所属組織 |
大学院工学研究院 機能の創生部門 |
職名 |
准教授 |
生年 |
1973年 |
研究キーワード |
フォトクロミズム、液晶、光化学、高分子、薄膜 |
メールアドレス |
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ホームページ |
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関連SDGs |
生方 俊 (ウブカタ タカシ)
UBUKATA Takashi
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代表的な業績 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 Surface relief gratings in host-guest supramolecular materials 2000年12月
【論文】 Soft crosslinkable azo polymer for rapid surface relief formation and persistent fixation 2001年10月
【論文】 Structurally Versatile Novel Photochromic Bisarylindenone and Its Acetal: Achievement of Large Cyclization Quantum Yield 2009年08月
直近の代表的な業績 (過去5年) 【 表示 / 非表示 】
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【論文】 A chiral photoswitch based on enantiospecific interconversion between binaphthyl and helicenoid skeletons(Chem. Commun.) 2024年04月
【論文】 Ion valence‑gated photochromism of an aza‑crowned diarylethene(Photochem Photobiol Sci .) 2024年04月
【論文】 UV-Vis Higher-Order Derivative Spectra Disclose the Involvement of Two Processes in the Solid-State 4+4 Photocycloaddition of an Amorphous Bisanthracene(Bulletin of the Chemical Society of Japan) 2022年06月
【論文】 Unconventional Approaches to Light-Promoted Dynamic Surface Morphing on Polymer Films 2022年01月
【論文】 Chiral, Thermally Irreversible and Quasi‐Stealth Photochromic Dopant to Control Selective Reflection Wavelength of Cholesteric Liquid Crystal 2020年05月
学歴 【 表示 / 非表示 】
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-2001年
東京工業大学 総合理工学研究科 物質科学創造専攻 博士課程 修了
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-1996年
東京工業大学 生命理工学部 生体分子工学科 卒業
学内所属歴 【 表示 / 非表示 】
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2012年12月-現在
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授
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2008年4月-2012年11月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助教
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2007年4月-2008年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 特別研究教員
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2004年4月-2007年3月
専任 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 助手
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2018年4月-現在
併任 横浜国立大学 大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 准教授
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2001年4月-2004年3月
独立行政法人理化学研究所 フロンティア研究システム時空間機能材料研究グループ局所時空間機能研究チーム 基礎科学特別研究員
著書 【 表示 / 非表示 】
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横山 泰, 石原 晋次, 生方 俊, 川村 出( 担当: 分担執筆)
東京化学同人 2022年2月 ( ISBN:9784807909735 )
総ページ数:194 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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光機能性有機・高分子材料における新たな息吹
生方 俊( 担当: 分担執筆 , 範囲: ビスアントラセン薄膜の光誘起表面レリーフ)
シーエムシー出版 2019年4月 ( ISBN:978-4-7813-1414-3 )
総ページ数:333 担当ページ:148-154 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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刺激応答性高分子ハンドブック
生方 俊( 担当: 分担執筆 , 範囲: 光誘起表面レリーフ形成材料の設計)
(株)エヌ・ティー・エス 2018年12月 ( ISBN:97848604356 )
総ページ数:864 担当ページ:528-539 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Stimuli-Responsive Interfaces - Fabrication and Application
T. Kawai, M. Hashizume,T. Ubukata, 他31名( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 第16章)
Springer Singapore 2016年11月 ( ISBN:978-981-10-24 )
記述言語:英語 著書種別:学術書
刺激応答性界面の例として,光に応答して物質移動に基づき表面形状を変形させる有機薄膜についてまとめた。
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Molecular Switches, Volume 1, Second Edition
Yasushi Yokoyama, Tsuyoshi Gushiken, Takashi Ubukata( 担当: 共著 , 範囲: Fulgides and Related Compounds)
Wiley-VCH 2011年7月 ( ISBN:9783527313655 )
総ページ数:792 担当ページ:81-95 記述言語:英語 著書種別:学術書
