所属組織 |
教育学部 学校教員養成課程 数学教育 |
職名 |
教授 |
研究キーワード |
学校代数、質的研究、数学教育学、数学的活動、数学的探究 |
メールアドレス |
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関連SDGs |
代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 整式x^n-1の因数分解に関する数学的探究とその様相(全国数学教育学会誌 数学教育学研究) 2015年08月
【論文】 乗法九九の拡張と振り返りに関する探究活動とその様相(全国数学教育学会誌 数学教育学研究) 2021年12月
【論文】 楕円の極線の方程式に関する数学的探究とその様相(全国数学教育学会 数学教育学研究) 2017年04月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 乗法九九の拡張と振り返りに関する探究活動とその様相 2021年12月
【論文】 写像を合成する操作の対象化による平方根の理解を深める数学的活動 2021年12月
【論文】 図形の連続的変化に関連づけて式を読む探究活動の開発 2021年03月
【著書】 「私の授業観」を意識し、更新し続けることの大切さ (子どもの「問い」を生かす算数授業-「静岡」からの発信-)(静岡新聞社) 2023年08月
プロフィール 【 表示 / 非表示 】
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小中高連携を重視した算数・数学の教材解釈、特に学校代数の数学的活動や単元の開発、授業における教授・学習過程の質的分析を通した代数学習の様相の解明に関する研究を行っています。「問い」を軸とした授業論、「例で考えること」や協働による数学的探究にも研究の関心があります。算数・数学の学習を進める上で、「ことばをつむぐこと」、「スパイラルに学ぶこと」、「内省する問いをもつこと」が大事です。このことは、他教科の学習にも通じる、対話的な学び、深い学び、主体的な学びをとらえる視点になるのではと考えています。学校の基本は「授業」です。数学教育学研究の視点から「授業」について、探究を深め、共同研究を一層進めます。
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2021年4月-現在
専任 横浜国立大学 教育学部 学校教員養成課程 数学教育 教授
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2017年4月-2021年3月
専任 横浜国立大学 教育学部 学校教育課程 数学教育 教授
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2016年4月-2017年3月
専任 横浜国立大学 教育人間科学部 学校教育課程 数学教育 教授
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2011年4月-2016年3月
専任 横浜国立大学 教育人間科学部 学校教育課程 数学教育 准教授
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2021年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院) 教科教育・特別支援教育プログラム 自然・生活グループ 数学 教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2008年4月-2011年3月
上越教育大学 学校教育学系 准教授
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2000年4月-2008年3月
静岡大学 教育学部 准教授
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1992年4月-2000年3月
筑波大学附属中学校・高等学校 教諭
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1991年4月-1992年3月
長野県長野東高等学校 教諭
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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スパイラルによる学校代数カリキュラムの開発と学習の深化を促す協働型探究の効果解明
科学研究費補助金
研究期間: 2021年4月 - 2025年3月
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スパイラルによる小中高連携の代数カリキュラムの開発と知識の成長過程の解明
科学研究費補助金
研究期間: 2017年4月 - 2021年3月
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スパイラルを重視した数学的活動による中高連携の代数カリキュラムの開発と効果
科学研究費補助金
研究期間: 2013年4月 - 2017年3月
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スパイラルを重視した数学的活動による代数学習の深化を促す単元と学習方法の開発
科学研究費補助金
研究期間: 2010年4月 - 2013年3月
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代数学習の質的深化を促す数学的活動の連鎖と質的深化を実感させる内省の役割
科学研究費補助金
研究期間: 2007年4月 - 2008年3月
著書 【 表示 / 非表示 】
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「私の授業観」を意識し、更新し続けることの大切さ (子どもの「問い」を生かす算数授業-「静岡」からの発信-)
岡本光司・佐藤友紀晴・両角達男・岡崎正和・松島充ほか( 担当: 共著 , 範囲: 「私の授業観」を意識し、更新し続けることの大切さ)
静岡新聞社 2023年8月 ( ISBN:9784783880738 )
総ページ数:195 担当ページ:170-183 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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あたらしいさんすう1①
清水美憲・真島秀行ほか102名(共著)、両角達男( 担当: 共著)
東京書籍 2023年4月 ( ISBN:9784487106400 )
総ページ数:40 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
小学校算数の検定教科書
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新しい算数6 数学へジャンプ
清水美憲・真島秀行ほか102名(共著)、両角達男( 担当: 共著)
東京書籍 2023年4月 ( ISBN:9784487106562 )
総ページ数:269 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
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新しい算数5下 考えたことがつながるね!
