所属組織 |
大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 |
職名 |
准教授 |
メールアドレス |
|
学歴 【 表示 / 非表示 】
-
2015年4月-2018年3月
東京大学 工学系研究科 都市工学専攻 博士課程 修了
-
2010年4月-2012年3月
東京大学 工学系研究科 都市工学専攻 修士課程(博士前期課程) 修了
-
2006年4月-2010年3月
筑波大学 第三学群社会工学類 (都市計画主専攻) 卒業
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
-
2021年4月-2022年9月
東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教
-
2019年4月-2021年3月
神戸芸術工科大学 環境デザイン学科 助教
-
2012年4月-2015年5月
株式会社 久米設計 一般社員
著書 【 表示 / 非表示 】
-
都市を学ぶ人のためのキーワード事典 : これからを見通すテーマ24
饗庭 伸 , 矢吹 剣一 ( 担当: 共著)
学芸出版社 2023年 ( ISBN:9784761528706 )
記述言語:日本語 著書種別:学術書
論文 【 表示 / 非表示 】
-
後藤 智香子, 矢吹 剣一, 樋野 公宏, 小泉 秀樹
都市計画報告集 23 ( 2 ) 192 2024年9月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本都市計画学会 共著
<p>本研究は、高経年郊外戸建て住宅地を対象に、その住宅地における子育てや子どもの環境について保護者及び子ども自身による評価を把握した上で、生活(特に習い事)と遊びに着目してその実態を明らかすることを目的とする。小学生とその保護者を対象として実施したアンケート調査の結果から、子どもは広い公園で遊んでおり、地区内で使われていない公園があることなどを把握した。また、多くの子どもが習い事をしているが、習い事の場所は住宅地内だけでなく、市内外に広がっており、習い事の場所までは殆どの場合で保護者が車で送迎していることがわかった。</p>
-
空き家のリノベーションの過程及びその後の利活用がソーシャル・キャピタル形成に与える影響
官 尋, 新 雄太, 矢吹 剣一, 後藤 智香子, 吉村 有司, 小泉 秀樹
都市計画論文集 59 ( 1 ) 27 - 35 2024年4月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本都市計画学会 共著
<p>空き家増加が進む中で、その利活用によるコミュニティ再生が必要とされている。一方で、コミュニティ希薄化や崩壊の裏には、ソーシャル・キャピタル(SC)の減少が深く関わり、豊かなコミュニティ形成にはSCの醸成が重要とされる。空き家の利活用によるコミュニティ再生につなげるためには、その利活用がSC形成に与える影響を明らかにする必要があると考え、本研究では①影響を与える要素は何か、②どのようにSC形成に影響するのかに着目した。アンケート結果から、空き家のリノベーション過程で、建物の維持管理の仕方やその大変さ、引き継ぐことの責任の重大さを学ぶことがSC形成に影響する可能性が示唆された。また、設計者や所有者、仲介人とのやりとりがSC形成に影響を与える可能性が確認され、インタビューの結果、これらが規範の伝達や信頼の伝播につながることがわかった。特に、建物をリノベーションして利活用することは、SC形成において「①規範伝達の媒介②規範の体現③意思表明④共通接点の提供」の役割を果たすことが考察された。</p>
-
市民緑地契約制度を用いた緑地における維持管理主体の拡充に関する研究
高井 優紀, 野原 卓, 矢吹 剣一, 尹 莊植
都市計画論文集 59 ( 3 ) 1131 - 1138 2024年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本都市計画学会 共著
<p>市民緑地の設置推進のためには、地域住民による維持管理などの効果的な管理手法の確立が重要である。しかし、行政側の意向に対し十分実現しておらず、担い手の確保にも課題があることが明らかになっている。 本研究では、管理の担い手を増やすための施策を実施した練馬区の市民緑地を対象に、施策と、維持管理団体の活動の実態を分析し、市民緑地における担い手の拡充を図るための効果的な方策と現状の課題を明らかにすることを目的して、自治体、及び維持管理団体へのヒアリング調査を実施した。その結果、従来は近隣住民や、緑保全活動に興味がある人々が維持管理を担っていたが、区と外郭団体が幅広く募集を実施した結果、従来の担い手とは異なる若い世代を中心とした団体が、多様な目的を持って維持管理活動に参加し始めたことが分かった。団体数の増加に伴い、自治体は、団体支援ガイドラインの作成や、団体育成の段階制導入等、人手の制約がある中で工夫して支援を実施していた。</p>