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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アゾベンゼン高分子と液晶とのナノハイブリッド膜
生方 俊
2001年3月
学位論文(博士) 単著
東京工業大学 総合理工学研究科
複合材料はそれぞれの構成成分の長所を併せ持つだけでなく,それ以上の機能を生む可能性を持つ。本研究では光機能性高分子と液晶分子との分子レベルでの複合体材料に着目し,その二次元的な単分子膜から三次元的な多層LB膜,スピンコート膜と多階層にわたる特性評価を行った。光機能性高分子としてはアゾベンゼンを側鎖に有する高分子を用いた。アゾベンゼンは,光や熱によって棒状のトランス体と屈曲状シス体の間で可逆的な異性化反応を誘起し,動的光機能性部位として作用する。液晶は,流動的でありながら,長距離の分子配向秩序性を有する特徴的な場を提供する。本研究では,これらのナノハイブリッド膜で発現する固有な現象を明らかにし,新規な光機能性材料としての提案を行った。 -
LB法によるコマンドサーフェス界面モデルの構築と光応答特性
生方 俊
1998年3月
学位論文(修士) 単著
東京工業大学 総合理工学研究科
基板表面の一分子層のフォトクロミック反応で数µm厚のネマチック液晶層の分子配向変化を誘起できる (コマンドサーフェス) 。この現象の本質的理解のために,コマンドサーフェス/液晶層界面のモデル系を構築し,その光応答特性を検討した。側鎖にアゾベンゼンの有する両親媒性高分子と液晶分子の水面混合膜からのLB膜作製をし,その構造評価を行った。紫外および可視光に対する光応答特性について紫外可視および赤外分光法を用いて検討を行い,アゾベンゼン分子の光応答による分子協調的な液晶分子の配向変化について明らかにした。
論文 【 表示 / 非表示 】
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A chiral photoswitch based on enantiospecific interconversion between binaphthyl and helicenoid skeletons
Tetsuya Nakagawa, Ryuji Kato, Yuichi Iiyoshi, Masaki Furuya, Tomoki Kitano, Ryo Nakamura, Yasushi Y … 全著者表示
Tetsuya Nakagawa, Ryuji Kato, Yuichi Iiyoshi, Masaki Furuya, Tomoki Kitano, Ryo Nakamura, Yasushi Yokoyama, Takashi Ubukata 閉じる
Chem. Commun. 60 ( 39 ) 5149 - 5152 2024年4月 [査読有り] [招待有り]
担当区分:最終著者, 責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Ion valence‑gated photochromism of an aza‑crowned diarylethene
Ayaka Takeguchi, Azusa Kikuchi, Kazuhide Ueno, Shinji Ishihara, Aki Nitta, Tetsuya Nakagawa, Takash … 全著者表示
Ayaka Takeguchi, Azusa Kikuchi, Kazuhide Ueno, Shinji Ishihara, Aki Nitta, Tetsuya Nakagawa, Takashi Ubukata, Yasushi Yokoyama 閉じる
Photochem Photobiol Sci . 23 ( 1 ) 133 - 151 2024年1月 [査読有り] [招待有り]
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Surface Treatment of Polyimide using Solid-source H2O Plasma for Fabrication of Ge Electrode
Mie Tohnishi, Mina Sato, Akihiro Matsutani, Takashi Ubukata, and Sachiko Matsushita
Sens. Mater. 35 ( 4 ) 1023 - 1033 2023年3月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 単著
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Fluorescent Hydrogel Based on Self-assembling Acridonylalanine-phenylalanine
Araki Yuzuha, Shirakata Hiroki, Nakagawa Tetsuya, Ubukata Takashi, Yokoyama Yasushi, Kawamura Izuru
Chemistry Letters 51 ( 7 ) 687 - 689 2022年7月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本化学会 共著
<p>A new dipeptide with an acridone chromophore, namely 2-acridonylalanine-phenylalanine (AAP) was synthesized, and a fluorescent hydrogel was produced under physiological pH conditions by the AAP self-assembly process. The hydrogel exhibited a blue emission and reasonable thermoresponsiveness. Therefore, dipeptides containing an acridone side chain of the first residue were found to be effective hydrogelators.</p>
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UV-Vis Higher-Order Derivative Spectra Disclose the Involvement of Two Processes in the Solid-State 4+4 Photocycloaddition of an Amorphous Bisanthracene
Ichimura Kunihiro, Sonoda Taishi, Ubukata Takashi
Bulletin of the Chemical Society of Japan 95 ( 6 ) 935 - 941 2022年6月 [査読有り]
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本化学会 共著
<p>UV-induced solid-state oligomerization of an amorphous bisanthracene in films was determined by UV-Vis even-order derivative spectra to reveal the involvement of fast and slow photocycloaddition processes due to the difference in the level of π,π-interactions and the marked enhancement of the photoreaction above glass transition temperature.</p>
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
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光刺激による有機薄膜表面のレリーフ形成
生方 俊