清水美憲・真島秀行ほか102名(共著)、両角達男( 担当: 共著)
東京書籍 2023年4月 ( ISBN:978448711155 )
総ページ数:145 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
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新しい算数5上 考えたことがつながるね!
清水美憲・真島秀行ほか102名(共著)、両角達男( 担当: 共著)
東京書籍 2023年4月 ( ISBN:9784487106455 )
総ページ数:149 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
論文 【 表示 / 非表示 】
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乗法九九表にひそむ性質を見いだし文字式で説明する探究活動
両角達男・八神純一
日本数学教育学会 第56回秋期研究大会発表集録 56 237 - 240 2023年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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現職教員と院生の授業観察における授業認知に関する比較研究
荻原文弘・両角達男
日本数学教育学会 第56回秋期研究大会発表集録 56 573 - 576 2023年11月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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式を読む活動と事柄の解釈との往還による数学的探究
両角達男・八神純一
日本数学教育学会 第55回秋期研究大会発表集録 55 161 - 164 2022年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
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写像を合成する操作の対象化による平方根の理解を深める数学的活動
荻原文弘・両角達男
全国数学教育学会誌 数学教育学研究 27 ( 1 ) 107 - 117 2021年12月 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:全国数学教育学会 共著
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乗法九九の拡張と振り返りに関する探究活動とその様相
両角達男,宮佐千尋,川上諭,平田智也
全国数学教育学会誌 数学教育学研究 27 ( 1 ) 91 - 106 2021年12月 [査読有り]
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:全国数学教育学会 共著
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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単位の関係を統合的に考察すること
両角達男
新しい算数研究 630 16 - 21 2023年10月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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平均とその利用
両角達男
新しい算数研究 ( 622 ) 65 - 65 2022年11月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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「つながり」を大切にした算数・数学の授業
両角達男
新しい算数研究 615 1 - 1 2022年4月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
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算数の再認識からの創造 割合の指導 -「算数の本質を追究する教材研究」に関する議論から学ぶ-
関口泰広,両角達男,髙橋丈夫,内田謙太郎
新しい算数研究 613 124 - 132 2022年2月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:東洋館出版社 共著
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「C」から始める教育の PDCA 「相対度数」
両角達男・東京書籍数学編集部
math connect 3 14 - 14 2022年 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 共著
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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スパイラルによる学校代数カリキュラムの開発と学習の深化を促す協働型探究の効果解明
研究課題/領域番号:21K02541 2021年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:両角達男
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
本研究の目的は、「新たな意味形成と数学的な洞察の循環」を促す、スパイラルを重視した数学的活動による学校代数カリキュラムを開発するとともに、そのカリキュラムに基づく、代数学習の深化を促す協働型探究の様相と学習効果を解明することである。
そこで、つながりのある単元で「例で考える」ことを促進したり、反省的抽象により概念をのりかえたり再構築したりするなど、学校代数における「深い学び」を志向した学校代数カリキュラムを開発する。続いて、小学校から高等学校までの授業実践を行い、その学習効果を特定する。また、開発したカリキュラムに基づく、代数学習の深化を促す協働型探究とその様相を、単元を通した授業分析と児童・生徒の学習過程の質的分析を通して解明する。 -
スパイラルを重視した数学的活動を実現する教授活動と教師の力量形成過程の解明
研究課題/領域番号:21K02512 2021年4月 - 2025年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:荻原文弘
