児童は,失敗への排斥行動を表出しやすくなると考えられる。また,ちがいを受容できるリーダーは失敗への排斥が少ないのに対し,多様性を認めないリーダーは失敗に対して排斥的な行動をとる可能性が示唆された。
3) 本共生体育態度尺度によって,共生的,排除的な児童の学習の様相を客観的に測定することが可能になり,個人の特性を考慮しながら,共生の視点を重視した授業改善に貢献すると考えられる。 -
小学校体育科における家庭での授業動画視聴が学びに与える影響 ~表現運動の協働創造実践から~
矢邉洋和,梅澤秋久
教育デザイン研究 12 124 - 135 2021年1月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学研究科 共著
小学校体育科における家庭での授業動画視聴が協働的で創造的な学びに与える影響を明らかにすることを目的とした.授業動画は,オンラインストレージを用いて各家庭に配信した.授業前後の児童へのインタビューに基づいたエピソード記述分析の結果,家庭での授業動画視聴は,対面での学びにおいて,(1)自分たちの課題の発見,(2)グループを超えた協働,(3)字幕の問いかけによる学びの誘発,(4)保護者とのコミュニケーションを学びに活用,(5)教師のメッセージ動画による協働創造の学びの誘発,という5つにつながる可能性が示唆された.
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コロナ禍におけるソーシャル・ディスタンシングゲーム:多様な学習者同士の協働的ネット型ボール運動実践
梅澤秋久,露木隆夫,坂本光平
教育デザイン研究 12 19 - 28 2021年1月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学研究科 共著
本研究は,コロナ禍における子どもたちのストレス状況を把握した上で,ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)を踏襲したボール運動領域の学習内容を提言し,多様な学習者同士が協働的に学ぶ上での知見を得ることを目的とした。
本実践において活用した「テニピン」では,学習者から①ソーシャル・ディスタンスの維持,②運動自体の楽しさという意義を感じていた。多様な他者とのケアと協働によって,緊急事態宣言以降の児童のストレスを緩和させたと考えられる。 -
高校野球における自己調整学習能力の変容
平野 太一, 梅澤 秋久
日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 ( 0 ) 278 2021年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 共著
<p>本研究は、高校野球における自己調整学習能力の変容と選手の監督コンピテンシー認知との関係性について検討することを目的とした。</p><p> 「運動部活動での指導のガイドライン」(文部科学省、2013)において、指導者には生徒の「主体的に自立して取り組む力」の育成が希求されている。その中、高校野球においては指導者による体罰や暴言を伴う不適切な指導が未だ後を絶たず(元永、2020)、選手の主体性を育む指導者行動が求められている。</p><p> 自己調整学習は、自らの学習プロセスに対してメタ認知・動機づけ・行動の面で自己調整の機能を働かせながら進められる学習と定義されている(Zimmerman, 2006)。また、自己調整学習は、スポーツ場面においても選手をより優れたパフォーマンスレベルへ到達させるために有効とされている(Toering et al, 2009)。近年、幾留ら(2017)によってスポーツ版自己調整学習尺度も開発され、国内でのスポーツ場面における研究も進み始めている(藤井、2019)。しかし、高校野球に焦点をあてた縦断的な自己調整学習の研究は散見されない。</p><p> そこで、本研究では、高校野球において新チーム発足時とチームの成熟期を迎える春季大会後における自己調整学習能力の変容を調査した。その際、高松・山口(2016)が作成した「高校野球における監督のコンピテンシー尺度」を援用し、選手が監督のコンピテンシーをどのように認知しているのかを併せて調査した。つまり、自己調整学習能力の変容と選手の監督コンピテンシー認知にどのような関係があるのかを分析することで、選手の主体性を育むための指導者行動を示す契機になると考えた。</p><p> 研究方法は、某県内20校875名の高校野球部員を対象とし質問紙調査を実施した。分析方法は、監督のコンピテンシー尺度の因子得点を群分けし、自己調整学習能力の因子ごとにその変容を一元配置分散分析にて検討した。</p>
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日本体育科教育学会第24回大会企画課題研究(基調講演・シンポジウム)報告
今関 豊一, 大後戸 一樹, 吉野 聡, 梅澤 秋久
体育科教育学研究 36 ( 1 ) 2020年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本体育科教育学会 共著
日本体育科教育学会のシンポジウムの報告である。
招聘されたシンポジストの発表概要について紹介している。 -
梅澤 秋久
体育科教育学研究 36 ( 1 ) 55 - 60 2020年3月 [査読有り] [招待有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本体育科教育学会 単著
グループに1台のタブレット端末による「学習と指導と評価の一体化」の理論と実践の紹介である。
新学習指導要領における学習状況に評価は,学習者の形成的アセスメントを重視した自己調整学習のプロセスの一部である。その際,学習のめあて,教師のねらいを融合した学びのテーマが,学習者及び教師の共通の目標であり,評価の指針となる点を言及した。 -
UMEZAWA Akihisa
Educational Technology research 40 ( 1 ) 23 - 32 2018年3月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Japan Society for Educational Technology 単著
The aim of this study was to identify ways in which “professional approaches” in the context of school accountability influence improvement and accountability for physical education lessons. The following insights resulted from the study.