-
松本 望実, 野原 卓, 矢吹 剣一, 尹 莊植
都市計画論文集 59 ( 3 ) 651 - 658 2024年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本都市計画学会 共著
<p>鎌倉市佐助地域は第一種低層住居専用地域が指定されている住宅地でありながら、周辺の歴史資源・観光資源への来訪客の増加を背景として多種の非住宅系用途の建築物が見られる。それらはいずれも所有者や地域のアイデンティティが活かされた形態であり、特に近年はその数や用途種が増加傾向であった。これらの多くは2階建て兼用住宅の1階部分に設けられており、建物外観については、建物内に非住宅系用途が含まれていることの判別が難しく住宅に類似した形態と、反対に判別が容易であり地域に開かれている形態の双方が存在した。また佐助地域では地区計画等が定められていないが、目立った近隣トラブル等は見られなかった。その要因としては、所有者自身が地域の居住者としての立場から、運営形態や建物形態に関して自主的にコントロールを行っているためだと考えられる。第一種低層住居専用地域においては、非住宅系用途を含む建築物の形態を基本的に兼用住宅とする建築基準法上の規定により、自ずと所有者(兼居住者)と地域との関係性の構築が重要となるが、将来的にはそのような関係性が、「良好な住居の環境」と「用途の多様性」との両立に寄与するという可能性がある。</p>
-
商業系用途地域面積の縮小に関する取り組み状況と今後の方針
中野 卓, 宋 俊煥, 矢吹 剣一, 宮下 貴裕
都市計画論文集 58 ( 1 ) 90 - 100 2023年4月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本都市計画学会 共著
<p>都市機能の集約化に向けて、特に人口減少自治体では、市街地の縮小を前提とした土地利用規制・誘導が求められている。本論では、将来的なまちの賑わいの維持に向けた土地利用規制の運用方法の検討の為、商業系用途地域面積の縮小事例に着目し、全国1,177自治体における見直し実績と、都市計画マスタープランに示された今後の見直し方針を分析した。調査の結果、以下の点が明らかになった。第1に、商業需要が減少傾向にある現在においても商業系用途地域面積は拡大を続けている。第2に、商業系地域面積を5ha以上縮小した実績が15自治体で確認され、見直し時に用途規制・形態規制を据え置く等の既存不適格建築物への対応が確認された。第3に、商業系地域の将来的な縮小を計画している例は10自治体のみ確認された一方、フレーム方式による将来の商業系土地利用需要推計を行う例が82自治体で確認された。以上の知見を踏まえ、今後の適正なゾーニングの運用に向けた論点と都市計画技法を最後に整理した。</p>
総説・解説記事等 【 表示 / 非表示 】
受賞 【 表示 / 非表示 】
-
第5回 博士論文賞
2020年06月 住総研
受賞者:矢吹剣一 -
都市住宅学会賞研究奨励賞
2019年10月 都市住宅学会
受賞者:矢吹剣一 -
第17回 2019年度 研究・実践選奨 奨励賞
2019年06月 住総研
受賞者:矢吹剣一・黒瀬武史 -
論文奨励賞
2019年04月 日本都市計画学会
受賞者:矢吹剣一 -
湯浅賞(研究奨励賞/博士論文部門)
2018年11月 日本不動産学会
受賞者:矢吹剣一
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
都市の趨勢に応じたダウンゾーニング技術の体系化
研究課題/領域番号:24K17414 2024年4月 - 2027年3月
若手研究
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
-
人口減少に対応したダウンゾーニングの合意形成と計画技術
研究課題/領域番号:19K15166 2019年4月 - 2023年3月
若手研究
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
-
戦略と戦術を往来するアジャイル(応答)型都市デザインマネジメント手法の構築
研究課題/領域番号:23H01581 2023年4月 - 2026年3月
基盤研究(B)