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
中学校・高等学校の数学授業において、スパイラルを重視した数学的活動を実現する数学教師の、教材観や授業観を含めた教授学的知識の成長過程、授業における数学教師の意思決定と教授活動の解明を目的にした研究である。また、若手の数学教師や教職大学院生が、熟練の数学教師や大学教員との協働を通して、メンター・メンティの関係を構築しながら、省察・対話・概念化を通して、数学教師としての力量形成を行う過程も解明する。
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スパイラルによる小中高連携の代数カリキュラムの開発と知識の成長過程の解明
研究課題/領域番号:17K04751 2017年4月 - 2021年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:両角達男
資金種別:競争的資金
本研究の目的は、スパイラルを重視した数学的活動による小中高連携の代数カリキュラムを開発し、そのカリキュラムによる学習効果と学校代数に関わる児童・生徒の知識の成長過程を明らかにすることである。この目的の達成に向けて、平成29年度は「数の拡張」に関わる代数カリキュラムを開発し、そのカリキュラムによる学習効果と児童・生徒の知識の成長過程について質的な考察を進めた。例えば、中学1年の単元「比例」の中に、2つの整数の乗法を、写像の合成を数学的な背景にもつ操作活動で考え、その行為を言葉で表現して対象化することから、正負の数の乗法の意味を解釈する数学的活動を取り入れた。
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教員養成スタンダードに基づく教員の資質・能力の評価方法及び育成手法の開発
研究課題/領域番号:16H03793 2016年4月 - 2022年3月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
代表者:高木まさき
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
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スパイラルを重視した数学的活動による中高連携の代数カリキュラムの開発と効果
2013年4月 - 2017年3月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
代表者:両角達男
資金種別:競争的資金
本研究の目的は、スパイラルを重視した数学的活動による中高連携の代数カリキュラムを開発し、そのカリキュラムによる学習効果を考察することである。この目的の達成に向けて、平成28年度はスパイラルを重視した数学的活動による、単元「正の数・負の数」、単元「数列の極限」、単元「積分」を開発し、それぞれのカリキュラムによる学習効果を、質的な研究方法に基づいて考察した。ここで、単元「正の数・負の数」のカリキュラムは、27年度に開発した単元「複素数平面」とのつながりを意図して設計した。生徒にとっては、ともに「数の拡張」の学習となる。例えば、正負の数の乗法では2本の数直線を用いて被乗数を1とみる解釈を繰り返し行うこと、複素数の乗法では直角三角形のモデルを用いた操作とその対象化を通して解釈を行うことが、各々の授業で実践されている。この活動は、数の乗法構造を体系的に理解するために重要な役割を果たしている。28年度に実践された単元「正の数・負の数」では、「拡張された数の世界から情報の意味解釈を見直すことにより、乗法では被乗数を1とみることが重要な役割を果たすことを実感し、統合的な見方を高めることができる」や「2本の数直線を用いた操作活動を通して、無限概念に繋がる洞察を行うことができる」等の、生徒の動きが特定されている。
また、単元「数列の極限」の授業分析からは、「異なる視点からの考察の過程をふりかえり、関連づけることを通して、数列の極限を調べる方法を思考の対象とすることが促される」や「同じ数に接近する複数の有理数列や漸化式の比較から、その背景にある原理に迫ったり、数列の接近(収束)に関する本質的な「問い」が生成される」等の、生徒の思考や動きが特定されている。
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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「深い学び」を促す小中連携の算数・数学カリキュラムの開発と効果
2017年4月 - 2019年3月
日本教育大学協会 日本教育大学協会研究助成
代表者:両角達男
両角達男が研究代表者,横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校数学科(山田敏英,北井有里,若月拓也),横浜国立大学教育学部附属横浜小学校算数部(川上諭,田野澤千尋,平田智也)による共同研究である。
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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乗法九九表にひそむ性質を見いだし文字式で説明する数学的探究
両角達男・八神純一
全国数学教育学会 第59回研究発表会 2023年12月 全国数学教育学会
開催年月日: 2023年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福岡教育大学
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小学校教員の授業観察における認知に関する研究(1)
荻原文弘・両角達男
全国数学教育学会 第59回研究発表会 2023年12月 全国数学教育学会
開催年月日: 2023年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福岡教育大学
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日常的な事象の特徴を図形の性質から捉える数学的活動:四角形の性質を活用するよさを感得できる教材と教具の工夫
八神純一・両角達男
全国数学教育学会 第59回研究発表会 2023年12月 全国数学教育学会
開催年月日: 2023年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福岡教育大学
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乗法九九表にひそむ性質を見いだし文字式で説明する探究活動
両角達男・八神純一