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/etr/40/1/40_40079/_article
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新たな教育課題に対応する養成-研修一体型教師育成プログラムの試み─ ICTを活用した教育実践コミュニティへの参加に向けた「つながりの学習」のデザイン ─
石田喜美,小水亮子,大泉義一,鈴木允,島田広,鬼藤明仁,藤井佳世,泉真由子,梅澤秋久,和田一郎,加藤圭司,杉山久仁子
日本教育大学協会研究年報 36 187 - 199 2018年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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小学校体育授業における体育勤勉性尺度の開発:他教科やフローとの関わり、学年・性別による検討
村瀬浩二・安部久貴・梅澤秋久・小坂竜也・三世拓也
スポーツ教育学研究 37 ( 1 ) 1 - 17 2017年5月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本スポーツ教育学会 共著
本研究では小学校3~6年生を対象とした質問紙調査を実施し,探索的因子分析,検証的因子分析を行った結果,「仲間への共感」「積極的発言」「勤勉さ」「挑戦機会の発見」の4因子22項目からなる「体育勤勉性尺度」を創発した。この体育勤勉性4 因子は国語や算数への努力ともある程度の相関が認められたことから,全ての教科に共通する勤勉性の存在が示唆された。また,これら4 因子はフロー体験と中程度の相関が認められたことから課題への取り組みにおいて積極的な周囲との関わりの中で多くの挑戦機会を発見し継続的な努力を続ける姿勢がフロー体験につながることが示唆された。
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjses/37/1/37_1/_article/-char/ja/
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運動格差を解消するための学校体育におけるケアリングの実証的研究
梅澤秋久 矢邉洋和
横浜国立大学教育学会研究論集 3 1 - 13 2016年4月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学会 共著
運動する子としない子の格差が拡大する左近,高水準児と低水準児とスポーツ運動とのケアリング関係の構築プロセスを明らかにすることを目的とした.ゴール型ボール運動において,ボールのケア性,少人数化,授業テーマの設定に加え,低水準児の成功を認める関係構築によってチーム内の互恵性が高まり,戦術遂行に向けての社会的態度や学び方,技能が,高水準児,低水準児共に向上することが明らかとなった.(共同執筆のため,担当箇所抽出不可能)共著者:梅澤秋久・矢邉洋和
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教師の専門職的アカウンタビリティに関する研究 -小学校の体育授業における保護者との合意形成に向けた連携に着目して-
梅澤秋久
日本教育工学会論文誌 39 ( 3 ) 191 - 200 2015年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本教育工学会 単著
教師のアカウンタビリティにおける専門職的アプローチの有効性を明らかにすることを目的とした.教師が自身の体育の授業映像を活用して振り返るよりも,保護者に授業映像を見せた上で記述してもらったコメントを読んだ方が,授業変容が認められた.その際,同僚のアドバイスや専門書の活用が重要になると考えられる.同時に,その教師行動の変容を保護者が見とることで,教育の意義や方法の合意形成が図られることが明らかとなった.
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/39/3/39_39022/_article/-char/ja/
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梅澤秋久
(公社)日本女子体育連盟学術研究 31 1 - 17 2015年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本女子体育連盟 単著
産業主義社会の「発達」のための教育方法が体育の社会では特に色濃く残っていることを論じ,ポスト産業主義社会における「生成」のための教育へのパラダイムチェンジが不可避であることを明示した.その上で,体育における生成の教育おけるケア思想とケアリング関係/実践の重要性を論じた.学校体育における教育学的ケアリングは,ケア性の高いモノに誘発されると同時に,仲間による「心砕き」であるケアリング行為によって運動世界に誘われ,「専心」「受容」「応答」に基づくケアリング関係の構築により,自己・他者・運動世界の三位一体のケアリング関係が構築されることを明らかにした.