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
-
人口減少都市のアーバンデザイン手法の体系化と空き不動産の選択的再生に関する研究
研究課題/領域番号:22K04455 2022年4月 - 2025年3月
基盤研究(C)
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
-
人口減少・生活様式の変化に対応した商業地域の再編手法
研究課題/領域番号:22K04504 2022年4月 - 2025年3月
基盤研究(C)
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
その他競争的資金獲得・外部資金受入状況 【 表示 / 非表示 】
-
人口減少都市シンポジウム2023
2023年4月 - 2024年3月
民間財団等 国際研究集会援助
担当区分:研究代表者
研究発表 【 表示 / 非表示 】
-
市町村間の移動に着目した生活圏域の広がりに関する研究-沼津市と三島市を中心とする雇用圏を対象として-
三吉康太、高見沢実、野原卓、矢吹剣一、尹莊植
日本建築学会大会(近畿) 2023年9月 日本建築学会
開催年月日: 2023年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
歩行者利便増進道路制度における利便増進誘導区域の指定位置とその要因に関する研究
中能泰知、高見沢実、野原卓、矢吹剣一、尹莊植
日本建築学会大会(近畿) 2023年9月 日本建築学会
開催年月日: 2023年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
市民による低未利用地の活用の持続要因に関する研究 -千葉県柏市カシニワ制度を対象として-
安井健吾、高見沢実、野原卓、矢吹剣一、尹莊植
日本建築学会大会(近畿) 2023年9月 日本建築学会
開催年月日: 2023年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
英国のHistoric Landscape Characterisation の考察による歴史的経緯を含む景観特性の特定方法の形成に関する研究
田中遼太郎、高見沢実、野原卓、矢吹剣一、尹莊植
日本建築学会大会(近畿) 2023年9月 日本建築学会
開催年月日: 2023年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
まちあるきを通した地域資源の認知および地域評価の変化が地域愛着に与える影響に関する研究 -藤沢市片瀬地区の住民を対象として-
小林夏月、高見沢実、野原卓、矢吹剣一、尹莊植
日本建築学会大会(近畿) 2023年9月 日本建築学会
開催年月日: 2023年9月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
-
2024年度 地域創造論
大学院都市イノベーション学府
-
2024年度 都市イノベーションと課題発見Ⅱ
大学院都市イノベーション学府
-
2024年度 都市イノベーションと課題発見Ⅰ
大学院都市イノベーション学府
-
2024年度 都市マネジメント
大学院都市イノベーション学府
-
2024年度 インターンシップ(都市イノベーションと起業)
大学院都市イノベーション学府
委員歴 【 表示 / 非表示 】
-
日本建築学会論文集委員会 委員
2024年04月 - 現在
委員区分:学協会
-
日本建築学会空き地から構想する都市戦略小委員会 委員
2023年04月 - 現在
委員区分:学協会
-
横浜市土地利用審査会 委員
2023年03月 - 現在
委員区分:自治体
-
坂井市 歴史まちづくり推進協議会 委員
2022年10月 - 2024年3月
委員区分:自治体
-
日本建築学会技術報告集委員会 委員
2022年06月 - 2024年5月
委員区分:学協会
社会活動(公開講座等) 【 表示 / 非表示 】
-
YNUアーバニストスクールプログラム2023
役割:講師, 運営参加・支援
横浜国立大学大学院都市イノベーション学府・研究院 2023年10月 - 2023年12月
学内活動 【 表示 / 非表示 】
-
2024年04月-現在地域連携推進機構 専門ワーキンググループ 委員 (部局内委員会)
-
2024年04月-現在先進実践学環 企画調整会議 委員 (部局内委員会)
-
2024年04月-現在先進実践学環 広報委員会 委員 (部局内委員会)
-
2023年05月-現在地域実践教育研究センター運営委員会 委員 (部局内委員会)
-
2023年04月-現在都市科学部 学部長補佐 (部局内委員会)