所属組織 |
大学院工学研究院 機能の創生部門 |
職名 |
准教授 |
生年 |
1988年 |
研究キーワード |
高分子化学、電解合成、電極触媒、有機化学 |
メールアドレス |
|
ホームページ |
|
YNU研究拠点 |
|
関連SDGs |
信田 尚毅 (シダ ナオキ)
SHIDA Naoki
|
代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
-
【論文】 Diastereoselective Electrocatalytic Hydrogenation of Cyclic Ketones Using a Proton-Exchange Membrane Reactor: A Step toward the Electrification of Fine-Chemical Production(ACS Energy Letters) 2023年01月
【論文】 Electrosynthesis in Laminar Flow Using a Flow Microreactor 2021年03月
【論文】 Bipolar Electrochemistry: A Powerful Tool for Electrifying Functional Material Synthesis 2019年09月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
-
【論文】 Diastereoselective Electrocatalytic Hydrogenation of Cyclic Ketones Using a Proton-Exchange Membrane Reactor: A Step toward the Electrification of Fine-Chemical Production(ACS Energy Letters) 2023年01月
【論文】 Electrosynthesis in Laminar Flow Using a Flow Microreactor 2021年03月
【論文】 Redox chemistry of π-extended tellurophenes 2019年12月
【論文】 Bipolar Electrochemistry: A Powerful Tool for Electrifying Functional Material Synthesis 2019年09月
学歴 【 表示 / 非表示 】
-
2013年4月-2016年3月
東京工業大学 総合理学研究科 物質電子化学専攻 博士課程 修了
-
2011年4月-2013年3月
東京工業大学 総合理学研究科 物質電子化学専攻 修士課程(博士前期課程) 修了
-
2007年4月-2011年3月
横浜国立大学 工学部 物質工学科 卒業
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
-
2024年2月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授
-
2020年10月-2024年1月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助教
-
2024年2月-現在
併任 横浜国立大学 先端科学高等研究院 准教授
-
2021年10月-2024年1月
併任 横浜国立大学 先端科学高等研究院 助教
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
-
2018年11月-2020年9月
東京工業大学 物質理工学院 特任助教
-
2018年4月-2018年10月
東京農工大学 日本学術振興会特別研究員
-
2016年10月-2018年4月
カリフォルニア工科大学 日本学術振興会特別研究員
-
2016年4月-2016年10月
東京農工大学 日本学術振興会特別研究員
-
2015年7月-2015年8月
トロント大学 日本学術振興会特別研究員
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
-
2023年4月-現在
The Electrochemical Society
-
2020年1月-現在
-
2019年8月-現在
-
2019年3月-現在
-
2018年12月-現在
著書 【 表示 / 非表示 】
-
Organic Redox Chemistry: Chemical, Photochemical and Electrochemical Syntheses
Naoki Shida, Shinsuke Inagi( 担当: 共著 , 範囲: Chapter 6: Electrochemical Redox-Mediated Polymer Synthesis)
Wiley 2022年3月 ( ISBN:978-3-527-34487-1 )
総ページ数:256 担当ページ:153-170 記述言語:英語 著書種別:学術書
-
稲木信介,ビラニエレナ,信田尚毅( 担当: 共著 , 範囲: 第27章 バイポーラ電解)
シーエムシー出版 2021年11月 ( ISBN:978-4-7813-1626-0 )
総ページ数:340 担当ページ:332-340 記述言語:日本語 著書種別:学術書
-
跡部真人,信田尚毅 ( 担当: 共著 , 範囲: 第25章 フローリアクターを用いる有機電解合成)
シーエムシー出版 2021年11月 ( ISBN:978-4-7813-1626-0 )
総ページ数:340 担当ページ:309-318 記述言語:日本語 著書種別:学術書
-
稲木信介,信田尚毅( 担当: 共著 , 範囲: 第16章 高分子電解反応)
シーエムシー出版 2021年11月 ( ISBN:978-4-7813-1626-0 )
総ページ数:340 担当ページ:227-238 記述言語:日本語 著書種別:学術書
-
淵上寿雄,稲木信介,信田尚毅( 担当: 共著 , 範囲: 第10章 有機化合物の選択的電解フッ素化)
シーエムシー出版 2021年11月 ( ISBN:978-4-7813-1626-0 )
総ページ数:340 担当ページ:149-165 記述言語:日本語 著書種別:学術書
論文 【 表示 / 非表示 】
-
Biphasic Electrosynthesis of 2-Isoxazol(in)e-3-carboxylates: Reaction Optimization from Milligram to Hectogram Scale
Yuto Nakamura, Martin Linden, Johannes Winter, Silja Hofmann, Naoki Shida, Mahito Atobe, Siegfried … 全著者表示