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/japew/31/0/31_1/_article/-char/ja/
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梅澤 秋久
横浜国立大学教育学会研究論集 ( 1 ) 71 - 78 2014年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:横浜国立大学教育学会 単著
大阪市立桜ノ宮高校の体罰事件を詳細に分析し体罰を誘発する身体性の伝播,勝利至上主義を生成する業績主義社会と名門運動部の文化等を論じた.その上で,超越とケアの止揚について明らかにし,そのサッカーU17日本代表のリスペクトプロジェクト実践におけるケア思想を例示し,スポーツにおける育成期には勝利至上主義から勝利追求主義へのパラダイムチェンジが求められていることを明らかにした.
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初年次教育における合宿研修の意義と課題
梅澤秋久、佐藤高樹
帝京大学教育学部紀要 ( 1 ) 3 - 21 2013年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:帝京大学教育学部 共著
初年次教育における合宿研修の意義と課題を明らかにすることを目的とした.能動性ときょうどう性をヒドゥン・カリキュラムとする研修内容が学生の有意義感が高いことが明らかとなった.また,合宿中に意味生成された「きょうどう」は,事後レポートの存在によって理論と融合させられる可能性が示唆された.新入生は教員や引率補助の上級生との人間関係構築を欲している.そのような機会を設定することが新入生合宿の課題だといえる.(本人担当部分Ⅰ章3,Ⅱ章1,Ⅲ章,Ⅳ章) 共著者:梅澤秋久,佐藤高樹
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小学校体育授業において教師に望まれる行動-運動有能感との関連による検討-
村瀬浩二、梅澤秋久、安部久貴
和歌山大学教育学部紀要. 教育科学 63 17 - 25 2013年2月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:和歌山大学 共著
本研究では,小学校体育授業における望まれる教師行動について,運動有能感に関する質問紙調査から分析を行った.その結果,男女共に双方向型支援,教師主導型支援,維持・管理の3因子については,統制感・受容感との関連が認められた.男子は,受容感よりも統制感が教師に望む行動として影響が強かったが,女子では差は認められなかった.男子は成功体験のための教師行動が重視されるが,女子は仲間との関係も同様に重視される傾向が示唆された.
共著者:村瀬浩二,梅澤秋久,安部久貴(共同執筆のため,担当箇所抽出不可能) -
確かな学力の定着にむけた「指導と評価」の在り方について「ポートフォリオとルーブリックの開発」
梅澤 秋久
体育科教育学研究 28 ( 1 ) 51 - 56 2012年3月 [査読有り] [招待有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本体育科教育学会 単著
従来,数値や勝敗という行動結果を測定する傾向にあった体育科における評価をポートフォリオやルーブリックによって質的に見とる方法の検討が目的である.真正の評価におけるパフォーマンス評価を体育科に導入するにあたり,評価の規準(視点)と数値化の基準のマトリクスから成るルーブリックの活用が学習者の学びに与える影響を明らかにした.また,ファイル型や映像型のポートフォリオの特徴を生かすことで思考力・判断力・表現力および問題解決能力等の確かな学力の構成要素の育成に資する点を提言した.
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsppe/28/1/28_29/_article/-char/ja/
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帝京大学文学部教育学科2009年度入学生の学習・生活実態に関する調査研究
梅澤秋久、岡田たつみ
帝京大学文学部教育学科紀要 35 2010年3月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要) 出版者・発行元:帝京大学 共著
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保護者への学習状況説明に及ぼすポートフォリオの影響-小学校体育授業における保護者による学習状況理解からの検討-
梅澤 秋久
体育科教育学研究 23 ( 2 ) 1 - 13 2007年8月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本体育科教育学会 単著
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsppe1979/23/2/23_1/_article/-char/ja/
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小学校体育学習におけるデジタルポートフォリオの有効性に関する研究
梅澤秋久、木村昌彦、中村一成、松崎愛
体育研究 ( 39 ) 17 - 22 2006年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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フィットネス教育理念に則った授業実践:ルーブリックを活用した問題解決型発見学習の展開-
梅澤 秋久
学校教育学研究論集 ( 13 ) 181 - 195 2006年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:東京学芸大学 単著
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「評価から学びへの連動」のためのポートフォリオ評価の有効性に関する研究-小学校の体育学習を通して-
梅澤 秋久
学校教育学研究論集 ( 11 ) 117 - 128 2005年3月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:東京学芸大学 単著