長沼 武志 (ナガヌマ タケシ)

NAGANUMA Takeshi

所属組織

大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)

職名

准教授

研究キーワード

教科教育 、学校マネジメント

関連SDGs



代表的な業績 【 表示 / 非表示

  • 【論文】 フィードバック機能に基づく指導と評価を主軸とした理科授業デザインに関する事例的研究   2018年03月

    【論文】 セルフ・コンセプトの構築を促す理科授業デザインに関する事例的研究  2018年07月

    【論文】 学習における自律性支援に関する事例的研究  2018年03月

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(教育学) - 東京学芸大学

学内所属歴 【 表示 / 非表示

  • 2021年4月
    -
    現在

    専任   横浜国立大学   大学院教育学研究科   高度教職実践専攻(教職大学院)   准教授  

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 2010年4月
    -
    現在
     

    日本理科教育学会

  • 2014年4月
    -
    現在
     

    日本教科教育学会

  • 2015年4月
    -
    現在
     

    臨床教科教育学会

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学

  • 人文・社会 / 教育学

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • ロープモデルを視点としたセルフ・コンセプトの内実に関する研究

    共同研究  

    研究期間: 2019年4月 - 現在

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    理科授業における子どもの学びの内実を分析する視点として,ロープ・モデルに着目し,科学概念に関するセルフ・コンセプトが,学習を通してどのように構築されていくのかについて分析を図った。

  • 見通しと振り返りを通した自律的な学びを促す理科授業デザインに関する研究

    共同研究  

    研究期間: 2018年4月 - 2019年3月

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    自律性支援を通して,フィードバック機能を視点にした見通しと振り返りを促す授業デ ザインを構想し、授業実践を通してその有用性を分析した。

  • 小規模校における自律的な学びを具現化する足場はずしについての事例的研究研究

    共同研究  

    研究期間: 2017年4月 - 2018年3月

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    自律的な学びを具現化する足場はずしを意図して,自律性支援に基づく理科授業デザインを構想し,その有用性について分析した。

  • 理科学習におけるフィードバックの機能に関する研究

    共同研究  

    研究期間: 2015年4月 - 2018年3月

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    形成的アセスメントに基づくフィードバック機能について, 授業デザインを構想し、授業実践を分析した。フィードバック機能が科学概念構築に寄与することを検証した。

  • 理科学習における足場づくりと足場はずしの機能に関する研究

    共同研究  

    研究期間: 2015年4月 - 2017年3月

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    形成的アセスメントに基づく足場づくりと足場はずしを主軸とした理科授業デザインを構想し、授業デザインに基づいて実施した授業を分析し、有用性を検証した。

著書 【 表示 / 非表示

  • 理論と実践をつなぐ 理科教育学研究の展開

    長沼武志 他52名( 担当: 共著)

    東洋館出版社,pp112-117(全311)  2022年7月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

    自己調整学習の意義と基本的な考え方を踏まえ、対話による自己調整学習の「社会化」について論述した。具体的には、有能な他者によるアセスメントと足場づくりによって、自己調整学習が共同調整学習、共有された調整学習へと移行するプロセスについて、小学校第6学年「花のつくりとでき方」及び、小学校第6学年「ものの燃え方」を事例に内実を明らかにした。(共同執筆につき、本人はデータの収集と分析、論文の分担執筆を担った。担当箇所:第2章4節,「自己調整学習」)

  • 資質・能力の育成を目指した1人1台端末の活用

    北川晃、長沼武志、西村信吾、森要( 担当: 共著)

    日本視聴覚教育協会「教育研究」Vol.73,No.1,pp18-21  2022年1月 

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    総ページ数:46   担当ページ:18-21   記述言語:日本語 著書種別:その他

    GIGAスクール構想について、中学校の理科授業を事例に、目的に応じたアプリの活用方法について、授業実践に基づいて提案した。また、今後の展望として、Chromebookの利点を生かした授業づくりについて提案した。(共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集と入力、論文の執筆を担った。)

  • 自己調整的な理科学習のための授業デザイン~フィードバックの4つの機能とその効果~

    長沼武志( 担当: 単著)

    日本図書文化協会,『指導と評価』第66巻,12月号,pp27-29  2020年12月 

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    総ページ数:27-29   記述言語:日本語 著書種別:その他

    学力形成に係り、フィードバックが機能する4つのレベルに対する足場づくりと足場はずしによる授業デザインを構想し,子どもが自己調整的に問題解決する中で、科学概念をいかに構築するか、その具体について実践報告をした。

  • 対話の階層性に着目して,入れ子構造を軸とした評価と指導に基づいて,思考と表現の充実を図る-5年生「ものの溶け方」の学習から-

    長沼武志( 担当: 単著)

    不昧堂出版,『教育研究』第73巻,第1号,pp56-59  2018年1月 

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    担当ページ:56-59   記述言語:日本語 著書種別:その他