化学と教育 68 ( 11 ) 486 - 489 2020年11月 [依頼有り]
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本化学会 単著
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横浜国立大学大学院 工学研究院 生方研究室
生方 俊
液晶 22 ( 4 ) 256 - 256 2018年10月
記述言語:日本語 掲載種別:その他 出版者・発行元:日本液晶学会 単著
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Reversible Photopatterning of Polystyrene Film
生方俊,守屋雄介,横山泰
高分子 62 ( 8 ) 429 2013年8月
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 共著
ホットトピックスとしてポリスチレン薄膜においてパターン露光と加熱によって,可逆的に表面レリーフ構造を形成させることができることを紹介した。
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フォトクロミック化合物の光誘起物質移動現象
光化学 40 ( 2 ) 85 - 88 2009年8月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 単著
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Reversible Phototriggered Micromanufacturing Using Amorphous Photoresponsive Molecular Film
高分子 58 ( 6 ) 383 2009年6月
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 単著
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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光記録媒体用組成物および記録/表示媒体
横山泰・生方俊・斎藤雅子
出願人:株式会社ADEKA
出願番号:2007-06005 出願日:2007年3月
公開番号:2008-224834
出願国:国内
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フォトクロミック化合物
横山泰・生方俊・具志堅剛史
出願人:横浜国立大学 シェブロン ユー.エス.エー.インコーポレイテッド
出願番号:2006-063829 出願日:2006年3月
公開番号:2009-046393
出願国:国内
紫外光照射により迅速に着色し、紫外線を止めた後、熱を加えることによって、迅速に消色するフォトクロミック化合物およびその製造方法を提供する。
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感光性組成物及びパターン形成方法
生方俊・高橋幸司・横山泰
出願番号:2005-65616 出願日:2005年3月
出願国:国内
光照射によって現像を経ずにパターン形成が可能な新規の感光性組成物及びパターン形成方法を提供する。
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感光性組成物、高分子構造物およびパターン形成方法
生方俊・原正彦・関隆広・浅見晴洋・神谷格
出願人:理化学研究所・財団法人理工学振興会・三菱化学株式会社
出願番号:2002-134313 出願日:2003年11月
公開番号:2003-332199 公開日:2002年5月
出願国:国内
現像工程を行うことなく、比較的低い露光量でパターンを形成することが可能な感光性組成物を提供すること。
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発振波長可変の有機分布帰還型レーザ
生方俊・礒島隆史
出願人:理化学研究所
出願番号:2003-343191 出願日:2003年10月
出願国:国内
光誘起物質移動材料の回折格子形成特性を利用して高性能な有機分布帰還型レーザを創製することを目的とする。更に、回折格子を消去・再書込み可能であるというアゾベンゼン高分子の特長を利用して、発振波長可変の有機分布帰還型レーザを実現することを目的とする。
受賞 【 表示 / 非表示 】
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Outstanding Reviewer for Materials Chemistry Frontiers in 2021
2022年03月 ROYAL SOCIETY OF CHEMISTRY
受賞者:Takashi Ubukata -
Polymer Journal-日本ゼオン賞
2013年05月 高分子学会
受賞者:生方 俊 -
平成19年度高分子研究奨励賞
2008年05月
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日本液晶学会論文賞B
2005年09月
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Poster Award for Young Researcher
2004年11月
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
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台風・豪雨等の極端気象を抑制する海面からの蒸発抑制技術の開発
2024年4月 - 2025年3月
科学技術振興機構
代表者:澤田 洋平
担当区分:研究分担者
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台風・豪雨等の極端気象を抑制する海面からの蒸発抑制技術の開発
2023年12月 - 2025年3月
科学技術振興機構
代表者:筆保 弘徳
担当区分:研究分担者
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2024年度 光機能材料
大学院理工学府
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2024年度 材料有機化学
都市科学部
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2024年度 分析化学ⅡA
理工学部
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2024年度 化学EP基礎実験
理工学部
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2024年度 機能有機化学
理工学部
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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フォトニクスポリマー研究会
2020年04月 - 現在 運営委員
委員区分:学協会
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高分子学会関東支部神奈川地区
2018年07月 - 現在 幹事
委員区分:学協会
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高分子論文集編集委員会
2016年06月 - 2020年5月 高分子論文集編集委員会委員
委員区分:学協会
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高分子学会関東支部湘北地区
2014年06月 - 2018年5月 幹事副代表
委員区分:学協会
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高分子学会関東支部
2014年06月 - 2018年5月 常任幹事
委員区分:学協会