日本数学教育学会 第56回秋期研究大会 2023年11月 日本数学教育学会
開催年月日: 2023年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:静岡大学
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現職教員と院生の授業観察における授業認知に関する比較研究
荻原文弘・両角達男
日本数学教育学会 第56回秋期研究大会 2023年11月 日本数学教育学会
開催年月日: 2023年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:静岡大学
学会誌・論文誌編集等 【 表示 / 非表示 】
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全国数学教育学会誌「数学教育学研究」
論文審査協力
2015年-現在 -
日本数学教育学会「秋期研究大会発表集録」
論文審査協力
2018年-現在 -
日本科学教育学会誌「科学教育研究」
論文審査協力
2021年-現在 -
日本数学教育学会誌「数学教育」
編集部 常任幹事
2011年-2020年
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 数学の高度教育研究方法論
大学院教育学研究科
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2024年度 数学の教材デザイン論と実践
大学院教育学研究科
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2024年度 数学の授業デザイン論と実践
大学院教育学研究科
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2024年度 卒業研究
教育学部
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2024年度 課題研究B(ゼミナール)
教育学部
担当経験のある授業科目(学外) 【 表示 / 非表示 】
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数学科教育法3,数学科教育法4
機関名:早稲田大学教育学部
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算数概論
機関名:聖心女子大学現代教養学部
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数学科教育法1,数学科教育法2,数学科教育法特論
機関名:東海大学理学部
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算数・数学授業デザイン論
機関名:宇都宮大学教職大学院
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実践的教材開発研究Ⅲ(算数)
機関名:常葉大学教職大学院
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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神奈川県数学教育研究会連合会
2015年05月 - 現在 事務局長
委員区分:その他
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川崎市総合教育センター 専門員
2014年04月 - 現在
委員区分:自治体
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全国数学教育学会
2023年07月 - 現在 理事
委員区分:学協会
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日本数学教育学会
2021年06月 - 現在 代議員
委員区分:学協会
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日本数学教育学会
2020年09月 - 現在 総務部 常任幹事
委員区分:学協会
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
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講演:「数の拡張」の学習指導で大切にしたいこと -「うまくいくのかな」や「そういうことか」の感覚-
役割:講師
横浜市小学校算数教育研究会 2024年3月
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横浜国立大学教育学部附属横浜小学校 2023年度教育研究集会
役割:助言・指導
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校 2023年12月
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新算数教育研究会 第47回セミナー
役割:助言・指導, 運営参加・支援
新算数教育研究会 2023年12月
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第78回 関東甲信静数学教育研究神奈川大会
役割:運営参加・支援, その他
関東甲信静数学教育研究会連合会・神奈川県数学教育研究会連合会 2023年11月
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横浜市立都田中学校 校内研究
役割:助言・指導
横浜市立都田中学校(横浜市教育委員会) 2023年11月
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2024年04月-現在大学院教育強化推進センター兼務 (全学委員会)
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2024年04月-現在教育学部代議員 (部局内委員会)
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2024年04月-現在高度教職実践専攻 教務部会部会長 (専攻内委員会)
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2023年04月-現在高大接続・全学教育推進センター兼務 (全学委員会)
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2023年04月-現在高度教職実践専攻 教務部会委員(兼務) (専攻内委員会)