Yuto Nakamura, Martin Linden, Johannes Winter, Silja Hofmann, Naoki Shida, Mahito Atobe, Siegfried R. Waldvogel 閉じる
ACS Sustainable Chemistry & Engineering 12 ( 30 ) 11369 - 11376 2024年7月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
-
Electrocatalytic hydrogenation of cyanoarenes, nitroarenes, quinolines, and pyridines under mild conditions with a proton-exchange membrane reactor
Koichi Mitsudo, Atsushi Osaki, Haruka Inoue, Eisuke Sato, Naoki Shida, Mahito Atobe and Seiji Suga
Beilstein Journal of Organic Chemistry 20 1560 - 1571 2024年7月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
-
Electrocatalytic Oxidation of Primary Alcohols at the Triple-Phase Boundary in an Anion-Exchange Membrane Reactor with Nickel, Cobalt, and Iron Catalysts
Yuka Furutani, Yugo Shimizu, Juri Harada, Yusuke Muto, Akizumi Yonezawa, Shoji Iguchi, Naoki Shida, … 全著者表示
Yuka Furutani, Yugo Shimizu, Juri Harada, Yusuke Muto, Akizumi Yonezawa, Shoji Iguchi, Naoki Shida, Mahito Atobe 閉じる
ACS Catalysis 14 ( 11 ) 8922 - 8929 2024年5月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
-
Organic electrosynthetic processes using solid polymer electrolyte reactor
Atobe, M; Shida, N
CURRENT OPINION IN ELECTROCHEMISTRY 44 2024年4月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
-
Okamoto, K; Shida, N; Atobe, M
Beilstein Journal of Organic Chemistry 20 264 - 271 2024年2月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 共著
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
-
注目の論文:電気と光でC-H機能化
信田尚毅
月刊化学 76 ( 8 ) 2021年7月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
-
固体高分子電解質電解技術が拓く新たな有機電解合成プロセス
跡部真人、深澤篤、信田 尚毅
触媒 63 ( 3 ) 148 2021年6月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著
-
跡部真人, 越野美春, 白石幸秀, 信田尚毅
化学工学 84 ( 4 ) 236 - 238 2021年3月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:公益社団法人 化学工学会 共著
-
ChemInform Abstract: Synthesis of Fluorinated Triazole and Isoxazole Derivatives by Electrochemical Fluorination.
Shunsuke Kuribayashi and Naoki Shida and Shinsuke Inagi and Toshio Fuchigami
ChemInform 47 ( 51 ) 2016年 [査読有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 出版者・発行元:Wiley-Blackwell 共著
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
-
環状アミンの製造装置及び環状アミンの製造方法
跡部真人、信田尚毅、清水勇吾
出願番号:PCT/JP2023/ 29644 出願日:2023年8月16日
-
フェニルプロパノイドの2官能基化モノマー、ポリマー、フェニルプロパ ノイドの2官能基化モノマーの製造方法、ポリマーの製造方法、及び、ビスフェノールの 製造方法
信田尚毅、跡部真人、瀬古達矢、長屋亮
出願番号:特願2023-097213 出願日:2023年6月13日
-
環状アミンの製造装置及び環状アミンの製造方法
跡部真人、信田尚毅、清水勇吾
出願番号:特願2022-134327 出願日:2022年8月25日
受賞 【 表示 / 非表示 】
-
令和5年度 横浜国立大学優秀研究者賞 奨励賞
2024年03月 国立大学法人 横浜国立大学
受賞者:信田尚毅
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
電気化学的に生じる典型元素ラジカルカチオンを鍵としたグリーン触媒反応
研究課題/領域番号:23H04916 2023年4月 - 2028年3月
科学研究費補助金 学術変革領域研究(A)
代表者:信田尚毅
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
-
グリーン物質合成を志向した超原子価化合物を利用する電極メディエータ系の開発
2022年4月 - 2026年3月
基盤研究(B)
代表者:信田尚毅
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
-
糖化学の新展開のための非平衡カルボカチオン化学のネットワーク構築