    対話を通した科学概念の構築過程において,入れ子構造を軸に子どもの思考・表現を評価し,状況に応じて指導することで思考と表現の充実が図られることを検証した。

  • 形成的アセスメントを基軸としたフィードバックによる自己調整的な理科授業デザインの構想

    長沼武志,渡辺理文,小川泰明( 担当: 共著)

    東洋館出版社,『理科の教育』Vol.65,No.767 ,pp52-53  2016年6月 

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    担当ページ:52-53   記述言語:日本語 著書種別:その他

    フィードバックが機能する4つのレベルに対して,子どもの学習状況を踏まえた足場づくりを実施することで,子どもが徐々に自己調整的に学ぶようになることを明らかにした。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担い、論文の主たる執筆者であった。)

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学位論文 【 表示 / 非表示

  • 学習における自律性を育む理科授業デザインに関する研究

    長沼武志

    2017年3月

    学位論文(博士)   単著  

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    学習における自律性を育むための足場づくりと足場はずしの効果について、検討した。具体的には,タスクレベル、プロセスレベル、自己調整レベル、自己レベルの4つのフィードバック機能を視点に、形成的アセスメントによる状況把握と足場づくりと足場はずしによる自律性支援を行う授業デザインを構想した。分析の結果として,学習状況に応じた足場づくりから足場はずしへの移行が,自律性の育成に寄与することが明らかとなった。

  • 生活概念から科学概念への移行の分析

    長沼武志

    2011年3月

    学位論文(修士)   単著  

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    生活概念から科学概念への移行を促す教授活動として,発達の最近接領域の見極めによる足場づくりとして、コミュニケーションの場を設定とイメージを活用する授業デザインを構想し、その効果について検証した。

論文 【 表示 / 非表示

  • 自己調整学習におけるメタ認知の内実に関する事例的研究

    長沼武志, 森本信也

    横浜国立大学教育学部紀要 Ⅰ   第06集   211 - 223   2023年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)   共著  

    自己調整学習におけるメタ認知に係る事例的研究に取り組んだ。メタ認知の内実であるメタ認知的知識に4つのフィードバック機能を位置づけ、子どものメタ認知的活動について分析を行った。結果として、子どもは、内面化したフィードバック機能に基づき、学習状況のモニタリングとコントロールを行いながら、問題解決を図ることが明らかとなった。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担い,論文の主たる執筆者であった。)

  • 高等学校における授業改善を目的とした実践共同体のマネジメントに係る事例的研究

    薬師弘、長沼武志

    教育デザイン研究   ( 14 )   30 - 39   2023年1月  [査読有り]

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)   共著  

    高等学校における授業改善を目的とした実践共同体のマネジメントについて事例的研究に取り組んだ。実践共同体に参加する過程において,参加メンバーが反省的実践を繰り返すことにより,授業改善が促進されることが明らかとなった。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担った。)

  • ロープ・モデルを視点としたセルフ・コンセプトの内実に係る事例的研究

    長沼武志, 森本信也

    教育デザイン研究   13 ( 1 )   118 - 123   2022年1月  [査読有り]

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著  

    学力形成に係るセルフ・コンセプトについて、ロープ・モデルを軸に授業実践や振り返りの記録を分析する事例的研究に取り組んだ。結果として、ロープ・モデルで示される学習動機、学習に関わる信念、学習方略の選択の観点から、学習者の保持するセルフ・コンセプトの内実を検証できることが明らかとなった。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担い,論文の主たる執筆者であった。)

  • 神奈川県内自治体との連携による非常勤講師等研修の実践と評価(事例研究)

    松原雅俊, 藤原寿幸, 長沼武志, 名執宗彦

    教育デザイン研究   13 ( 1 )   124 - 134   2022年1月  [査読有り]

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著  

    神奈川県の非常勤講師等研修会について、学級経営、授業デザイン研究、特別支援教育の観点から総合的に研修を行うことにより、教員としての資質・能力の育成が効果的に図られることが明らかとなった。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担い,論文の執筆者であった。)

  • フィードバック機能を軸とした自己調整学習の移行に伴う「社会化」に関する事例的研究

    長沼武志,森本信也

    日本理科教育学会理科教育学研究   60 ( 2 )   1 - 10   2019年12月  [査読有り]

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本理科教育学会   共著  

    フィードバック機能を軸とした自己調整学習から共同調整学習,共有された調整学習への移行にともなう「社会化」の内実についての事例的研究を行った。学習者が内面化したフィードバック機能に基づき他者の学習状況をアセスメントできるようになることで、自己調整学習の「社会化」が促進されることが明らかとなった。
    (共同研究につき本人担当分抽出不可能。本人はデータの収集のための計画立案と分析を担い,論文の主たる執筆者であった。)

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本理科教育学会研究奨励賞

    2019年09月   日本理科教育学会  

    受賞者:長沼武志

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • リーダーシップに係るセルフ・コンセプトが科学概念の構築に与える影響

    研究課題/領域番号:2 3 K 1 2 7 6   2023年4月 - 2026年3月

    若手研究

    代表者:長沼 武志

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    担当区分:研究代表者 

    自分自身に係る概念であるセルフ・コンセプトの学力に係る側面に注目し、学習において他者に影響力を及ぼすリーダーシップの視点から、セルフ・コンセプトを拡張して捉え,理科授業における科学概念の社会的構築にどのように寄与するのかについて、その内実を明らかにする。

その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示

  • 「シングルボードコンピュータを用いた段階的なプログラミング教育の研修コンテンツ」 「特別支援教育に係る研修コンテンツ」 「外国人児童生徒への対応に係るオンライン研修コンテンツ」

    2023年6月 - 2024年3月

    文部科学省  教員講習開設 事業費等補助金

    代表者:長沼 武志

  • ロープ・モデルを視点としたセルフ・コンセプトの内実に関する研究

    2019年4月 - 2020年3月

    科学技術振興機構  科学研究費(奨励研究)

  • 小規模化における自律的な学びを具現化する足場はずしについての事例的研究

    2017年4月 - 2018年3月

    科学技術振興機構  科学研究費(奨励研究)

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 科学概念の社会的構築に係る事例的研究 リーダーシップの育成が対話に及ぼす影響

    長沼武志

    第72回日本理科教育学会全国大会  2022年9月  日本理科教育学会

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:北海道教育大学  

    リーダーシップの育成に係り分析した理科授業実践に基づき、学習者におけるリーダーシップの自覚化の重要性について発表した。

  • 理科授業におけるセルフ・コンセプトに係る事例的研究 ~教科を横断して影響するセルフ・コンセプトの内実~

    長沼武志、森本信也

    第71回日本理科教育学会全国大会  2021年9月  日本理科教育学会

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    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:群馬大学  

    教科横断的に影響すると考えられるセルフ・コンセプトの内実と質的拡大に関して,動機づけを高める4つの活動の場とセルフ・コンセプトの構築の関連について、発表した。

  • ロープモデルを視点としたセルフ・コンセプトの構築を促す理科授業デザインに関する事例的研究

    長沼武志、森本信也

    第58回日本理科教育学会関東支部大会  2019年12月  日本理科教育学会

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    開催年月日: 2019年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:山梨大学  

    科学概念に関わるセルフ・コンセプトの構築に関して、動機づけを高める4つの活動の場が、セルフ・コンセプトの構築に寄与することについて発表した。

  • 理科授業をデザインする理論に関する考察(3)ーロープモデルを視点としたセルフ・コンセプトの構築ー

    長沼武志、森本信也

    第69回日本理科教育学会全国大会  2019年9月  日本理科教育学会

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    開催年月日: 2019年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:静岡大学  

    科学科学概念に係るセルフ・コンセプトの構築について、ロープ・モデルを視点にセルフ・コンセプトの内実を検討し発表した。

  • 子どもの振り返りにより進める理科授業デザイン(2) -ロープモデルを視点としたセルフ・コンセプトの内実に関する研究-

    長沼武志、森本信也

    第57回日本理科教育学会関東支部大会  2018年8月  日本理科教育学会

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    開催年月日: 2018年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:宇都宮大学  

    科学概念に係るセルフ・コンセプトの構築について、自己効力感が高くても、他者に認められない場合は、自己制御が働き、発言しないなどのセルフ・ハンディキャップを選択することについて発表した。

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2023年度   学校教育最前線

    教養教育科目

  • 2023年度   授業デザインの理論と実践

    大学院教育学研究科

  • 2023年度   「資質・能力」育成のための理論と実践

    大学院教育学研究科

  • 2023年度   レッスンスタディーとアクションリサーチ

    大学院教育学研究科

  • 2023年度   行政研修の企画・運営

    大学院教育学研究科

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その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2021年
    -
    現在
    非常勤講師等研修会「授業作りについて」   (教育方法・実践に関する発表、講演)

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    神奈川県の非常勤講師等を対象とした研修において、授業づくりについての講義を行った。資質・能力の育成に向けた主体的・対話的で深い学びの意義について、実践事例を提示しながら解説した。

  • 2021年
    -
    現在
    長期研修員を対象とした研究相談   (実務の経験を有する者についての特記事項)

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    神奈川県立総合教育センター長期研修員を対象とした研究相談として、授業デザインに係る支援を行った。

  • 2019年04月
    -
    2020年12月
    三浦らしい教育の取組についての講義(海洋教育について)   (教育方法・実践に関する発表、講演)

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    関東学院大学法学部の学生に対して,特色ある地域の教育として、三浦市が推進している海洋教育推進事業について,資質・能力の育成の視点から紹介した。(計2回)