2020年10月 - 2026年3月
科学研究費補助金 国際共同研究強化(B)
代表者:永木愛一郎
資金種別:競争的資金
本国際共同研究では、申請者らの有するフローマイクロ合成技術と、仏ポワティエ大学のThibaudeau教授の開発した超強酸技術とを融合させ「超強酸フロー技術」の構築を行う。超強酸フロー技術は、超強酸によって非平衡発生させた不安定カチオン種を、フローマイクロリアクターによって観測し合成利用する技術であり、超不安定カチオン種の発生、観測および合成利用が可能となる世界初の画期的な方法論となる。さらに電解酸化およびLewis酸といった他のカチオン発生法についてもフローマイクロ技術との融合を図ることで、グリコシルカチオンなど超不安定カチオン種の非平衡発生手法を体系化し、糖鎖化学への新たな展開が期待される。
-
配位化学的視点に基づくチオフェン類のレドックス挙動の理解と機能性分子デザイン
2020年4月 - 2022年3月
科学研究費補助金 若手研究
代表者:信田尚毅
資金種別:競争的資金
チオフェンは、硫黄と炭素からなる芳香族化合物であり、有機系材料をデザインする上で汎用されるビルディングブロックである。チオフェン環は一般に電子豊富であり、電子を奪われる反応、すなわち酸化反応を受けやすい。チオフェンの酸化を利用した高分子合成、有機合成はこれまでに数多く報告されており、またデバイス機能の鍵過程にチオフェン骨格の酸化還元が関与することも多々ある。
本研究は、チオフェンの酸化という非常にありふれた現象において、周辺に存在する分子が非常に大きな影響を与えるという独自の仮説を検証し、またそのような新たな視座に基づくことで新たな機能性有機材料の創出を目指す。 -
フルオロアルコール集積化戦略に基づく機能性分子・高分子材料創成
2019年8月 - 2021年3月
科学研究費補助金 研究活動スタート支援
代表者:信田尚毅
資金種別:競争的資金
化学反応においてある分子を異なる分子に変換する際、エネルギー的に不安定な中間体を経る。その安定性を制御することは、目的の化学反応を進める上で極めて重要である。本研究は、酸化反応における重要な中間体であるラジカルカチオンを、フルオロアルコール集積化分子を用いて積極的に安定化することを目指す。一般にフルオロアルコール類はラジカルカチオンを安定化することが知られているが、その詳細なメカニズムや、フルオロアルコールを複数個導入(集積化)させることによる効果は報告されておらず、本研究を通して知見を獲得する。本研究を通じ、ラジカルカチオン安定化のための新手法を提案し、新たな化学反応の開拓に貢献する。
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
-
植物由来成分をモノマーとする分解可能な高分子材料の創出
2023年4月 - 2024年3月
民間財団等 2023年度 研究助成
-
グリーンで安全な酸化反応を実現する電極メディエータの開発
2023年4月 - 2024年3月
民間財団等 2023年度 笹川科学研究助成 学術研究部門
-
パイオマス由来原料を用いた高分子材料の合成と分解
2023年4月 - 2024年3月
民間財団等 スタートアップ助成
-
フロー電解合成を利用した少量多検体自動合成装置の実現に資する基盤技 術の確立
2023年4月 - 2024年3月
民間財団等 加藤科学振興会研究助成
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
アニオン交換膜(AEM)型リアクターを用いた含窒素芳香族化合物の電解水素化反応と in-situ XAFSおよびFTIRによる機構解析
原田珠里、清水勇吾、米澤明純、野村淳子、信田尚毅、跡部真人
電気化学会第 91回大会 電気化学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋大学
-
電解液と電極触媒の合理的設計に基づく 有機電解反応系の開拓
信田尚毅 [招待有り]
日本化学会第104春季年会 日本化学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:日本大学船橋キャンパス
-
AEM型リアクターを用いた含窒素芳香族化合物の電解還元水素化
信田尚毅 [招待有り]
日本化学会第104春季年会 日本化学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:日本大学船橋キャンパス
-
π拡張構造を有するブロモアレーン電極メディエータを用いた分子内C-N結合生成とその速度論的解析
平間暁月、吉永昌平、信田尚毅、跡部真人
日本化学会第104春季年会 日本化学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本大学船橋キャンパス
-
電気化学的炭素挿入に基づく多置換芳香環の構築
信田尚毅、森本達也、今野祐希、跡部真人
日本化学会第104春季年会 日本化学会
開催年月日: 2024年3月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本大学船橋キャンパス
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
-
2024年度 有機化学II
理工学部 化学・生命系学科
-
2024年度 エネルギー化学演習BF
大学院理工学府
-
2024年度 エネルギー化学演習BS
大学院理工学府
委員歴 【 表示 / 非表示 】
-
公益社団法人 電気化学会
2023年03月 - 現在 電気化学誌 編集委員
委員区分:学協会
-
有機電子移動化学研究会
2019年03月 - 現在 幹事
委員区分:学協会
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
-
Interview article for Triple-Phase Boundary in Anion-Exchange Membrane Reactor Enables Selective Electrosynthesis of Aldehyde from Primary Alcohol
役割:取材協力, 情報提供
Wiley ChemSusChem 2021年11月
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
-
Bipolar order: A straightforward technique to have more control over organic thin films
American Association for the Advancement of Science (AAAS) EurekAleret! 2021年5月